【歌詞和訳】Sam Cooke – Wonderful World

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歌詞&翻訳

Don’t know much about history
歴史のことはよく知らないし
Don’t know much biology
生物もよくわからないし
Don’t know much about a science book
科学の本のこともあまり知らないし
Don’t know much about the French I took
習ったフランス語もあまり覚えてない

But I do know that I love you
でも君を愛してることはわかってるんだ
And I know that if you love me too
君も僕を愛してくれるなら
What a wonderful world this would be
どんなに素晴らしい世界になるだろう

Don’t know much about geography
地理のことはよく知らないし
Don’t know much trigonometry
三角法もよくわからないし
Don’t know much about algebra
代数も苦手だし
Don’t know what a slide rule is for
計算尺が何のためのものかも知らない

But I do know one and one is two
でも1たす1が2になることはわかるんだ
And if this one could be with you
もしこの1が君と一緒になれたら
What a wonderful world this would be
どんなに素晴らしい世界になるだろう

Now I don’t claim to be an ‘A’ student
優等生だなんて言えないけれど
But I’m trying to be
頑張ってるんだ
For maybe by being an ‘A’ student, baby
もし優等生になれたなら
I can win your love for me
君の愛を勝ち取れるかもしれない

Don’t know much about history
歴史のことはよく知らないし
Don’t know much biology
生物もよくわからないし
Don’t know much about a science book
科学の本のこともあまり知らないし
Don’t know much about the French I took
習ったフランス語もあまり覚えてない

But I do know that I love you
でも君を愛してることはわかってるんだ
And I know that if you love me too
君も僕を愛してくれるなら
What a wonderful world this would be
どんなに素晴らしい世界になるだろう

History
歴史
Biology
生物
Science book
科学の本
French I took, yeah
習ったフランス語、そう

But I do know that I love you
でも君を愛してることはわかってるんだ
And I know that if you love me too
君も僕を愛してくれるなら
What a wonderful world this would be
どんなに素晴らしい世界になるだろう

曲情報

 「Wonderful World」(「What A Wonderful World」と表記されることもある、邦題:ワンダフル・ワールド)は、アメリカのシンガーソングライター、サム・クックの楽曲である。1960年4月14日にKeen Recordsからリリースされた。前年の1959年3月、クックがKeenで最後に行ったレコーディング・セッションの際、即興的に録音された。1960年にクックがRCAビクターと契約した後、本作は未発表のままとなっていたが、Keenが競争的にシングルとしてリリースした。

 本作は主にソングライティングチームのルー・アドラーとハーブ・アルパートによって作曲されたが、クックが歌詞を修正し、教育をテーマに盛り込んだ。

 「Wonderful World」はクックがRCAで初期にリリースしたシングルの中でも特に成功を収め、「You Send Me」(1957年)以来の大ヒットとなった。Billboard Hot 100では最高12位を記録し、Billboard Hot R&B Sidesチャートでは2位に達した。

 1965年には、ハーマンズ・ハーミッツによるカバーがカナダで1位、アメリカで4位、イギリスで7位を記録した。1978年にはアート・ガーファンクル、ジェームス・テイラー、ポール・サイモンによるリメイク版がリリースされ、最高17位を記録した。また、サム・クックのオリジナル版は1978年の映画『アニマル・ハウス』で使用され、さらに認知度を高めた。1986年にイギリスで再発売されると、UKシングルチャートで2位まで上昇し、ゴールドディスクを獲得した(1960年の初リリース時は最高27位)。この再ヒットは、映画『刑事ジョン・ブック 目撃者』(1985年)やリーバイス501のテレビCMでの使用による影響が大きいとされている。

背景

 ルー・アドラーとハーブ・アルパートは、「知識や教育は感情を決定づけるものではないが、愛が世界を素晴らしい場所にできる」というテーマで本作を作曲した。アドラー自身は本作をあまり真剣に捉えていなかったが、クックはこの曲を気に入っていた。「彼は『あの曲はどうなった?』と何度も聞いてきた」とアドラーは回想している。クックは曲を学校教育をテーマとしたものにしたいと考え、歌詞を修正した上で、1959年3月2日のレコーディング・セッションで録音を行った。これは彼がビリー・ホリデーのトリビュート・アルバム『Tribute to the Lady』を完成させたわずか5日後のことであった。作詞のクレジットは、クックの妻の旧姓であるバーバラ・キャンベル名義となっている。キャンベル名義は、クックのヒット曲「Only Sixteen」や「Everybody Loves to Cha Cha Cha」にも使用されている。

 このセッションの主な目的は、クックが作曲した3曲を録音することだった。編曲者やオーケストラはおらず、参加メンバーはクックのほか、ギタリストのクリフ・ホワイト、ベーシストのアドルファス・オルスブルック、10代のドラマー、ロニー・セリコ、そしてクックの伝記作家ピーター・グラルニックによると、ピルグリム・トラベラーズのメンバーであるJ.W. アレクサンダー、ルー・ロウルズ、ジョージ・マカーン(愛称「ウーピー」)だったとされている。

 クックがこの曲を演奏する映像は現存しておらず、1986年にはABKCOの社長アレン・クラインが、クックのパフォーマンス映像を発見した者に1万ドルの報奨金を提供すると発表した。

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