【歌詞和訳】The Weeknd – Hurry Up Tomorrow

動画

歌詞&翻訳

Whoa, (whoa) whoa (whoa)
Whoa, whoa, (whoa)

Wash me with your fire
君の炎で僕を清めて
Who else has to pay for my sins?
僕の罪を誰が償えばいいんだろう
My love’s fabricated, it’s too late to save it
僕の愛は偽物でもう救えない
Now I’m ready for the end
だから僕は終わりを受け入れる準備ができてる
So burn me with your light
君の光で僕を焼き尽くして
I have no more fights left to win
もう勝ち取る戦いなんて残ってない
Tie me up to face it, I can’t run away, and
僕を縛りつけて、終わりと向き合わせてくれ、だってもう逃げられないから
I’ll accept that it’s the end
これが終わりなんだって受け入れるよ

And I hope that I find what I’m looking for
探してたものが見つかるといいな
I hope someone’s watching from up above
誰かが空の上から見守ってくれてたらいいな
Done with the lies, done with the loss
もう嘘はたくさんだ 何かを失うことも
Hope my confession is enough
この告白で救われるといいな

So I see heaven after life
だから僕は死んだあとに天国を見るんだ
I want heaven, when I die
死ぬときは天国に行きたい
I want to change, I want the pain
変わりたい 痛みも受け止めたい
No more, yeah
もう嫌なんだ

I took so much more than their lies
あいつらの嘘なんて比じゃないほど、僕は多くの傷を抱えた
They took a piece of me, and I’ve been trying
あいつらは僕の一部を奪っていった そして僕は
To fill that void that my father left
父さんが残した空白を埋めようとしてきた
So no one else abandons me
もう誰にも僕を見捨ててほしくない
I’m sorry
ごめんね
I promise I’m sorry
本当にごめんね
Yeah, now I’m drowning in the same tub
うん、今の僕は溺れてる
Where I learned how to swim
泳ぎ方を覚えた、あの浴槽の中で
With my mother trying to save every ounce of my innocence
母さんは僕の無垢を少しでも守ろうとしてた
I failed her like I failed myself
僕は彼女を裏切った 僕自身を裏切ったのと同じように
I’m sorry
ごめんね
Mama, I’m sorry
母さん、ごめんね
Oh, yeah
ああ

And I hope that I find what I’m looking for (looking for)
探してたものが見つかるといいな(見つかるといいな)
I hope that he’s watching from up above (up above)
彼が空の上から見守ってくれてたらいいな(上から)
Done with the lies, done with the loss
もう嘘はたくさんだ 何かを失うことも
Hope this confession is enough
この告白で救われるといいな

So I see heaven after life
だから僕は死んだあとに天国を見るんだ
I want heaven, when I die
死ぬときは天国に行きたい
I want to change, I want the pain
変わりたい 痛みも受け止めたい
No more, oh, yeah
もう嫌なんだ、ああ
No, I need heaven after life
ううん、僕には死んだあとに天国が必要なんだ
I want heaven, when I die
死ぬときは天国に行きたい
I want to change, I want the pain
変わりたい 痛みも受け止めたい
No more, no more
もうたくさんだ
No more, ah, ah
もうたくさんなんだ、ああ、ああ
Ah, ah
ああ、ああ

曲情報

 「Hurry Up Tomorrow(ハリー・アップ・トゥモロー)」は、カナダのシンガーソングライター、ザ・ウィークエンドの6作目のスタジオ・アルバムである。XOとリパブリック・レコードから2025年1月31日にリリースされた。また、同名の映画のサウンドトラックとしても機能している。標準版のアルバムにはアニッタ、ジャスティス、トラヴィス・スコット、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、フューチャー、プレイボーイ・カーティ、ジョルジオ・モロダー、ラナ・デル・レイがゲスト参加しており、ボーナスエディションではスウェディッシュ・ハウス・マフィアも加わっている。プロデュースは主にザ・ウィークエンド自身と、Cirkut、DaHeala、マックス・マーティン、マイク・ディーン、メトロ・ブーミン、Prince85、OPNといったおなじみのコラボレーターが担当し、他のプロデューサーも加わっている。

 『Hurry Up Tomorrow』は主にR&B、シンセポップ、トラップを基調としており、ブラジリアン・ファンクやヒップホップといったさまざまなジャンルを取り入れている。このアルバムは、『After Hours』(2020年)と『Dawn FM』(2022年)に続く三部作の最終章とされている。ザ・ウィークエンドは『Hurry Up Tomorrow』が自身のステージネームとしての最後のアルバムになる可能性があることを示唆しており、2022年のツアー中に声を失ったことが制作のインスピレーションの一因となっている。

 『Hurry Up Tomorrow』は、アメリカ国内で初週49万500ユニットのアルバム相当売上を記録し、「ビルボード200」チャートで初登場1位を獲得した。これはザ・ウィークエンドにとって5作目の全米1位アルバムとなった。国際的にも、カナダ、フランス、ノルウェー、ベルギー、オーストラリア、イギリス、ニュージーランドなど16か国でチャート1位を記録した。批評家からは本作のプロダクション、歌詞、ボーカルパフォーマンスが称賛され、三部作とザ・ウィークエンドのオルターエゴの「力強い終幕」と評する声もあった。

背景

 2020年3月25日、ザ・ウィークエンドはInstagramのライブ配信で未発表曲5曲を披露した。その一部は5日前にリリースされた『After Hours』用に制作されたとされている。「Nothing Compares」「Missed You」「Final Lullaby」はアルバムのデラックス版に追加収録されたが、「Take Me Back to LA」と「The Abyss」(当初は「Regular」または「Hold My Heart」とも呼ばれていた)は『After Hours』にも次作『Dawn FM』にも収録されなかった。

 2022年1月10日、『Dawn FM』のリリースから3日後にザ・ウィークエンドは「I wonder… did you know you’re experiencing a new trilogy?(きみは今、新たな三部作を体験していると気づいていた?)」とツイートし、続編アルバムの存在を示唆した。これは2012年のコンピレーション・アルバム『Trilogy』を彷彿とさせるものであり、『House of Balloons』『Thursday』『Echoes of Silence』の3つのミックステープのリミックスまたはリマスターを収めた作品だった。

 『Hurry Up Tomorrow』の制作は2022年の『Dawn FM』リリース後すぐに始まったとされている。2023年1月、ザ・ウィークエンドはレコーディングを行っていることを認め、「確かにインスピレーションを得ている」と語った。2022年9月3日、ノースアメリカン・ツアーの最終公演日として予定されていたイングルウッドのSoFiスタジアムでの公演中に、彼は声を失いパフォーマンスを中断した。振替公演は11月26日に行われ、翌日にも追加公演が行われた。この出来事について、ザ・ウィークエンドは『After Hours til Dawn Tour』とテレビドラマ『The Idol』とのスケジュールの衝突による疲労が原因であったと後に述べている。

 このアルバムはリリース直前まで制作が続けられた。2025年1月の『Variety』誌のインタビューでザ・ウィークエンドは、「2022年9月の時点でアルバムの大半は完成していたが、ツアーでのアクシデントによってアルバムと映画の両方が“作り直し”になった」と明かした。また、この事件はステージネームを捨てるという決断にも影響を与えた。

「このアルバムは、おそらくザ・ウィークエンドとしての最後の大仕事だ。これは僕がやらなければならないことなんだ。ザ・ウィークエンドとして、僕は語れることをすべて語ったと思う。これからも音楽は作るかもしれない、エイベルとして、あるいはザ・ウィークエンドとして。でもザ・ウィークエンドという存在を“殺したい”んだ。そして、それは実現するだろう。僕はその殻を脱ぎ捨てて、新たに生まれ変わろうとしているんだ」

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