【歌詞和訳】The Beatles – Can’t Buy Me Love

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Can’t buy me love, love
愛はお金じゃ買えない、愛は
Can’t buy me love
愛はお金じゃ買えない

I’ll buy you a diamond ring, my friend
ダイヤの指輪を買ってあげるよ、君のために
If it makes you feel alright
それで気分が良くなるならね
I’ll get you anything, my friend
何でも手に入れてあげるよ、君のために
If it makes you feel alright
それで気分が良くなるならね
‘Cause I don’t care too much for money
だってお金のことなんてどうでもいいんだ
Money can’t buy me love
お金じゃ愛は買えないからね

I’ll give you all I’ve got to give
持ってるものは全部あげるよ
If you say you love me, too
君も僕を愛してるって言ってくれるなら
I may not have a lot to give
たくさんは持ってないけど
But what I got, I’ll give to you
持ってるものは全部あげるよ
I don’t care too much for money
僕はお金のことなんて気にしてないんだ
Money can’t buy me love
お金じゃ愛は買えないからね

Can’t buy me love, everybody tells me so
愛はお金じゃ買えない、みんなそう言うんだ
Can’t buy me love, no-no-no, no!
愛はお金じゃ買えない、無理無理、無理だよ!

Say you don’t need no diamond rings
ダイヤの指輪なんていらないって言ってくれよ
And I’ll be satisfied
それで僕は満たされるから
Tell me that you want the kind of things
That money just can’t buy
お金じゃ買えないようなものが欲しいって言ってよ
I don’t care too much for money
僕はお金のことなんて気にしてないんだ
Money can’t buy me love
お金じゃ愛は買えないからね
Ow!
アウ!

Buy me love, everybody tells me so
愛はお金じゃ買えない、みんなそう言うんだ
Can’t buy me love, no-no-no, no!
愛はお金じゃ買えない、無理無理、無理だよ!

Say you don’t need no diamond rings
ダイヤの指輪なんていらないって言ってくれよ
And I’ll be satisfied
それで僕は満たされるから
Tell me that you want the kind of things
That money just can’t buy
お金じゃ買えないようなものが欲しいって言ってよ
I don’t care too much for money
僕はお金のことなんて気にしてないんだ
Money can’t buy me love
お金じゃ愛は買えないからね

Can’t buy me love, love
愛はお金じゃ買えない、愛は
Can’t buy me love
愛はお金じゃ買えない

曲情報

 「Can’t Buy Me Love」(キャント・バイ・ミー・ラヴ)は、イギリスのロックバンド、ビートルズの曲。シングルのAサイドとして、1964年3月に発表された。作詞作曲はポール・マッカートニーによるもので、レノン・マッカートニー名等でクレジットされている。この曲はアルバム『A Hard Day’s Night』に参加し、同名映画の中でも使用された。シングルはイギリス、アメリカ、オーストラリア、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、オランダ、フランス、スウェーデンなどのチャートで順位1位を獲得した。イギリスにおいては1960年代で第4位の売上を記録した。

作曲

 ビートルズはパリのジョージVホテルに泊まっていた際、スイート内に立てたアップライトピアノを用意して、曲作を続けられるようにした。このピアノでマッカートニーが「Can’t Buy Me Love」を書いたとされる。前作「I Want to Hold Your Hand」がアメリカで大ヒットになったことのプレッシャーもあった。プロデューサーのジョージ・マーチンは、初めてこの曲を聴いたとき、開始と終わりにタグが必要だと感じ、サビの初めの2行を書き換えて一線で結びつける方式を提案した。

 この曲は12幅ブルース構造のバースを持ち、ビートルズのオリジナル曲としてはまれなパターンである。

 書かれた意図については、「Can’t Buy Me Love」は「買うことのできない愛」を語った曲で、マッカートニーは「物資や名声は真に欲しいものを買えない」というメッセージを持ち込んでいると説明した。ただし後に「Can Buy Me Love (愛も買える)だったかも」とも笑い添えている。

録音

 録音は1964年1月29日、パリのEMIパテ・マルコーニ・スタジオにて行われた。この頃、ビートルズは同地でオリンピア劇場の公演を18日間行っていた。レコードは予定より早く終わり、近日作られた「Can’t Buy Me Love」のバッキングトラックを録音する時間が確保された。当初はコーラスにコーラスのハーモニーをあわせていたが、聴き返して見た結果、それらを掛けない方が良いとして抵御された。これによって「Can’t Buy Me Love」はビートルズのシングルとしては初めてバックグラウンド・ハーモニーなしの曲となった。

 マッカートニーの最終ボーカルは、1964年2月25日、ロンドのEMIスタジオでなされた。その際、ジョージ・ハーリスンのギターソロも修正録音されたが、元のソロも微笑と聞こえる。

発売

 「Can’t Buy Me Love」は、シングル「You Can’t Do That」をBサイドとして3月16日にアメリカで、4月20日にイギリスで発売された。アメリカではBillboard Hot 100で続けて五週間首位を獲得し、以下の記録を達成した。

  • Billboardで首位に転ずる最大のジャンプ(27位から1位)
  • 3曲連続の首位曲
  • 1964年4月4日のチャートでは上位5曲をビートルズが犯佔
  • Billboard Hot 100で同時に14曲もランクイン

 イギリスでは4曲目の首位を獲得し、総売上は153万枚を超えた。

 この曲は後にも複数のベストアルバムやコンピレーションに続々組み込まれており、『1962–1966』『Reel Music』『1』などで再発売された。Rolling Stoneは2010年の「全時代最高の500曲」でこの曲を295位に選んだ。

 2015年7月にはPETAのCMで曲が使用され、マッカートニーは2022年のツアー「Got Back」の開幕曲としてこの曲を演奏した。

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