動画
ミュージックビデオ
オーディオ
歌詞&翻訳
Revvin’ up your engine
エンジンを吹かして
Listen to her howlin’ roar
彼女のうなり声を聞け
Metal under tension
ピンと張り詰めて漲っている金属が
Beggin’ you to touch and go
君にタッチ&ゴーをせがんでる
Highway to the danger zone
デンジャー・ゾーンへのハイウェイ
Ride into the danger zone
デンジャー・ゾーンへ突っ込め
Headin’ into twilight
黄昏へ向かって
Spreadin’ out her wings tonight
今夜、翼を広げてる
She got you jumpin’ off the deck
君を甲板から離陸させ
And shovin’ into overdrive
一気にトップギアまで加速する
Highway to the danger zone
デンジャー・ゾーンへのハイウェイ
I’ll take you right into the danger zone
君をまっすぐデンジャー・ゾーンに連れてく
You’ll never say hello to you
本当の自分に出会うことなんてできないさ
Until you get it on the red line overload
過負荷がかかるレッドラインを超えるまでは
You’ll never know what you can do
自分の限界がわかるはずもないさ
Until you get it up as high as you can go
最高まで引き上げるまでは
Oh, yeah
ああ、そうさ
Out along the edges
限界スレスレを攻め続けてる
Always where I burn to be
いつだってそこが俺の居場所
(The further on the edge) The further on the edge
(限界点に近づけば近づくほど)限界点に近づけば近づくほど
(The hotter the intensity) The hotter the intensity
(熱はさらに高まる)熱はさらに高まる
Highway to the danger zone
デンジャー・ゾーンへのハイウェイ
Gonna take it right into the danger zone
まっすぐデンジャー・ゾーンへ連れてく
Highway to the danger zone
デンジャー・ゾーンへのハイウェイ
Ride into the danger zone
デンジャー・ゾーンへ突っ込め
Highway to the danger zone
デンジャー・ゾーンへのハイウェイ
Gonna take it right into the danger zone
まっすぐデンジャー・ゾーンへ連れてく
Highway to the danger zone
デンジャー・ゾーンへのハイウェイ
Ride into the danger zone
デンジャー・ゾーンへ突っ込め
Highway to the danger zone
デンジャー・ゾーンへのハイウェイ
Gonna take it right into the danger zone
まっすぐデンジャー・ゾーンへ連れてく
Highway to the danger zone
デンジャー・ゾーンへのハイウェイ
Ride into the danger zone
デンジャー・ゾーンへ突っ込め
Highway to the danger zone
デンジャー・ゾーンへのハイウェイ
Gonna take it right into the danger zone…
まっすぐデンジャー・ゾーンへ連れてく…
曲情報
「Danger Zone」(デンジャー・ゾーン)は、アメリカのシンガーソングライター、ケニー・ロギンスが1986年に録音した楽曲で、音楽はジョルジオ・モロダー、歌詞はトム・ウィットロックによって書かれた。1986年のアメリカ映画『トップガン』のサウンドトラックに収録されたヒット曲のひとつであり、サウンドトラックはその年最も売れた作品となった。また、史上最も売れたサウンドトラックのひとつでもある。AllMusicは本作を「80年代半ばの決定的なアーティファクト」と評し、アルバム収録のヒット曲群が「当時のポップチャートを支配した爆発的かつメロドラマチックなサウンドを象徴している」と述べている。この楽曲は2022年の続編映画『トップガン マーヴェリック』およびそのサウンドトラックにも、オリジナル音源のまま使用されている。
背景
プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとドン・シンプソン、音楽監修のマイケル・ディルベックは、映画『トップガン』のオープニングシーンに合う楽曲を選ぶため、300曲以上を検討したが、満足のいく結果が得られなかった。そこでブラッカイマーがサウンドトラックの制作を担当していたジョルジオ・モロダーに新曲の作曲を依頼。モロダーはトム・ウィットロックと共に「Danger Zone」を制作し、ジョー・ピズーロが仮歌を吹き込んだ。これを聴いた映画製作陣が承認し、配給元のコロムビア・レコードが、自社と契約しているアーティストによる正式な録音を要請した。なお、ピズーロのデモバージョンは1987年のテレビ映画『Cracked Up』の一部でも使用された。
当初、この曲はバンドTotoに提供される予定だったが、映画側との契約上のトラブルにより実現しなかった。スティーヴ・ルカサーによると、Totoのバージョンではボーカルのみジョセフ・ウィリアムズのものを使用すると伝えられたが、バンド側がそれを拒否し、辞退に至ったという。2022年のAXS TVでのインタビューにて、ケニー・ロギンスは、最初にこの曲の提供を受けたのはジェファーソン・スターシップだったが、最終的にこのバンドも辞退したと明かしている。
また、コリー・ハートにもオファーがあったが、自身の楽曲を優先するため辞退。REOスピードワゴンのケヴィン・クローニンも、高音すぎて歌えないとの理由で断ったとされる。
最終的に製作陣はロギンスにこの曲を打診し、ロギンスは「ほぼ即決」で受けたと回想している。ウィットロックがロギンスにコンタクトを取った後、ロギンスは即興的な要素も加えて録音し、シングルはビルボード・ホット100で最高2位を記録した。首位はピーター・ガブリエルの「Sledgehammer」に阻まれたものの、「Danger Zone」は1984年の「Footloose」に次ぐ彼の代表的ヒット曲となった。2008年のインタビューでロギンスは「Danger Zoneは自分を象徴する曲ではない」と述べている。
2018年には、ロギンスが主演のトム・クルーズと『トップガン マーヴェリック』に向けた新バージョンの制作について話し合っていたが、最終的にはオリジナル音源がそのまま使用された。クルーズは、当時と同じ感情を呼び起こすためにオリジナルにこだわったとされている。
作曲
「Danger Zone」は変ホ短調で書かれ、4/4拍子、テンポ157BPMの高速な楽曲である。
概要
1980年代のハードロックバンド「Giant」のギタリストであるダン・ハフがギターを担当し、ベースラインはYamaha DX7シンセサイザーで演奏された。終盤にはテナーサックスも加わる。
この曲は1986年7月にビルボード・ホット100で1週間だけ2位を記録した。
ミュージック・ビデオ
1986年5月、シングル発売に合わせてミュージックビデオが公開された。監督は映画『トップガン』と同じくトニー・スコットが務め、ロギンスの歌唱シーンと映画本編の映像を組み合わせた構成となっている。
歌詞の意味
彼女のうなり声?
Listen to her howlin’ roar
彼女のうなり声を聞け
この部分はマシンを擬人化している。うなり声はエンジン音、もしくは排気音。
タッチ&ゴーとは?
Metal under tension
ピンと張り詰めて漲っている金属が
Beggin’ you to touch and go
君にタッチ&ゴーをせがんでる
「Metal under tension」は「Top Gun」の文脈では出撃に備えて爆発寸前のテンションにある機体のこと。
「touch and go(タッチ&ゴー)」は本来、航空用語で、滑走路で一瞬だけ着陸し、すぐにまた離陸する訓練飛行を意味するが、ここでは比喩的に「一瞬で勝負を決めること」「すぐに飛び立つこと」というニュアンスで使われている。つまり戦闘機が操縦士に早く出撃してくれと訴えかけているような擬人化された描写になっている。
red line(レッドライン)とは?
You’ll never say hello to you
本当の自分に出会うことなんてできないさ
Until you get it on the red line overload
過負荷がかかるレッドラインを超えるまでは
red line(レッドライン)はスピードメーターのNever Exceed Speed(超過禁止速度)のラインのこと。

danger zone(デンジャー・ゾーン)とは?
「danger(デンジャー)」=「危険な」
「zone(ゾーン)」=「領域」