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歌詞&翻訳
Only you can make, oh, this world seem right
君だけだよ この世界がちゃんとした場所だって思わせてくれるのは
Only you can make the darkness bright
君だけだよ 闇を明るくできるのは
Only you and you alone can thrill me like you do
君だけだよ こんなにも僕をときめかせることができる人は
And fill my heart with love for only you
そして僕の心を満たすんだ 君への愛だけで
Oh-only you can make, oh, this change in me
ああ、君だけなんだ、ああ、こんなふうに僕を変えてしまうのは
For it’s true, you are my destiny
だって本当なんだ 君は僕の運命の人だよ
When you hold my hand, I understand the magic that you do
君が僕の手を握るとき 君の魔法のような力を感じるんだ
You’re my dream come true, my one and only you
君は僕の夢そのもの かけがえのない存在
Oh-oh, only you can make, oh, this change in me
ああ、君だけなんだ、ああ、こんなふうに僕を変えてしまうのは
For it’s true, you are my destiny
だって本当なんだ 君は僕の運命の人だよ
When you hold my hand, I understand the magic that you do
君が僕の手を握るとき 君の魔法のような力を感じるんだ
You’re my dream come true, my one and only you
君は僕の夢そのもの かけがえのない存在
(One and only you)
(かけがえのない存在)
曲情報
「Only You (And You Alone)」(通称「Only You」)は、プラターズのマネージャーであるバック・ラムが作曲したドゥーワップの楽曲で、プラターズがアメリカ、イギリス、ベルギーでヒットさせたことで広く知られるようになった。プラターズでのリードボーカルはトニー・ウィリアムズ。
他にもルイ・アームストロング、ヒルトッパーズ、フランク・プゥルセル、リンゴ・スターなどがカバーしており、アメリカのカントリーミュージック界ではトラヴィス・トリット、リーバ・マッケンタイア、ボビー・ハットフィールド、スタトラー・ブラザーズらがバージョンを発表している。イギリスでは、プラターズ、リンゴ・スター、チャイルド、俳優ジョン・アルフォードのバージョンが広く知られている。ノルウェーではシュタイン・インゲブリクセンがノルウェー語でカバーし、ベルギーではブレンダ・リーのバージョンがヒットした。
プラターズは、1954年5月20日にFederal Recordsで初めてこの曲を録音したが、当時は未発表に終わった。翌1955年、Mercury Recordsに移籍後、4月26日に再録音し、5月にリリースされたことで大ヒットを記録した。同年11月、Federal Recordsが未発表のバージョンをシングルとして発売したが(B面は「You Made Me Cry」)、販売は振るわなかった。
ベース歌手のハーブ・リードによると、曲の成功は偶然の産物だったという。「車の中で練習していたとき、車が急に揺れて、トニーが『O-oHHHH-nly you』と歌った。それが面白くて笑ったけど、その瞬間にこれはいけると思った」と語っている。バック・ラムも、トニー・ウィリアムズの声がリハーサル中に「裏返った」ものをそのまま採用したと説明している。この曲は、ラムがピアノ演奏に参加した唯一のプラターズの録音でもある。
この曲は米R&Bチャートで7週連続1位を獲得し、ビルボードTop 100では最高5位、通算30週間チャートに滞在した。同時期にヒルトッパーズもカバーをリリースしたが、プラターズ版の方が上回った。イギリスで「The Great Pretender」がリリースされる際には「Only You」がB面に収録され、1956年の映画『Rock Around the Clock』にも両曲ともに登場している。
1966年には、Musicor Recordsでやや長めの再録バージョンが録音され、『I Love You 1,000 Times』に収録された。
1955年版の録音は1999年にグラミーの殿堂入りを果たした。