【歌詞和訳】Iron Maiden – Prowler

音源

オーディオ

オーディオ(Prowler ’88)

歌詞&翻訳

Walking through the city,
街を歩き回って
looking oh so pretty,
めちゃくちゃキマってる
I’ve just got to find my way.
なんとか自分のやり方を見つけなきゃ
See the ladies flashing.
女の子たちが
All their legs and lashes.
脚やまつ毛を見せびらかしてるのが見える
I’ve just got to find my way.
どうにかうまく立ち回らなきゃ

Well you see me crawling
through the bushes
with it open wide.
茂みをかき分け、大きく開いて俺は這っていく
What you seeing girl?
何が見えるんだい、ガール?
Can’t you believe that feeling,
その感覚を信じられるか?
can’t you believe it
信じられるか?
Can’t you believe your eyes?
自分の目を信じられるか?
It’s the real thing girl.
これが本物なんだぜ、ガール

Got me feeling myself and reeling around,
気分が舞い上がって、フラフラ歩き回ってる
Got me talking but feel like walking around.
しゃべってるけど、気分はソワソワしてる

[ギターソロ]

Got me feeling myself and reeling a…
気分が舞い上がって、フラフラ歩き回って…
Got me talking but nothing’s with me…
しゃべってるけど、何も俺にはついてきちゃいない…
Got me feeling myself and reeling around.
気分が舞い上がって、フラフラ歩き回ってる

Walking through the city,
街を歩き回って
looking oh so pretty,
めちゃくちゃキマってる
I’ve just got to find my way.
なんとか自分のやり方を見つけなきゃ
See the ladies flashing.
女の子たちが
All their legs and lashes.
脚やまつ毛を見せびらかしてるのが見える
I’ve just got to find my way.
どうにかうまく立ち回らなきゃ

Well you see me crawling
through the bushes
with it open wide.
茂みをかき分け、大きく開いて俺は這っていく
What you seeing girl?
何が見えるんだい、ガール?
Can’t you believe that feeling,
その感覚を信じられるか?
can’t you believe it
信じられるか?
Can’t you believe your eyes?
自分の目を信じられるか?
It’s the real thing girl.
これが本物なんだぜ、ガール

Got me feeling myself and reeling around,
気分が舞い上がって、フラフラ歩き回ってる
Got me talking but feel like walking around.
しゃべってるけど、気分はソワソワしてる

曲情報

「Prowler」(プロウラー、邦題:プローラー)は、イングランドのヘヴィメタル・バンド、アイアン・メイデンのデビュー・スタジオ・アルバムに収録された楽曲。このアルバムは1980年4月11日にEMIレコードからイギリスで発売され、アメリカではハーヴェストとキャピトル・レコードからリリースされた。

「Prowler」はIron Maidenの最も初期の楽曲のひとつであり、彼らに大きな転機をもたらした曲でもある。1977年と1978年にライブで演奏され、最初のレコーディング・セッションでもデモとして録音された。このセッションは1978年12月30日と31日にケンブリッジのSpacewardというスタジオで行われたもので、大晦日近くは他に誰も録音を希望しなかったため、格安でスタジオを借りることができた。「Iron Maiden」「Strange World」「Invasion」とともに、彼らがデモテープとして仕上げた4曲のひとつが「Prowler」だった。

この4曲のうち、ツインギターのアタックを見せつける「Prowler」がDJニール・ケイの目に留まった。ケイはメタル曲のチャートを作成し、イギリスの音楽誌『Sounds』に掲載していた人物で、この曲をオンエアし、自身のチャートに載せた。そして1979年4月21日のチャートでは、「Prowler」は1位を獲得した。

これはバンドにとって大きな飛躍だったが、意外なことに彼らがレコード契約を得たのは数か月後、EMIと契約したときだった。1980年4月にセルフタイトルのデビューアルバムをリリースする頃には、すでにバンドは経験を積み、イギリス国内で大きなファン層を築いていた。そしてその評判通り、彼らはニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタルを代表する存在となった。

「Prowler」は、Iron Maidenのベーシストでありリーダーのスティーヴ・ハリスによって書かれた。当時のリードシンガーはポール・ディアノで、彼はしばしばハリスと衝突した。ディアノは2枚のアルバムを残して1981年にバンドを脱退し、後任としてブルース・ディッキンソンが加入した。

歌詞の意味

アイアン・メイデンは、デビューアルバムの1曲目「Prowler」で、かなりいかがわしい人物について歌っている。この男は茂みに潜み、女性たちをこそこそと見張っている。

初期のメイデンの曲に登場するキャラクターの多くは、社会に適応できていない者たちで、デビュー作には他にも「Charlotte the Harlot」(娼婦を題材にした曲)や「Iron Maiden」(男を処刑器具〈鉄の処女〉に誘い込む女を描いた曲)が収録されている。

looking oh so pretty

Walking through the city,
街を歩き回って
looking oh so pretty,
めちゃくちゃキマってる

冒頭の「looking oh so pretty」は直訳すると「とてもきれいに見える」「すごくイカして見える」となるが、話者自身のことを指して「俺がカッコよく歩いてる」とも、周囲(街や人々)が「きれいに見える」とも解釈できる。

bush のダブルミーニング

Well you see me crawling
through the bushes
with it open wide.
茂みをかき分け、大きく開いて俺は這っていく

bush」は俗語で「女性器」や「陰毛」の意味もあり、ここでは街で茂みをかき分け這う変態男と、実際に女をゲットして行為に及んでいる描写のダブルミーニングになっている。

error: Content is protected !!