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曲情報
「Saturday Night」(サタデー・ナイト)は、スコットランドのポップ・ロック・バンド、Bay City Rollers(ベイ・シティ・ローラーズ)によって録音された楽曲である。作詞・作曲はビル・マーティンとフィル・コールター、プロデュースも彼らが手がけた。
グループはこの曲を1973年に最初に録音し、6月に4枚目のシングルとしてリリース。当時のリードボーカルはゴードン “ノビー” クラークだった。しかし、このバージョンはチャート入りせずに終わる。その後、1974年のイギリス版アルバム『Rollin’』のために再録音され、クラークの後任であるレス・マッキューンがリードボーカルを担当。そして1975年の秋、アメリカでシングルとしてリリース された(イギリスではリリースされなかった)。このバージョンは1976年1月3日付のビルボード HOT 100で1位を獲得。これはアメリカ建国200周年の最初のナンバーワン曲となった。さらに、同年1月10日付のカナダRPMシングルチャートでも1位を記録。この楽曲はベイ・シティ・ローラーズにとってアメリカで唯一のナンバーワンヒットとなった。
また、2019年にはNetflixのドラマ『アンブレラ・アカデミー』で使用され再び注目を集めた。
歌詞の意味
この曲は土曜の夜を全力で楽しむワクワク感をそのまま詰め込んだパーティー・アンセム。ロックンロールで踊りまくって、好きな子と夜が終わるまで一緒に過ごす──ただそれだけの“最高の時間”を明るくストレートに歌っている。
内容は深くないが、そのぶん無邪気さと勢いが気持ちいいタイプの曲。土曜の夜の開放感そのもの。


