動画
歌詞&翻訳
Well, we all have a face
俺たち誰もがみんな、顔を持っている
That we hide away forever
永遠に隠してしまう顔を
And we take them out and show ourselves
When everyone has gone
そしてみんなが去ったあとでそれを取り出し、本当の自分をさらけ出す
Some are satin, some are steel
ある顔はサテンのようで、ある顔は鋼のようで
Some are silk and some are leather
ある顔はシルクのようで、ある顔はレザーのよう
They’re the faces of a stranger
それは見知らぬ者の顔
But we’d love to try them on
けれど俺たちはそれを試してみたくなる
Well, we all fall in love
But we disregard the danger
誰もが危険なんて顧みずに恋に落ちる
Though we share so many secrets
たくさんの秘密を分かち合っても
There are some we never tell
決して明かさない秘密もある
Why were you so surprised
なんでそんなに驚いたんだ?
That you never saw the stranger?
自分の意外な一面を一度も見たことがなかったの?
Did you ever let your lover
See the stranger in yourself?
恋人を相手にするときも今まで一度も別の顔を見せなかったの?
Don’t be afraid to try again
恐れずにもう一度やってみなよ
Everyone goes south every now and then
誰もが時にはしくじるものさ
You’ve done it
君だって失敗したことあるだろ?
Why can’t someone else?
なら他の誰かがしくじったっておかしくないんだ
You should know by now
もうわかってるはずだ
You’ve been there yourself
君もその立場を経験してきたんだから
Once I used to believe
かつて俺は信じていた
I was such a great romancer
自分が恋愛上手なロマンチストだって
Then I came home to a woman
けれど帰宅した時
That I could not recognize
そこにいた女は見知らぬ人にしか見えなかった
When I pressed her for a reason
理由を問いただしても
She refused to even answer
彼女は答えることすら拒んだ
It was then I felt the stranger
その時、俺は感じたよ
Kick me right between the eyes
見知らぬ者が俺の両目の間を蹴り抜いたのを
Well, we all fall in love
But we disregard the danger
誰もが危険なんて顧みずに恋に落ちる
Though we share so many secrets
たくさんの秘密を分かち合っても
There are some we never tell
決して明かさない秘密もある
Why were you so surprised
なんでそんなに驚いたんだ?
That you never saw the stranger?
自分の意外な一面を一度も見たことがなかったの?
Did you ever let your lover
See the stranger in yourself?
恋人を相手にするときも今まで一度も別の顔を見せなかったの?
Don’t be afraid to try again
恐れずにもう一度やってみなよ
Everyone goes south every now and then
誰もが時にはしくじるものさ
You’ve done it
君だって失敗したことあるだろ?
Why can’t someone else?
なら他の誰かがしくじったっておかしくないんだ
You should know by now
もうわかってるはずだ
You’ve been there yourself
君もその立場を経験してきたんだから
You may never understand
君には一生わからないかもしれない
How the stranger is inspired
自分の中の見知らぬ者がどこから湧き出すのかを
But he isn’t always evil
でもそいつはいつも悪いってわけじゃないし
And he is not always wrong
必ずしも間違ってるってわけでもない
Though you drown in good intentions
善良に生きようとしても
You will never quench the fire
その炎は消せやしない
You’ll give in to your desire
欲望に屈してしまうのさ
When the stranger comes along
見知らぬ者が現れたときに
Ooh ooh
Ooh ooh
曲情報
「The Stranger」(ザ・ストレンジャー)は、ロック歌手ビリー・ジョエルの楽曲で、1977年の同名アルバムのタイトル曲である。この曲は日本でシングルとして発売され、大きな人気を博し、オリコンチャートで最高2位を記録、47万1千枚以上を売り上げた。また、オーストラリア、ニュージーランド、フランスでもチャート入りした。日本ではアルバムから最後に発売されたシングルであり、アメリカとイギリスでは前年にリリースされた「She’s Always a Woman」がアルバム最後のシングルとなっていた。このシングルはジョエルのベストアルバム『Greatest Hits – Volume I & II』にも収録されている。
背景
曲は静かなメロディーで始まり、終わりも同じ旋律で閉じられる。ピアノとジョエル自身の口笛に加え、バンドの演奏が伴う。ジョエルは当初この旋律を管楽器で演奏したいと考えていたが、デモンストレーションとして口笛を吹いたところ、プロデューサーのフィル・ラモーンがそのまま採用するよう説得し、最終的にジョエルが自ら口笛を吹いて録音された。この楽曲は、心理学者カール・ユングが定義した心理学的元型「シャドウ」へのジョエルのオマージュでもある。
アルバム『The Stranger』の最後に収録されている「Everybody Has a Dream」の後には、本曲の無題の2分間のインストゥルメンタル・リプリーズが「隠しトラック」として収録されている。
「The Stranger」はサンプリングされることが多く、特にヒップホップのジャンルで頻繁に使用されており、スヌープ・ドッグの「Tha Shiznit」などの楽曲で聴くことができる。