【歌詞和訳】BLACKPINK – Shut Down

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歌詞&翻訳

Blackpink in your area
ブラックピンクがあなたのエリアを支配する
Blackpink in your area
ブラックピンクがあなたのエリアを支配する

컴백이 아냐 떠난 적 없으니까
カムバックじゃない、私たちは去ったことがない
고개들이 돌아 진정해 목 꺾일라
振り返るその首、折れる前に落ち着きな
분홍빛의 얼음 drip drip drip freeze ‘em on sight
ピンクの氷が滴る、滴る、滴る その場で凍らせて
Shut it down what what what what
シャットダウンよ、何もかも

게임이 아냐 진 적이 없으니까
ゲームじゃない、負けたことなんてない
짖어봐 네 목에 목줄은 내 거니까
吠えてみな、その首輪は私のものだから
땅바닥에 닿은 pedal we go two zero five
地面に触れるペダル、時速205マイルで駆け抜ける
Shut it down uh uh uh uh
終わらせるわ、すべて

초록 비를 내려 머리 위로 Don’t trip, baby
緑の雨が降る、頭上に落ちるわよ 気をつけな、ベイビー
겸손하게 그냥 앉아있어 Just sit, baby
謙虚にただ座ってな じっとしてな、ベイビー

Praying for my downfall, many have tried, baby
私の破滅を願ってる? でも何人も私に挑んで負けたわ、ベイビー
Catch me when you hear my Lamborghini go vroom, vroom, vroom, vroom
でも聞こえたら捕まえてみな、私のランボルギーニがブオン、ブオン、ブオン、ブオン

When we pull up you know it’s a shutdown
私たちが乗りつけたら、それは終焉の合図
간판 내리고 문 잠가 shut down
看板を下ろして、ドアをロック、完全閉鎖
Whip it whip it whip it whip it
ぶっ飛ばせ、ぶっ飛ばせ
Whip it whip it whip it whip it
ぶっ飛ばせ、ぶっ飛ばせ
It’s black and it’s pink once the sun down
太陽が沈めば、そこはブラック&ピンク

When we pull up you know it’s a shutdown
私たちが乗りつけたら、それは終焉の合図
간판 내리고 문 잠가 shut down
看板を下ろして、ドアをロック、完全閉鎖
Whip it whip it whip it whip it
ぶっ飛ばせ、ぶっ飛ばせ
Whip it whip it whip it whip it
ぶっ飛ばせ、ぶっ飛ばせ
Keep watching me shut it down
見続けな、私たちがすべてを終わらせるから

Nah
違うよね?
You don’t wanna be on my bad side that’s right I’m slidin’ through
私を敵に回したくないでしょ?それでいい、私は止まらず進むの
Bunch of wannabes that wanna be me, me three if I was you
私になりたがるワナビーたちがたくさん、もし私があなたなら「私も私も」って言うでしょうね
Been around the world, pearls on ya girl, VVS’s we invested uh
世界を巡り、真珠をまとった女、最高級のダイヤに投資するの
Need a lesson see the necklace, see these dresses
レッスンが必要なら見てな、このネックレス、このドレス
We don’t buy it we request it uh
買うんじゃない、私たちはリクエストするの

A rockstar, a popstar but rowdier
ロックスターでポップスター、でももっと荒々しい
Say bye to the paparazzi, get my good side, I’ll smile for ya
パパラッチとはさようなら、いい角度で撮ってあげる、ほら笑ってあげるわ
Know it ain’t fair to ya, it’s scarin’ ya like what now
不公平? それが怖いのね、「次は何をするの?」って
Blackpink in your area, the area been shut down. It’s a shutdown
ブラックピンクがあなたのエリアに、このエリアは封鎖済み、完全封鎖よ

네 다음 답안지야 똑바로 봐 don’t sleep baby
次の問題、しっかり見な、寝ぼけないで、ベイビー
뒤집어봐 이건 가격표야 ain’t cheap baby
裏返してみな、これは値札よ、安くはないの、ベイビー

Stay in your own lane ‘cause I’m ‘bout to swerve
自分のレーンにとどまりな、私は急ハンドルを切るから
Catch me when you hear my Lamborghini go vroom, vroom, vroom, vroom
でも聞こえたら捕まえてみな、私のランボルギーニがブオン、ブオン、ブオン、ブオン

When we pull up you know it’s a shutdown
私たちが乗りつけたら、それは終焉の合図
간판 내리고 문 잠가 shut down
看板を下ろして、ドアをロック、完全閉鎖

Whip it whip it whip it whip it
ぶっ飛ばせ、ぶっ飛ばせ
Whip it whip it whip it whip it
ぶっ飛ばせ、ぶっ飛ばせ

It’s black and it’s pink once the sun down
太陽が沈めば、そこはブラック&ピンク

When we pull up you know it’s a shutdown
私たちが乗りつけたら、それは終焉の合図
간판 내리고 문 잠가 shut down
看板を下ろして、ドアをロック、完全閉鎖

Whip it whip it whip it whip it
ぶっ飛ばせ、ぶっ飛ばせ
Whip it whip it whip it whip it
ぶっ飛ばせ、ぶっ飛ばせ

Keep watching me shut it down
見続けなさい、私たちがすべてを制圧するから

Shut it down Blackpink in your area
制圧するわ、ブラックピンクがあなたのエリアを支配する
Shut it down woah woah woah woah
制圧するわ woah woah woah woah
Shut it down Blackpink in your area
制圧するわ、ブラックピンクがあなたのエリアに
Keep talking we shut you down
話し続けなさい、私たちがあなたを制圧するわ

曲情報

 「Shut Down」(シャット・ダウン)は、韓国のガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)が録音した楽曲。2022年9月16日にYGエンターテインメントとインタースコープ・レコードを通じてリリースされ、グループの2作目のスタジオアルバム『Born Pink』(2022年)からの2枚目のシングルとなった。楽曲はプロデューサーの24が手掛け、Teddy、ダニー・チョン、ヴィンスと共に作詞作曲を行った。主にトラップビートを基調としたヒップホップ楽曲で、ニコロ・パガニーニの「ラ・カンパネラ」のクラシックバイオリンのループを特徴とし、グループへの批判者を一蹴する歌詞が含まれている。

 「Shut Down」は商業的に成功し、BLACKPINKにとってBillboard Global 200で2作目の1位を獲得した楽曲となり、K-POPアーティストとして初めてSpotifyの週間チャートで首位を記録した。韓国ではCircle Digital Chartで最高3位を記録し、アメリカのBillboard Hot 100では25位、イギリスのシングルチャートでは24位にランクインした。また、香港、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、ベトナムで首位を獲得し、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、インド、韓国でもトップ10入りした。さらに、カナダでプラチナ認定、オーストラリア、日本、ニュージーランドでゴールド認定を受けた。

 「Shut Down」は批評家から肯定的な評価を受け、記憶に残るプロダクションと自信に満ちた歌詞が称賛された。一方で、一部の批評家からはクラシックのサンプリングがK-POPで頻繁に使用される手法であるとして批判も受けた。楽曲のミュージックビデオは、シングルのリリースと同時にBLACKPINKのYouTubeチャンネルで公開された。ビデオは「Playing with Fire」、「Whistle」、「Ddu-Du Ddu-Du」、「Boombayah」、「Kill This Love」の過去のミュージックビデオをオマージュしたシーンが含まれている。BLACKPINKは「Shut Down」を『Jimmy Kimmel Live!』や韓国の音楽番組『Inkigayo』で披露し、またワールドツアー『Born Pink World Tour』でもパフォーマンスを行った。

背景

 2022年7月31日、BLACKPINKの公式SNSアカウントでティーザー映像が公開され、9月に新アルバムをリリースすることが発表された。その後、8月19日に先行シングル「Pink Venom」がリリースされた。8月24日、YGエンターテインメントはBLACKPINKが2作目のアルバムのリードシングルのミュージックビデオを韓国・京畿道で撮影中であると発表した。レーベルは、「BLACKPINKはワールドツアーに向けて準備中であり、アルバムに収録される楽曲は新たなストーリーを描く結晶のようなものだ。特にタイトル曲は世界の音楽ファンを驚かせる楽曲となるだろう。ミュージックビデオもこれまでにない演出でK-POPの地位を高める」とコメントした。

 2022年9月6日、BLACKPINKのSNSアカウントで2枚目のシングル「Shut Down」のタイトルポスターが公開された。その後、9月10日から13日にかけて各メンバーのプロモーションポスターが発表され、9月13日にはミュージックビデオのティーザーが公開された。そして、9月16日に公式ミュージックビデオがリリースされた。

作曲

 「Shut Down」はヒップホップを基調とした楽曲で、ストリングス、力強いベース、トラップビート、「クレイジーなループ」のクラシックバイオリンが特徴である。楽曲にはイタリアの作曲家ニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番の第3楽章「ラ・カンパネラ」の冒頭部分がサンプリングされている。YGエンターテインメントは楽曲のタイトルについて「直感的だが不思議な緊張感を持つ」と説明している。オリジナルの「ラ・カンパネラ」はロ短調(B minor)で作曲されているが、「Shut Down」は変ロ短調(B♭ minor)で作られており、テンポは110BPMである。楽曲は「パワフルでラップを中心とし、BLACKPINKの過去の楽曲への言及が満載」であると評価されている。歌詞ではメンバーが批判に対して反論する内容となっており、『Elle』のエリカ・ゴンザレスは「この曲では、メンバーが批判者や疑う者たちに対し席につくよう促している」と述べた。

歌詞の意味

Whip it の意味

When we pull up you know it’s a shutdown
私たちが乗りつけたら、それは終焉の合図
간판 내리고 문 잠가 shut down
看板を下ろして、ドアをロック、完全閉鎖
Whip it whip it whip it whip it
ぶっ飛ばせ、ぶっ飛ばせ

 動詞の「whip」にはスラングとして「車をカッコよく運転する」「車を派手に乗りこなす」「車でスピードを出す」という車に関係する意味と、「(誰かを)やっつける」「暴れる」「鞭打つ」「叩きのめす」という暴力に関係する意味がある。

 ここでの文脈を見ると、pull up(車で目的地に到着する、乗りつける)の後に「看板を下ろしてドアをロック」とあるため、建物の中に入って武力で制圧するような流れになっている。しかし、一方で「看板を下ろす」という行為がナンバープレートを隠すような比喩だった場合、ドラッグレーズの開始を表している可能性もなくはない。また、場面転換して車の文脈に戻っている可能性もあるため、訳はどちらの意味でも取れるように「ぶっ飛ばせ」とした。

wannabe ? me three ?

Bunch of wannabes that wanna be me, me three if I was you
私になりたがるワナビーたちばかり、もし私があなたなら「私も、私も、私も」って言うでしょうね

wannabe(ワナビー) とは?

 「wannabe(ワナビー)」は「~になりたい人」「憧れているが、本物ではない人」「人気者に憧れて真似する人」のこと。

スクールカーストにおけるワナビー
スクールカーストの一般的な構造wannabeの位置づけ
クイーンビー(学校の女王的存在)
👑 例: 『ミーン・ガールズ』のレジーナ
彼女になりたがる人が「wannabe」
(クイーンビーの取り巻き・サイドキックに多い)
人気者グループ(チアリーダー、アメフト部)このグループに入りたがる人も「wannabe」
一般的な生徒(中間層)wannabeはこれより上の階級に憧れる
(特にトップ層に近づこうとする者が多い)
オタク・ギーク(成績優秀だけど目立たない)wannabeではない(むしろ人気者を気にしない)
(ただし、まれに人気者になりたがる者もいる)
アウトサイダー(不良、陰キャ、孤立組)彼らもwannabeにはならない(別の価値観を持つ)
(人気者グループに属したいわけではない)

me three とは?

 これは英語の言い回し 「Me too」から来ている。

  • 「Me too」=「私も(同意する)」
  • 「Me three」=「(「me too」と言った人の後に続いて)私も同じ」 → 「three」は「3」のことで、前の人の発言の「too」を「2(two)」にかけて会話の中でふざけて使う。日本で言うところの親父ギャグ的なやつである。

結論

 つまり、このフレーズ全体で「みんな私になりたがるけど、そりゃそうよね、だって、私があなたの立場でも、私になりたくなるもの」「私たちはみんなの憧れの的だから、ワナビーがいて当然」「私たちは唯一無二で、誰もが憧れる存在」という自己肯定感MAXの強烈なセルフブランディング発言である。

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