【歌詞和訳】Blur – Girls & Boys

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歌詞&翻訳

Streets like a jungle
街はまるでジャングル
So call the police
だから警察を呼べよ
Following the herd
みんなについていって
Down to Greece
ギリシャへ向かうんだ
On holiday
バカンスさ
Love in the ’90s
90年代の恋は
Is paranoid
細かいことを気にして慎重になりすぎていた
On sunny beaches
日当たりの良いビーチで
Take your chances
チャンスをものにしろ

Looking for girls who are boys who like boys to be girls
男の子みたいな女の子や、女の子みたいな男の子を求めている人がいる
Who do boys like they’re girls, who do girls like they’re boys
彼らは、男の子が女の子みたいに振る舞うのが好きで、女の子が男の子みたいに振る舞うのが好きなんだ
Always should be someone you really love
どんな形であれ、恋愛は本当に愛する相手とするべきなんだ
Girls who are boys who like boys to be girls
男の子みたいな女の子や、女の子みたいな男の子がいて
Who do boys like they’re girls, who do girls like they’re boys
彼らは、男の子が女の子みたいに振る舞うのが好きで、女の子が男の子みたいに振る舞うのが好きなんだ
Always should be someone you really love
どんな形であれ、恋愛は本当に愛する相手とするべきなんだ

Avoiding all work
働かないようにしている
‘Cause there’s none available
だって、仕事なんてないから
Like battery thinkers
まるで工場飼育の鶏のように限られた範囲でしか考えられない人々
Count your thoughts
自分の思考の数を指折り数えろ
On one, two, three, four, five fingers
1、2、3、4、5本の指で
Nothing is wasted
無駄になるものは何もない
Only reproduced
ただ繰り返し生み出されるだけ
You get nasty blisters
ひどいマメができる
Du bist sehr schön
君はとても美しい
But we haven’t been introduced
でも、まだちゃんと自己紹介もしてないよね

Girls who are boys who like boys to be girls
男の子みたいな女の子や、女の子みたいな男の子がいて
Who do boys like they’re girls, who do girls like they’re boys
彼らは、男の子が女の子みたいに振る舞うのが好きで、女の子が男の子みたいに振る舞うのが好きなんだ
Always should be someone you really love
どんな形であれ、恋愛は本当に愛する相手とするべきなんだ
Girls who are boys who like boys to be girls
男の子みたいな女の子や、女の子みたいな男の子がいて
Who do boys like they’re girls, who do girls like they’re boys
彼らは、男の子が女の子みたいに振る舞うのが好きで、女の子が男の子みたいに振る舞うのが好きなんだ
Always should be someone to really love
どんな形であれ、恋愛は本当に愛する相手とするべきなんだ

Oh, oh, oh, oh-oh, oh
Oh, oh, oh, oh-oh

Looking for girls who are boys who like boys to be girls
男の子みたいな女の子や、女の子みたいな男の子を求めている人がいる
Who do boys like they’re girls, who do girls like they’re boys
彼らは、男の子が女の子みたいに振る舞うのが好きで、女の子が男の子みたいに振る舞うのが好きなんだ
Always should be someone you really love
どんな形であれ、恋愛は本当に愛する相手とするべきなんだ
Girls who are boys who like boys to be girls
男の子みたいな女の子や、女の子みたいな男の子がいて
Who do boys like they’re girls, who do girls like they’re boys
彼らは、男の子が女の子みたいに振る舞うのが好きで、女の子が男の子みたいに振る舞うのが好きなんだ
Always should be someone you really love
どんな形であれ、恋愛は本当に愛する相手とするべきなんだ
Girls who are boys who like boys to be girls
男の子みたいな女の子や、女の子みたいな男の子がいて
Who do boys like they’re girls, who do girls like they’re boys
彼らは、男の子が女の子みたいに振る舞うのが好きで、女の子が男の子みたいに振る舞うのが好きなんだ
Always should be someone you really love
どんな形であれ、恋愛は本当に愛する相手とするべきなんだ
Girls who are boys who like boys to be girls
男の子みたいな女の子や、女の子みたいな男の子がいて
Who do boys like they’re girls, who do girls like they’re boys
彼らは、男の子が女の子みたいに振る舞うのが好きで、女の子が男の子みたいに振る舞うのが好きなんだ
Always should be someone to really love
どんな形であれ、恋愛は本当に愛する相手とするべきなんだ

Oh, oh, oh, oh-oh, oh
Oh, oh, oh, oh-oh

曲情報

 「Girls & Boys」(ガールズ・アンド・ボーイズ)は、イギリスのブリットポップバンドBlur(ブラー)の楽曲で、1994年3月にFood Recordsからリリースされた。バンドの3作目のスタジオアルバム『Parklife』(1994) のリードシングルとして発表された。ボーカルのデーモン・アルバーンが、バンドメンバーのグレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリーとともに作詞し、スティーヴン・ストリートがプロデュースを担当した。

 この曲はUKシングルチャートで5位にランクインし、Blurにとって初のトップ5ヒットとなった。翌年に「Country House」が1位を獲得するまで、バンドの最大のヒット曲だった。アメリカではBillboard Hot 100で59位、Billboard Modern Rock Tracksで4位を記録した。ミュージックビデオはケヴィン・ゴドリーが制作を手掛けた。

 「Girls & Boys」はNMEとMelody Makerによって年間最優秀シングルに選ばれ、MTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでは最優秀楽曲賞にノミネートされた。

歌詞の意味

“Like battery thinkers” とは?

Like battery thinkers
まるで工場飼育の鶏のように限られた範囲でしか考えられない人々

  • “battery” は「電池」の意味もあるが、ここでは「バッテリーケージ(工場畜産で鶏を狭いケージに閉じ込める飼育法)」の意味で取るのが自然。
  • “battery thinkers” は、あたかも狭いケージに閉じ込められた鶏のように、自由のない、画一的な、反復的な思考をする人々を指している可能性が高い。

“Count your thoughts on one-two-three-four-five fingers” とのつながり

  • 「考えを1から5まで数えろ」 というフレーズが続いていることから、
    • 「思考の幅が狭く、単純で、深い自己反省がない」
    • 「思考の自由が制限され、パターン化されたものになっている」
      という批判的なニュアンスが込められていると考えられる。

繰り返されるサビの意味

Looking for girls who are boys who like boys to be girls
男の子みたいな女の子や、女の子みたいな男の子を求めている人がいる
Who do boys like they’re girls, who do girls like they’re boys
彼らは、男の子が女の子みたいに振る舞うのが好きで、女の子が男の子みたいに振る舞うのが好きなんだ
Always should be someone you really love
どんな形であれ、恋愛は本当に愛する相手とするべきなんだ

 文法的に解説しようとすると気が狂いそうになるが、要するにこのフレーズは性別やジェンダーの枠にとらわれず、自由に恋愛する人々の姿を描いている。「男の子のような女の子」「女の子のような男の子」「男の子が女の子のように振る舞うのが好きな人」「女の子が男の子のように振る舞うのが好きな人」——そうした多様な人々が入り混じる恋愛模様を歌っている。そして最後の “Always should be someone you really love” で、どんな形であれ大切なのは「本当に愛する相手を選ぶこと」だと締めくくっている。

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