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曲情報
当初シングルとしてリリースするつもりはなかった
リチャード・カーペンター(作曲)とジョン・ベティス(作詞)によって書かれた「トップ・オブ・ザ・ワールド」は、もともとこのデュオの1972年のスタジオアルバム『ア・ソング・フォー・ユー』に収録されてリリースされた。この曲は当初アルバムに収録するだけのつもりだったが、 1973年半ばにリリースされたリン・アンダーソンのバージョンがカントリーチャートで第2位のヒットとなり、成功すると、デュオは最初からシングルとしてリリースしていなかったことを悔しがり、シングルをリリースすることに決めた。カーペンターズのバージョンは後に1973年9月17日にシングルとしてリリースされた。カレン・カーペンターはオリジナルに満足しなかったため、シングルリリースのためにリードボーカルを再録音した。新しいバージョンはデュオの最初のコンピレーションアルバム『ザ・シングルズ: 1969-1973』に収録された。
ビルボードHOT100で2週連続1位
この曲はシングルとして発売された後、 1973年後半にビルボードホット100チャートで2週連続1位となり、デュオにとって「(They Long to Be)Close to You」に続く3曲目のNo.1シングルとなった。
日本でも親しまれる名曲
日本では、1995年の日本のドラマ『未成年』のオープニングテーマ曲として使用された。2003年には、別のドラマ『ビギナー』のエンディングテーマ曲として使用された。この曲は、『シュレック・フォーエバー・アフター』でシュレックが「本物の鬼」になって村人を怖がらせるのを楽しんでいるときに聞くことができるほか、2012年の映画『ダーク・シャドウ』の重要なシーンでカーペンターズのパフォーマンスがテレビ画面に映し出されるときにも聞くことができる。この曲は、Netflixシリーズ『アフターライフ』のシーズン2エピソード1のオープニング曲としても使用されている。
歌詞の意味
この曲は、愛する人の存在によって日常のすべてが輝き出し、世界そのものが幸福に満ちて見えるという高揚感をまっすぐに描いている。空の青さや風の触れ方、木々のざわめきさえ自分の名前を呼んでいるように感じられ、まるで夢の中にいるかのような心地よさが広がっていく。理想だと思っていた世界が現実となり、その理由が相手の愛にあるとはっきり自覚した瞬間、心は世界の頂に立ったような喜びで満たされる。今日と同じ幸せが明日も続いてほしいと願いながら、そばにいてくれるだけで人生が完結するような満たされた想いが、やわらかく力強く歌われる曲。


