【歌詞和訳】Christopher Cross – Sailing

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歌詞&翻訳

Well, it’s not far down to paradise
楽園まではそう遠くない
At least it’s not for me
少なくとも僕にとってはね
And if the wind is right, you can sail away
風が味方すれば、帆を上げて
And find tranquility
静けさを見つけられる
Oh, the canvas can do miracles
ああ、帆が奇跡を起こすんだ
Just you wait and see
見ていればわかるさ
Believe me
信じて

It’s not far to never never land
ネバーランドも遠くはない
No reason to pretend
偽る必要なんてない
And if the wind is right you can find the joy
風が味方すれば、もう一度
Of innocence again
無邪気な喜びを見つけられる
Oh, the canvas can do miracles
ああ、帆が奇跡を起こすんだ
Just you wait and see
見ていればわかるさ
Believe me
信じて

Sailing
航海
Takes me away to where I’ve always heard it could be
僕を連れて行ってくれ、そこに行けるとずっと聞いていた場所へ
Just a dream and the wind to carry me
夢と風に運ばれて
And soon I will be free
やがて自由になれるんだ

Fantasy
幻想が
It gets the best of me
僕を支配するんだ
When I’m sailing
帆を張って進むとき
All caught up in the reverie
夢想の中にどっぷり浸かって
Every word is a symphony
言葉がシンフォニーのように響く
Won’t you believe me
信じてくれないか

Sailing
航海
Takes me away to where I’ve always heard it could be
僕を連れて行ってくれ、そこに行けるとずっと聞いていた場所へ
Just a dream and the wind to carry me
夢と風に運ばれて
And soon I will be free
やがて自由になれるんだ

It’s not far back to sanity
正気に戻るのも遠くない
At least it’s not for me
少なくとも僕にとってはね
And if the wind is right, you can sail away
風が味方すれば、帆を上げて
And find serenity
安らぎを見つけられる
Oh, the canvas can do miracles
ああ、帆が奇跡を起こすんだ
Just you wait and see
見ていればわかるさ
Believe me
信じて

Sailing
航海
Takes me away to where I’ve always heard it could be
僕を連れて行ってくれ、そこに行けるとずっと聞いていた場所へ
Just a dream and the wind to carry me
夢と風に運ばれて
And soon I will be free
やがて自由になれるんだ

曲情報

 「Sailing」(セイリング)は、アメリカのシンガーソングライター、クリストファー・クロスが作詞作曲し、1979年に録音したソフトロックの楽曲である。1980年6月にシングルとしてリリースされ、すでにゴールド認定を受けていたセルフタイトルのデビューアルバム『Christopher Cross』(1979年)からの第2弾シングルとなった。

 この曲はアメリカで成功を収め、1980年8月30日付のBillboard Hot 100チャートで1位を獲得し、1週間その座を維持した。また、グラミー賞では年間最優秀レコード賞、年間最優秀楽曲賞、最優秀アレンジ賞を受賞し、クロスは最優秀新人賞も獲得した。さらに、VH1は「Sailing」を「最もソフトでセンセーショナルなソフトロック曲」と評した。

 この楽曲は1979年に録音され、3M Digital Recording Systemを使用したため、チャート入りした楽曲の中でも初期のデジタル録音楽曲の一つとなった。グラミー賞の受賞スピーチで、クロスは「Sailing」がアルバムの中で最も好きな曲であり、当初はシングルにする予定ではなかったことを明かしている。この曲は後に「ヨット・ロック」の代表例として位置付けられるようになったが、当時クロスや同様のアーティストたちはこのスタイルを「ウェスト・コースト・サウンド」と呼んでいた。

背景

 クロスはインタビューで、この曲のインスピレーションが高校時代の年上の友人アル・グラスコックとの友情から生まれたと語っている。グラスコックはクロスをセーリングに連れ出し、10代特有の悩みや困難から逃れる時間を提供してくれたという。グラスコックはクロスにとって兄のような存在であり、精神的に辛い時期を支えてくれた。

 その後、クロスはグラスコックと音信不通となったが、1995年4月に『The Howard Stern Show』で28年ぶりに再会を果たした。クロスはこの番組内で、セーリングの経験がこの曲のインスピレーションになったことを再認識したという。この再会の後、クロスはグラスコックに対し、「Sailing」が500万枚以上を売り上げた記念としてプラチナ・レコードを贈った。

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