動画
ピンクハート・ビデオ
ミュージックビデオ
曲情報
エド・シーランの楽曲「Azizam(アジザム)」は、2025年4月4日にシーラン自身のレーベルGingerbread Man Recordsからリリースされ、ワーナー・レコードを通じて配信された。8枚目のスタジオ・アルバム『Play』からのリードシングルとして発表された本曲は、エド・シーラン、イリヤ・サルマンザデー、ジョニー・マクデイド、サヴァン・コテチャによって作詞作曲・プロデュースされた。
CDシングルおよび7インチシングルは、2025年4月30日に発売予定で、ボーナストラック「Crashing」を収録予定である。
作曲
タイトルの「Azizam(アジザム)」はペルシャ語に由来し、「愛しい人」「親愛なる人」などを意味する語である。
本曲は活気あるダンスビートにペルシャ音楽の要素を取り入れており、ガタム、ダフ、サントゥール、ハンマーダルシマー、リュートなどの伝統楽器が使用されている。録音にはイランやインド出身のアーティストたちが参加し、バックボーカルも担当している。
歌詞はエド・シーランの妻との関係とその恋愛をインスピレーションにしている。
プロモーション
2025年3月15日、エド・シーランはアメリカ・ニューオーリンズで行ったサプライズのストリート・パフォーマンスにて初めて「Azizam」を披露した。その4日後には、YouTube上で30秒の先行スニペットが公開された。
ミュージックビデオ
ミュージックビデオは2025年2月中旬、シーランがワールドツアー「+–=÷×(マスマティクス・ツアー)」のインド公演を終えた後に、ロンドン南部で撮影された。主演はイギリスのコメディアン、オミッド・ジャリリが務めている。
歌詞の意味
この曲は恋に落ちた相手と夜のフロアでひとつになるような感覚を、幻想的で官能的なイメージとともに描いてる。呼びかけの言葉を軸に、相手の存在に引き寄せられ、光や水のようにゆらめく空間で心も身体も重ねたいという強い願望があふれている。時間さえ止まったように感じるほどの没入感や、周囲を気にせずふたりだけの世界に沈み込もうとする衝動が、音とともに波のように広がっていく。相手の全てに包まれたい、相手の視線の中に自分だけが映っていてほしいという切実な想いが、反復される呼びかけとともに甘く漂う曲になっている。
タイトル「Azizam」(アジザム)の意味は?
「Azizam(عزیزم)」はペルシャ語で「my dear(親愛なる人)」「my beloved(最愛の人)」という意味で、英語の “baby” や “darling”、”honey”、”sweetheart” と同じように、親密な相手への呼びかけとして使われる。



