【曲解説】ILLIT – NOT CUTE ANYMORE

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曲情報

「NOT CUTE ANYMORE」(ノット・キュート・エニモア)はBELIFT LAB所属の韓国のガールズグループ、ILLIT(アイリット)の曲。この曲は1stシングルアルバム「NOT CUTE ANYMORE」のタイトル曲として2025年11月24日にリリースされた。

歌詞の意味

この曲は外から期待されがちな「かわいい子」というイメージを主人公がゆるやかに拒否し、自分らしい感性で生きたいと語る内容になっている。
自分のバッグには飾りもついていなければ手鏡も入っていない。ロックを愛し、好みも独特で、普通にイメージされる“かわいい女の子像”とは少し違う自分を自然体のまま受け入れている。デートでも気取らず、限定の食べ物や個性的な靴など、自分が好きなものをそのまま楽しむ姿が描かれる。

「スウェードのレコードが私にとっての童話」というのは、小さい頃からロックに親しみを感じていたパーソナリティを表している。自分だけの世界観を大切にしており、それもまた一般的な「かわいらしさ」とは違う方向にある。
サビでは、もう「かわいい」で括られたくないという気持ちが前面に出され、誰かにとっての犬のような従順で愛玩化されたイメージよりも、自分はもっと自由でゆるいクラゲのような存在でいたいと語る。これは他人の期待ではなく、自分のペースで漂うように生きたいという意志を象徴している。

メイクを素早く仕上げたり、ストレスが溜まるとホラー映画を観たり、好みが人とずれていても構わないという姿勢が続き、自分を飾らない性格を肯定する。好きじゃないものははっきり言い、誰かに合わせたキャラクターではなく、自分自身でいたいという気持ちが丁寧に描写されている。

全体として、他人に「かわいい」と分類されることに違和感を覚えつつ、その殻を脱いで自分の感性で自然体のまま生きていくという、自立と自己肯定のニュアンスが強く響く曲になっている。

タイトル「NOT CUTE ANYMORE」の意味

タイトルの「NOT CUTE ANYMORE」は直訳すれば「もう可愛くない/もうキュートではない」という意味。

この言葉には、 世間や他人から見られていた「可愛い/キュート」な私、そして自分が眺める「私自身」の姿とのギャップやズレを感じ始めた「私」のストーリーが込められている。

つまり、外から与えられた印象・ラベル(「可愛い」「キュート」)を脱ぎ捨て、自分自身が「本当にありたい姿」「本当に感じている私」へと移ろうという決意や変化を象徴している。

スウェード(Suede)とは?

スウェード(Suede)とはイギリス・ロンドン出身のロックバンド。1989年に結成し、2003年に活動休止。2010年に活動再開し、現在も活動を続けている。

「リンダリンダ」とは?

日本のロックバンド、THE BLUE HEARTSのメジャーデビュー曲「リンダリンダ」のこと。1987年5月1日にリリースされた。

ジェリーシューズとは?

ジェリーシューズは透明or半透明のビニール素材でできた、ゼリーみたいに柔らかいサンダル/靴のこと。ミュージックビデオで魚の代わりに釣り上げて、ピチピチ跳ねてる銀色の靴がそれ。

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