動画
歌詞&翻訳
[ウィンストン・チャーチルの演説]
We shall go on to the end.
我々は最後まで戦い抜く。
We shall fight in France,
フランスで戦い、
we shall fight on the seas and oceans,
海で、そして大洋で戦う。
we shall fight with growing confidence and growing strength in the air,
空においても、自信を高めつつ、力を増しつつ戦う。
we shall defend our island, whatever the cost may be.
どんな犠牲を払おうとも、我らの島を守り抜く。
We shall fight on the beaches,
我々は浜辺で戦い、
we shall fight on the landing grounds,
上陸地点で戦い、
we shall fight in the fields and in the streets,
野原や街路で戦い、
we shall fight in the hills;
丘で戦う。
we shall never surrender.
我々は決して降伏しない。
There goes the siren that warns of the air raid
空襲警報を告げるサイレンが鳴り響く
Then comes the sound of the guns sending flak
続いて響くのは対空砲火の音
Out for the scramble we’ve got to get airborne
緊急発進だ 俺たちは飛び立たなきゃならない
Got to get up for the coming attack.
迫り来る攻撃に備えて上空へ
Jump in the cockpit and start up the engines
コックピットに飛び込みエンジンを始動
Remove all the wheel blocks
車輪止めを外せ
There’s no time to waste
もう時間はない
Gathering speed as we head down the runway
滑走路を加速し駆け抜ける
Gotta get airborne before it’s too late
手遅れになる前に飛び立たなきゃ
Running, scrambling, flying
走行、緊急発進、飛行
Rolling, turning, diving, going in again
横転、旋回、急降下、再び突撃
Running, scrambling, flying
走行、緊急発進、飛行
Rolling, turning, diving
横転、旋回、急降下
Run, live to fly
突っ走れ、生きるために飛べ
Fly to live
飛ぶために生きろ
Do or die
決死の覚悟で
Won’t you
Run, live to fly
さあ突っ走ろうぜ、生きるために飛んで
Fly to live
飛ぶために生きるんだ
Aces high
エース・パイロットたちが空を翔ける
Move in to fire at the mainstream of bombers
爆撃機の編隊に向けて照準を合わせ
Let off a sharp burst and then turn away
一斉射撃を浴びせ、旋回して離脱
Roll over, spin ‘round and come in behind them
反転し、スピンして、背後に回り込む
Move to their blindsides and firing again
死角に入り込み、再び撃ち込む
Bandits at 8 o’clock move in behind us
8時方向から敵襲 奴らは俺たちの背後についた
Ten ME-109’s out of the sun
太陽を背に奇襲を仕掛ける10機のメッサーシュミットBf109
Ascending and turning out spitfires to face them
上昇し旋回するスピットファイアたちが迎え撃つ
Heading straight for them I press down my guns.
正面から突っ込み、俺は銃を撃ち下ろす
Rolling, turning, diving
横転、旋回、急降下
Rolling, turning, diving, doing it again
横転、旋回、急降下、もう一度だ
Rolling, turning, diving
横転、旋回、急降下
Rolling, turning, diving
横転、旋回、急降下
Run, live to fly
突っ走れ、生きるために飛べ
Fly to live
飛ぶために生きろ
Do or die
決死の覚悟で
Won’t you
Run, live to fly
さあ突っ走ろうぜ、生きるために飛んで
Fly to live
飛ぶために生きるんだ
Aces high
エース・パイロットたちが空を翔ける
曲情報
「Aces High」(邦題:撃墜王の孤独)は、イングランドのヘヴィメタル・バンド、アイアン・メイデンの楽曲であり、スティーヴ・ハリスによって作詞作曲された。バンドにとって11枚目のシングルであり、5作目のスタジオ・アルバム『Powerslave』(1984年)からの2枚目のシングルとして発表された。
B面の1曲目は、Nektarの1972年のアルバム『A Tab in the Ocean』からの「King of Twilight」のカヴァーであり、実際には「Crying in the Dark」と「King of Twilight」の2曲を組み合わせたメドレーとなっている。日本盤12インチシングルでは、「The Trooper」と「2 Minutes to Midnight」のB面曲が組み合わされて収録された。
楽曲情報
歌詞はバトル・オブ・ブリテン(1940年)において戦うイギリス空軍パイロットの視点から描かれている。シングルのアートワークには、バンドのマスコットであるエディがスーパーマリン・スピットファイアの操縦席に座る姿が描かれている。
「Aces High」はアイアン・メイデンの代表的な楽曲のひとつであり、数多くのアーティストにカヴァーされている。また、『Madden NFL 10』や『Carmageddon II: Carpocalypse Now』といったビデオゲーム、MTVの『Nitro Circus』、スティーヴ・ピート出演のマウンテンバイク映画『New World Disorder III』などでも使用された。
ミュージック・ビデオは1984年9月のワールド・スレイヴリー・ツアーのポーランド公演で撮影され、ジム・ユキッチが監督を務めた。ビデオにはバトル・オブ・ブリテンのニュース映像が挿入されており、この演出は以降のアイアン・メイデンのライヴでのオープニング映像にも流用されている。
ライヴ演奏
「Aces High」はアイアン・メイデンのライヴで頻繁にオープニング曲として使用されている。『Live After Death』や『Iron Maiden: Flight 666』などの映像作品でも、ウィンストン・チャーチルの「我らは浜辺で戦う」演説と飛行機の効果音を伴って始まり、その後演奏されるのが定番となっている。この演説はミュージック・ビデオの冒頭にも収録された。
2014年の『Q』誌のインタビューで、ジェラルド・ウェイは『Live After Death』に収録されたライヴ版「Aces High」が自身にライヴパフォーマンスへの関心を持たせた楽曲だと語っている。
この曲はこれまでに6回のアイアン・メイデンのツアーで演奏されており、ワールド・スレイヴリー・ツアー、エド・ハンター・ツアー、サムウェア・バック・イン・タイム・ワールド・ツアー、レガシー・オブ・ザ・ビースト・ワールド・ツアーではオープニング曲として演奏され、メイデン・イングランド・ワールド・ツアーとラン・フォー・ユア・ライヴズ・ワールド・ツアーではアンコールの1曲目として披露された。
歌詞の意味
「Aces High」とは?
「Aces High」の基本的な意味はトランプ・ポーカーの用語で「A(エース)が一番強い」という意味や「エースが高い → 最高評価」「とても優れている」という意味である。しかし、この曲では軍事スラング的な意味合いでバトル・オブ・ブリテンを戦うエース・パイロットのことを指している。
ちなみにWW2の「ace(エース)」は5機以上撃墜したパイロットに与えられる称号である。
つまり、「aces high」=「エースたちが高みを飛ぶ」→「撃墜王たちの勇姿」「エース・パイロットたちが空を翔ける」のようなニュアンスになる。
横転とは?
Rolling, turning, diving
横転、旋回、急降下
航空用語ではRoll(ロール運動)とは機体の縦軸(機首から尾にかけての軸)まわりの回転のこと。訳としては 「横転」 や 「ロール」 となる。戦闘機では「横転」や「バレルロール」的な回避機動を意味することが多い。
メッサーシュミットBf109、スピットファイアとは?
「Messerschmitt Bf 109」(メッサーシュミットBf109)とは第二次世界大戦中に活躍したドイツの主力戦闘機のこと。
「Spitfire」(スピットファイア)とは第二次世界大戦中に活躍した英国の主力戦闘機「Supermarine Spitfire」(スーパーマリン・スピットファイア)のこと。
この曲では、語り手がスピットファイアのパイロットで、メッサーシュミットBf109が敵側として登場している。