動画
ミュージックビデオ
デモバージョン
歌詞&翻訳
Everything is good and brown
すべてがいい感じで茶色に染まって
I’m here again
またここにいる
With a sunshine smile upon my face
顔には太陽のような笑顔を浮かべて
My friends are close at hand
仲間はそばにいて
And all my inhibitions have disappeared without a trace
抑え込んでたものは跡形もなく消えてしまった
I’m glad, oh, that I found ooh
見つけられてよかった
Somebody who I can rely on
頼れる誰かを
This is the return of the space cowboy
これはスペース・カウボーイの帰還
Interplanetary, good vibe zone
惑星間をつなぐグッド・バイブのゾーン
Say, at the speed of cheeba, you and I go deeper
チーバ(=マリファナ)の速度で 君と僕はさらに深くへ
Maybe I’m gonna have to get high just to get by
やっていくためにはハイにならなきゃいけないのかも
You know I got that
わかるだろ
I got that cheeba, cheeba kinda space cowboy vibe
俺はそのチーバ・チーバなスペース・カウボーイのバイブを持ってる
Ah-ha ah yeah-ah
Everything is good, oh, and green
すべてがいい感じで そう、グリーン
Say, I’m red again
俺はまた真っ赤になって
And I don’t suppose I’m coming down
もう地に降りてくるつもりはない
I can see clearly, so high in sky
空高くからはっきり見える
A man with psychedelic picture frames
幸せを映すサイケデリックな額縁を
Of happiness to shade his eyes
サングラスみたいにかけた男
He’s glad, oh, that I found
彼はうれしい 見つけたから
Somebody who he can rely on
頼れる誰かを
This is the return of the space cowboy
これはスペース・カウボーイの帰還
Interplanetary, good vibe zone
惑星間をつなぐグッド・バイブのゾーン
Say, at the speed of cheeba, and we’ll go deeper
チーバのスピードで もっと深くへ
You and I, you and I, you and I, hey, oh
君と僕で 君と僕で 君と僕で ヘイ
Now, this is the return of the space cowboy
さあ、これはスペース・カウボーイの帰還
He’s got that, he’s got that interplanetary good
彼は持ってる 惑星間をつなぐ
Good vibe zone
グッド・バイブ・ゾーンを
Oh, good times, high times, good vibes, hey
いい時代 ハイな時代 グッド・バイブ ヘイ
Oh, I like what you’re doing out here! yeah
お前がここでやってることが気に入った!イエー
This time
今回は
Now, this is the return of the space cowboy
これはスペース・カウボーイの帰還
Interplanetary, interplanetary, good vibe zone
惑星間をつなぐグッド・バイブ・ゾーン
At the speed of cheeba, oh you and I
チーバのスピードで 君と僕は深くへ
You and I go deeper, hey
君と僕は深くへ
Maybe I’m gonna have to get high this time
たぶん今回はハイにならなきゃやってけない
This is the return of the space cowboy
これはスペース・カウボーイの帰還
Interplanetary, good vibe zone
惑星間のグッド・バイブ・ゾーン
Say, at the speed of cheeba, you and I go deeper
チーバのスピードで 君と僕はさらに深く
You and I, you and I, you and I
君と僕 君と僕 君と僕
You and I, you and I, you and I
君と僕 君と僕 君と僕
You and I, you and I, you and I, hey
君と僕 君と僕 君と僕 ヘイ
We’re going deeper, yeah
俺たちは深くへ行く そう
We’re going deeper, yeah
もっと深くへ行く そう
We’re going deeper, yeah
さらに深くへ行く そう
Now, this is the return of the space cowboy
さあ、これはスペース・カウボーイの帰還
Good times, high times, good vibes, oh
いい時代 ハイな時代 グッド・バイブ
Interplanetary, good vibe zone
惑星間のグッド・バイブ・ゾーン
A-haha-ha
Yeah, oh, hmm
I know from where it’s comin’ from
どこから来たかはわかってる
Now we’ll go deeper
さあもっと深くへ
At the speed of cheeba
チーバのスピードで
You and I go deeper
君と僕は深くへ
Ohh, stay with me on this
このまま一緒にいよう
On this interplanetary level
この惑星間レベルで
Hmm!
This is the return of the space cowboy
これはスペース・カウボーイの帰還
Interplanetary, hey, a good vibe zone
惑星間の そう グッド・バイブ・ゾーン
Speed, speed, at the speed of cheeba
チーバのスピードで
Oh you and I, you and I, oh you and I go
君と僕 君と僕 深くへ
Hey, hey, hey, we’re going deeper, deeper
ヘイ ヘイ ヘイ 俺たちはもっと深くへ
Okay? I wanna go, I wanna go deeper with you
わかるか? 君ともっと深くへ行きたい
You know, you got that, you got the space cowboy vibe
君は持ってる スペース・カウボーイのバイブを
Interplanetary, good vibes, good vibes, high times
惑星間のグッド・バイブ いいバイブ ハイな時代
Oh, cheeba, cheeba I got cheeba on my brain
チーバ チーバ 頭の中はチーバだらけ
Da-daw Da-daw-daw Da-daw-daw Da-daw-daw
曲情報
「Space Cowboy(スペース・カウボーイ)」は、イギリスのファンク/アシッド・ジャズ・バンド、ジャミロクワイの2作目のスタジオ・アルバム『The Return of the Space Cowboy』(1994年)の国際的なリードシングルである。1994年9月26日にソニー・ソーホー・スクエアからリリースされ、全英シングルチャートで17位、イタリアで6位、アイスランドで3位を記録した。アメリカでは、バンドにとって初の全米ビルボード・ダンス・クラブ・プレイ・チャート1位を獲得した。2006年6月には、全英ダンスチャートで再び1位を記録した。ミュージックビデオはヴォーン・アーネルとアンシア・ベントンが監督を務めた。シングルにはデヴィッド・モラレスによるリミックスが収録され、クラブでの流通をさらに広げた。
背景
この曲には、よく知られた3つの異なるバージョンが存在する。
オリジナル版はバンドの通常のベーシスト、スチュアート・ゼンダーによって録音され、コーラス部分でスラップベースを使用している。このバージョンは「Stoned Again Mix」として知られ、シングルリリース時にラジオで多く流された。完全版は12インチ・シングルのB面に収録され、短縮版(ラジオ・エディット)はベストアルバム『High Times: Singles 1992–2006』に収録されている。ライブでは、このバージョンが長尺にアレンジされ、管楽器などの追加パートを含む12分以上の演奏になることも多い。
アルバム版は大きく異なり、より長尺で、スチュアート・ゼンダーではなくアルバムクレジット上「Mr. X」とされたベーシストによって演奏されている。後にゼンダーは、この演奏者がポール・パウエルであることをInstagram上で明かしたが、オリジナルの「Stoned Again Mix」のベースラインは自分が作曲したと述べている。
さらに、デヴィッド・モラレスによるハウス調のリミックス「Classic Club Remix」も人気を博し、数多くのダンス/クラブ系コンピレーションに収録された。アメリカ盤シングルにも収録され、短縮版「Classic Radio」エディットは「Virtual Insanity」のCDシングルB面に収録されている。2024年4月には、マイケル・グレイによる公式リミックスがリリースされた。
「Space Cowboy」は頻繁にカバーされる楽曲でもあり、ジャザモールやジャカランダーなどによるカバーが存在する。アニメ『カウボーイビバップ』の脚本家、信本敬子はこの曲が作品のインスピレーションのひとつであると語っている。
批評的評価
チャート解説者ジェームズ・マスタートンは「『Space Cowboy』は従来のフォーミュラから大きく逸脱していないが、それでも17位という記録は見逃せない」と述べた。『Music & Media』誌は「これまでよりもゆったりとしてスペイシーな仕上がりで、ラジオ向けに理想的」と評した。『Music Week』のアラン・ジョーンズは「滑らかでスタイリッシュなファンク」と評し、アルバムへの期待を示した。
『NME』のロジャー・モートンはアルバムレビューで「『Space Cowboy』ではようやく奇妙で独自性のあるオリジナリティに近づいた」と述べた。『Record Mirror』のティム・ジェフリーは「歌詞重視のクールなファンクトラックで、ファンクベースが力強く響き、途中のブレイクダウンで盛り上がりを見せる」と評価した。また、トニー・ファーサイドはアルバムの「ハイライト」のひとつに挙げ、『Smash Hits』のシアン・パッテンダンは「『The Kids』と並ぶ最高の楽曲」と評した。2019年にはデヴィッド・モラレスのリミックスがDefected Recordsによって「史上最高のリミックス17選」に選ばれている。
ミュージックビデオ
シングル版を使用したミュージックビデオは、ヴォーン・アーネルとアンシア・ベントンが監督を務めた。内容は、青い部屋の中で複数のジェイ・ケイが現れては消える演出を中心に、バンドメンバーとともに踊るというもの。間奏部分ではブラックライトに照らされ、大麻の葉のモチーフが映し出される。モーションコントロール撮影により、カメラが部屋をパンする中でシームレスにキャラクターが入れ替わる映像となっている。アメリカ版の映像では、大麻の葉がデイジーに差し替えられた別バージョンも存在する。また、デヴィッド・モラレスのリミックス版を用いた映像も制作されている。1994年12月にはフランスの音楽チャンネルMCMでAリスト入りを果たした。