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HOT
LE SSERAFIM
歌詞&翻訳
チェウォン
하나의 불이 태어났다
ひとつの火が生まれた
ユンジン
The flame engulfed the silence, splitting apart the dark
その火は静寂をのみ込み、闇を引き裂いた
サクラ
⽕は届かない太陽の幻を追いかけて⼤きくなった
火は届くはずもない太陽に惹かれ、その幻影を追ってより勢いを増していった
ウンチェ
갈라진 틈으로 쏟아지는 굉음
裂けた隙間から溢れ出す轟音
눈을 태우는 찰나의 섬광
目を焼き尽くす刹那の閃光
カズハ
美しいゆらめきに誘われ
ゆらゆらと揺れる火の美しさに魅了され
より大きく燃え上がることだけが存在の理由だと信じていた
火をさらに大きくすることだけが自らの存在意義だと信じて疑わなかった
ユンジン
In the end, it devoured itself and scattered to ashes
やがてそれは自らを喰らい尽くして灰となった
A paradoxical existence
矛盾した存在
A vanishing point of blue light in finite time
限られた時間の中で、青い光が燃え尽きる消失点
チェウォン
하나의 불은 재가 되었다
ひとつの火は灰となった
모든 것이 물러난 고요
すべてが消え去った静寂
순간과 영원이 맞물리는 불변의 시공
瞬間と永遠が重なり合う不変の時空
ユンジン
The name that resounds from the lowest depths
最も深い闇の底からこだまする名前
The sign of existence etched onto the soul
魂に刻まれた存在の証
サクラ
⽕は灰の中から⽕種として再び⽬を覚ます
灰の中で煌々と燃え続けていた熾火が再び辺りを照らした
ユンジン
The ember, with its resilient heat, melts the coarse grains to translucence
その燃えさしは、そのしぶとい熱で粗い砂粒を透き通らせ
カズハ
闇の⽚隅で道に迷った瞳を照らした
闇の片隅でうずくまる存在意義を見失った者の目を、再び希望の光で照らした
ウンチェ
겨울 숲을 헤매던 아이의 얼어붙은 발을 감쌌다
冬の森を彷徨う子どもの凍えた足を包み込んだ
아이는 작은 숨을 내뱉었다
子どもは小さく息を吐いた
チェウォン
그리하여 숨이 불을 밝히었다
そうして、その息が火を灯した
サクラ
⽕種は熱い息によって再び燃え上がる
灰の中に埋もれた熾火はその熱風に煽られ再び燃え上がる
ユンジン
At last, the flame is born
そして、ついに火が生まれる
曲情報
「Born Fire」(ボーン・ファイアー)はHYBE所属の韓国のガールズグループ、LE SSERAFIM(ルセラフィム)の曲。この曲は2025年3月14日13時にリリースされた5thミニアルバム『HOT』に収録されている。
歌詞の意味
タイトル「Born Fire」の意味
「Born Fire」とは「火が生まれる」「火として生まれる」「火の誕生」などと訳せる。
「火は灰の中から火種として再び目を覚ます」という一節は不死鳥(フェニックス)のコンセプトであり、「ANTIFRAGILE」の歌詞ともリンクしている。
Associated with the sun, a phoenix obtains new life by rising from the ashes of its predecessor.
https://en.wikipedia.org/wiki/Phoenix_(mythology)
太陽と関連付けられるフェニックスは、前身の灰の中から蘇ることで新たな命を得るとされる。
また、LE SSERAFIMのグループ名の「セラフ」とはヘブライ語で「燃える」という意味であり、火のコンセプトは初期から一貫して持ち続けている。