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曲情報
「Numb」(ナム)は、アメリカのロックバンド、リンキン・パークの曲である。2枚目のスタジオアルバム『メテオラ』(2003年)からの3枚目のシングルとしてリリースされた。
チャート
リンキン・パークの最も有名で批評家から絶賛された曲の一つである「Numb」は、2003年と2004年に12週間、米国のビルボード・モダン・ロック・トラック・チャートで1位を獲得した。この曲は、ビルボード・メインストリーム・ロック・トラック・チャートでも3週間1位を獲得し、ビルボード・ホット100で最高11位を獲得した。
ジェイ・Zとのコラボもヒット
この曲はバンドとアメリカのラッパー、ジェイ・Zとのコラボレーション曲「Numb/Encore」としてリミックスされた。この曲は両アーティストにとって大ヒットとなり、アルバム『Collision Course』に収録され、最優秀ラップ/歌唱コラボレーション部門でグラミー賞を受賞した。「Numb」はラプソディ誌の「10年間のトップ100曲」リストで95位にランクされた。
10億回ストリーム突破
2022年3月15日、「Numb」は「In the End」に続いてSpotifyで10億回ストリームを突破した2曲目となった。
歌詞の意味
親の期待にうんざりしている子どもたちの曲
この歌は、親が課す高い期待にうんざりしている子供たちについて語っている。主人公はどんな努力をしても親を喜ばせることができないと感じており、完璧な子供でないことに対する親の失望から解放されたいという気持ちを描いている。親から自分を型にはめられることに反発し、自分自身でありたいという願いが示され、また、親自身もかつては同じように、誰かに失望されていたのだと気づいてほしいという思いが表現されている。
マイク・シノダが語る「Numb」
マイク・シノダは Shoutweb に次のように説明している。「アルバムを締めくくるのにちょうど良い曲だと思ったんだ。というのも、この曲はアルバム全体を要約しているように感じるからさ。すぐに俺たちのサウンドだってわかる曲なんだよ。リンキン・パークらしい曲に聞こえるけど、同時に『Meteora』の雰囲気も持っている。意味が伝わるかな。もう少し上手く説明できるかも。聴けばすぐにリンキン・パークの曲だってわかるけど、明らかに『Meteora』に属する曲なんだ。曲調や歌詞がこの新しい楽曲群にぴったりだからね。歌詞は、何も感じなくなったり、何も気にしなくなるような時のことを歌っているんだ。ほぼ疲れ果てたような感じで、それが面白いことに、昨年のツアーを終えた後の俺たちの気分にちょうど合ってたんだ」


