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曲情報
「ブラック・マジック」は、イギリスのガールズグループ、 リトル・ミックスがレコーディングした曲で、2015年5月にサイコ・ミュージックとコロンビア・レコードを通じて、3枚目のスタジオアルバム『ゲット・ウィアード』(2015年)のリードシングルとしてリリースされた。 80年代のポップミュージックの影響を受けたティーンポップとダンスポップになっている。このシングルはリリース時に音楽評論家から絶賛され、キャッチーなサウンドとアップビートなテンポが賞賛され、グループのデビューアルバム『DNA』(2012年)の曲と比較された。
「ブラック・マジック」は全英シングルチャートで首位を獲得した。リトル・ミックスのシングルとしては2012年の「ウイングス」以来の首位獲得であり、女性のみのグループによる1位獲得は2013年以来初となった。同曲は3週連続で1位の座を維持し、ガールズ・グループによる1週間以上の首位獲得は2007年のシュガーベイブスの「アバウト・ユー・ナウ」以来初となった。同曲は1994年から2019年までの間、イギリスで5番目に売れたガールズ・グループのシングルとなった。
イギリス以外では、オーストラリア、アイルランド、イスラエルでトップ10入りを果たし、その他16の地域でチャート入りした。ビルボードホット100では、このシングルは67位まで上昇し、アメリカではグループの最高位のシングルとなった。2021年現在、この曲はイギリスレコード産業協会(BPI)からイギリスでトリプルプラチナ、ブラジルでのダイアモンドを含む10か国でゴールド以上の認定を受けている。この曲は、 2015年のティーン・チョイス・アワードでチョイス・ラブ・ソングにノミネートされ、2016年のブリット・アワードではブリティッシュ・シングル・オブ・ザ・イヤーとブリティッシュ・ビデオ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。ビルボードは、この曲を「史上最高のガールグループソング100選」の1つにランク付けした。
歌詞の意味
この曲は恋愛の主導権を握りたい女の子たちの“おまじない”ファンタジーをポップに誇張したスタイルで描いている。語り手は、好きな相手に振り向いてほしい女の子へ向けて「秘密のレシピ」を与えるように語りかけ、恋を思い通りに動かす力を身につけたかのような気分を演出する。ここで言う“魔法”は実在の呪術ではなく、自信や魅力を象徴する比喩として扱われ、気持ちの切り替えや積極性を軽やかに後押しする装置になっている。
歌の世界ではその“魔法”を身につけた瞬間に弱気だった子が恋をつかむ側へと変わる。自分を安売りしない態度や相手に翻弄されない強さがユーモラスに変換され、主張的で明るいエネルギーとして跳ねる。周囲の女の子たちが「どうしてそんなにうまくいくの?」と集まってくる描写は、恋の秘訣を持つ者に向けられた憧れの構図を遊び心たっぷりに描いている。
全体として魔法というモチーフを使いながら自分に自信を持つことや欲しいものを取りに行く前向きさをポップに祝福する内容になっている。


