【曲解説】MEOVV – TOXIC

動画

曲情報

TOXIC」(トキシック)はTHEBLΛƆKLΛBEL(ザ・ブラック・レーベル)所属の韓国ガールズグループ、MEOVV(ミヤオ)の曲。この曲は2024年11月18日18時(JST)にリリースされた。

この曲の作詞にはメンバーのGAWON(ガウォン)とNARIN(ナリン)が参加している。

  • ソングライター:24、Billy Walsh、Claudia Valentina、GAWON、Kush、NARIN、TEDDY、Zikai
  • プロデューサー:24

▼ダブルタイトルとなった「BODY」

歌詞の意味

タイトル「toxic」の意味は?

toxic」は基本的に「」という意味だが、人間関係の文脈では「有害な関係」という意味も持っている。感情的に虐げたり、相手を操作したり、無礼な振る舞いをしたり、その他の否定的な行動を通じて、精神的な健康を継続的に害するもののことである。

「naive(ナイーヴ)」の意味は?

naive(ナイーヴ)は、「世間知らず」や「考えが甘い」という意味。誰かが真実を語っているとか、世の中には心底悪い人間なんていないとか、人生はシンプルで公平だとか、そういうことを信じたがりすぎる性質を捉えた言葉である。そういう性質を持った人は大抵は若かったり、人生経験があまりなかったりするため、「世間知らず」と訳されることが多い。

「sing(サイン)」の意味は?

この部分はMVの公式日本語字幕では「標識」と訳されていたが、signには「兆候」や「警告」という意味もある。続くフレーズが「ライトもつけずに走ってるみたい」ということから、「道路標識」の意味も確かに含まれているが、ここでは関係が終わる「兆候」や、事態の悪化を示す「警告」という意味もかかっているため、そのまま全ての意味が含まれているカタカナ表記の「サイン」を採用した。

また、前半部分「I never read the signs」は、語り手は恋愛パートナーと何度も関係の悪化と復縁を繰り返しているため、このneverは過去のことに限定されず、現在も含めて一貫して「まったく気づけない」という意味になる。

夢中なのは過去のことではない

上記のフレーズはMVの公式日本語字幕では「あなただけ見ていて何も見えていなかった」と、過去の過ちを歌っているかのように訳されているが、この部分のhave beenは現在でも継続中であることを表しているため、ここも前のフレーズと同様に、「ずっとあなただけに夢中で他のことは何も見えないの」というように、過去のある時点から一貫して現在もその状態にあることを表現した訳にする必要がある。(※現在完了は完了しているとは限らない。この場合は継続用法)

wrap(someone)around one’s(little)fingerの意味は?

MVの日本語字幕では「あなたの指で包まれたとき」と直訳されているが、wrap(someone)around one’s(little)fingerとは「(誰かを)完全に支配する、思い通りに操作する」という意味の慣用句である。

「toxic」という言葉の解説でも述べたように、「toxic」には「感情的に誰かを操作して精神に継続的な健康被害を及ぼすこと」もその定義に含まれているため、ここではまさに「toxic」の定義をそのまま反映したような歌詞となっている。

ride or dieの意味は?

Ride or die」は口語表現で、「誰かや何かに対して非常に忠実で、どんな困難や危険にも一緒に立ち向かう覚悟があること」を意味する。特にパートナー、友人、家族のために何でもする人に対して使われる。

このフレーズは、「ボニーとクライド」のような例でよく説明される。二人は犯罪者として「私たち対世界」という関係を築き、相手のためなら命も惜しまない姿勢を象徴している。そのため、「Ride or die」 は時に危険で破壊的な関係をも含意するが、深い忠誠心や相互依存を表現する際にも使われる。

▼約1ヶ月前にリリースされたJENNIEの「Mantra」にも「逃走中のボニーたちを見て」という歌詞で「ボニーとクライド」について言及されている。

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