【曲解説】Phil Collins – Against All Odds (Take a Look at Me Now)

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曲情報

「Against All Odds(Take a Look at Me Now)」(邦題:見つめて欲しい)は、イギリスのドラマー、シンガー、ソングライターのフィル・コリンズによる曲。この曲は1984年の同名の映画のサウンドトラックとして録音された。この曲の歌詞は、主人公が元恋人に「さあ、僕を見てほしい」と懇願するパワーバラードで、和解するのは「予想外」だが、賭ける価値はあるという内容になっている。このシングルは米国のBillboard Hot 100で1位を記録し、コリンズのソロキャリアにおける7回の全米No.1のうちの最初の1位となった。「Against All Odds(Take a Look At Me Now)」はカナダ、アイルランド、ノルウェーでもチャートのトップを獲得し、イギリスでは最高2位を記録した。

歌詞の意味

この曲は大切な相手を失った後に残された喪失感と、それでも相手の帰りを願わずにはいられない心情を描いている。共に過ごした時間の重さを思い返しながら突然離れていく相手を止める術がなく、空虚だけが残る現実を受け入れなければならない姿が核になっている。戻ってくる可能性はほとんどないと理解しつつ、それでも待つという選択を手放せない葛藤が滲み、未練や望みが絡み合う切ない感情が物語全体を支配している。

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