動画

Reveal
R.E.M.
- The Lifting
- I’ve Been High
- All the Way to Reno (You’re Gonna Be a Star)
- She Just Wants to Be
- Disappear
- Saturn Return
- Beat a Drum
- Imitation of Life
- Summer Turns to High
- Chorus and the Ring
- I’ll Take the Rain
- Beachball
歌詞&翻訳
Hummin’
鼻歌交じりに
All the way to Reno
リノへ向かう道すがら
You’ve dusted the non-believers
信じない者たちを払いのけて
And challenged the laws of chance
偶然の法則に挑んできた
Now sweet
ねえ、甘いベイビー
You were so sugar sweet
君はあまりにも甘かった
You may as well have had “Kick Me”
Fastened on your sleeve
まるで袖に「蹴ってくれ」って書いた紙をぶら下げてるみたいだった
You know what you are
君は自分が何者か知ってる
You’re gonna be a star
君はスターになるつもりだ
You know what you are
君は自分が何者か知ってる
You’re gonna be a star
君はスターになるつもりだ
“Wing” is written on your feet
「翼」という文字が君の足に書かれてる
Your Achilles’ heel
そのアキレス腱は
Is a tendency
To dream
夢を見すぎる傾向がある
But you’ve known that from the beginning
でも君自身も最初からそのことはわかってた
You didn’t have to go so far
そこまで突き進む必要はなかったんだ
You didn’t have to go
そこまで突き進む必要はなかった
You know what you are
君は自分が何者か知ってる
You’re gonna be a star
君はスターになるつもりだ
You know what you are
君は自分が何者か知ってる
You’re gonna be a star
君はスターになるつもりだ
You know who you are
君は自分が何者か知ってる
You know who you are
君は自分が何者か知ってる
You know who you are
君は自分が何者か知ってる
Hummin’
鼻歌交じりに
All the way to Reno
リノへ向かう道すがら
You’ve written your own directions
君は自分で自分の道しるべを書いて
And whistled the rules of change
変化のルールを口笛で吹いた
You know what you are
君は自分が何者か知ってる
You’re gonna be a star (star)
君はスターになるつもりだ
You know what you are
君は自分が何者か知ってる
You’re gonna be a star (star)
君はスターになるつもりだ
You know what you are
君は自分が何者か知ってる
You’re gonna be a star (star)
君はスターになるつもりだ
You know what you are
君は自分が何者か知ってる
You’re gonna be a star (star)
君はスターになるつもりだ
Hummin’
鼻歌交じりに
All the way to Reno
リノへ向かう道すがら
All the way to Reno
リノへ向かう道すがら
All the way to Reno
リノへ向かう道すがら
You’re gonna be a star (you are, you are)
君はスターになるつもりだ(君は、君は)
You’re gonna be a star
君はスターになるつもりだ
You’re gonna be a star (you are, you are)
君はスターになるつもりだ(君は、君は)
You’re gonna be a star
君はスターになるつもりだ
曲情報
「All the Way to Reno (You’re Gonna Be a Star)(オール・ザ・ウェイ・トゥ・リノ(ユー・アー・ゴナ・ビー・ア・スター))」は、アメリカのロックバンドR.E.M.の楽曲で、2001年7月23日に12枚目のスタジオアルバム『Reveal』からの2枚目のシングルとしてリリースされた。全米Billboard Hot 100にはチャートインしなかったが、全英シングルチャートで24位、イタリアで31位、アイルランドで34位を記録した。
B面には、ロンドンのトラファルガー広場で開催された「South Africa Freedom Day」コンサートでのライブ音源が収録された。このイベントは、南アフリカ大統領ネルソン・マンデラを称え、同国の民主化7周年を記念して行われた。
背景
ピーター・バックがベスト盤『In Time: The Best of R.E.M. 1988–2003』のライナーノーツで説明しているように、この曲は「リノに行けば有名になれる」と信じている人物について歌っている。曲の仮タイトルは「Jimmy Webb on Mars」で、これは「敬愛するソングライターへの歪んだオマージュ」だったという。
リリース
2023年にマイク・ミルズは、この曲をビル・ベリー脱退後のバンドで最も優れた作品だと評し、「すべてのパートがうまく機能している。ピーターの作曲は素晴らしいし、ベースラインもクール。プロダクションも本当に良い。少し悲しいけれど同時に楽観的でもあり、マイケルの最高の詞の特徴を持っている。喜びと悲劇の両方を内包していて、私たちが求めていたものをすべて掴んでいる」と述べている。
ミュージックビデオ
ミュージックビデオはニューヨーク・ブルックリンのプロスペクト・パーク地区にあるBishop Ford Central Catholic High Schoolで撮影され、マイケル・ムーアが監督を務めた。撮影は同校や近隣の学校に通う学生たちによって行われた。ビデオでは、バックとミルズがキャリアガイダンス室に楽器を持って入るが、出てくるときにはちりとりとほうきを持っている姿が映し出される。また、バンドのマネージャーであるバーティス・ダウンズも学校のアナウンサー役で登場するが、マイクはマイケル・スタイプに奪われてしまう。
このビデオは、バンドのキャリアを総括するコンピレーション『Part Lies, Part Heart, Part Truth, Part Garbage 1982–2011』のiTunes Storeボーナス映像として収録されたが、楽曲自体は同コンピレーションには収められなかった。
歌詞の意味
You know what you are
君は自分が何者か知ってる
You’re gonna be a star
君はスターになるつもりだ
「You know what you are / You’re gonna be a star」という繰り返されるサビのフレーズが違った角度で解釈できるようになっている。
You’ve dusted the non-believers
信じない者たちを払いのけて
And challenged the laws of chance
偶然の法則に挑んできた
始めは「周囲が信じてくれない中で、君はチャンスに賭けてきた」という流れの中で、「You know what you are / You’re gonna be a star」というフレーズが、「君は自分がスターになると信じている」と素直に読める。これは歌い手からの皮肉・冷笑的な意味として読める。
You were so sugar sweet
君はあまりにも甘かった
You may as well have had “Kick Me”
Fastened on your sleeve
まるで袖に「蹴ってくれ」って書いた紙をぶら下げてるみたいだった
「まるで袖に『蹴ってくれ』って書いた紙をぶら下げてるみたいだった」という部分は、「身の程知らず」「周囲の評価と自己認識のズレ」を表現している。
「君はあまりにも甘かった」という部分は、スターになろうとしてる文脈で「君は魅力的で愛らしい」という意味でも読めるし、「君は夢見がち」「周囲の評価と自己認識のズレ」という文脈の中で「ナイーブ」「考えが甘い」「夢見がち」「お花畑」という意味でも読める。
Your Achilles’ heel
そのアキレス腱は
Is a tendency
To dream
夢を見すぎる傾向がある
But you’ve known that from the beginning
でも君自身も最初からそのことはわかってた
You didn’t have to go so far
そこまで突き進む必要はなかったんだ
You didn’t have to go
そこまで突き進む必要はなかった
Verse2では「君自身も自分の弱点が夢見がちだということを元々わかっていた」と明かされる。その後に続く、「You know what you are / You’re gonna be a star」というフレーズは、「君は自分の限界をわかってる。リノ程度のスターに夢をスケールダウンさせてでも君はスターを目指してる」という意味としても読める。songfacts.comでは、「リノはネバダ州にある街で、安上がりなラスベガスとして知られている。余程、自分への期待値が低い人間じゃない限り、リノでスターになろうとは思わない」と解説されている。
You’ve written your own directions
君は自分で自分の道しるべを書いて
And whistled the rules of change
変化のルールを口笛で吹いた
この部分は「ハリウッドなどで大スターになるために変化を受け入れるべきだったのに、君は自分を曲げられず、リノにスケールダウンすることになった」とも読めるし、リノのスターにスケールダウンするという夢の変化を対して気にかけず、気楽な様を表現しているとも解釈できる。
ちなみに「whistled (口笛を吹いた)」は軽視していることを表している。