動画

Out of Time
R.E.M.
- Belong
- Half a World Away
- Texarkana
- Country Feedback
- Me in Honey
歌詞&翻訳
Oh, Life is bigger
ああ、人生は大きい
It’s bigger than you
君が思うよりももっと大きいものなんだ
And you are not me
それに君は僕じゃない
The lengths that I will go to
君のためならどんな無理だってしてしまう
The distance in your eyes
でも君との間に距離を感じるよ
Oh no, I’ve said too much
ああ、言い過ぎてしまったんだ
I set it up
自分でこんな状況にしてしまった
That’s me in the corner
隅っこにいるのが僕だ
That’s me in the spotlight
スポットライトに晒されてるのも僕だ
Losing my religion
冷静さを失いかけてる
Trying to keep up with you
必死に君についていこうとして
And I don’t know if I can do it
できるかどうかはわからないけど
Oh no I’ve said too much
ああ、言い過ぎてしまった
I haven’t said enough
いや、まだ足りない
I thought that I heard you laughing
君の笑い声が聞こえた気がした
I thought that I heard you sing
君の歌声が聞こえた気がした
I think I thought I saw you try
君が手を伸ばしたのを見た気がした
Every whisper
Of every waking hour
目覚めてる間ずっと聞こえてくる囁きのひとつひとつ
I’m choosing my confessions
その中から打ち明ける言葉を選んでる
Trying to keep an eye on you
君から目を逸らさないように
Like a hurt lost and blinded fool, fool
盲目な愚か者のように傷つき、迷いながら
Oh no, I’ve said too much
ああ、言い過ぎてしまったんだ
I set it up
自分でこんな状況にしてしまった
Consider this
考えてみろ
Consider this
考えてみろ
The hint of the century
世紀の大ヒントだ
Consider this
考えてみろ
The slip that brought me
To my knees failed
僕を打ちのめしたあの失言、あの挫折を
What if all these fantasies
もしこの妄想が
Come flailing around
一斉に暴れ出してしまったら──
Now I’ve said too much
ほら、また言い過ぎてしまった
I thought that I heard you laughing
君の笑い声が聞こえた気がした
I thought that I heard you sing
君の歌声が聞こえた気がした
I think I thought I saw you try
君が必死に手を伸ばすのを見た気がした
But that was just a dream
でも、あれはただの夢だった
That was just a dream
ただの夢だった
That’s me in the corner
隅っこにいるのが僕だ
That’s me in the spotlight
スポットライトに晒されてるのも僕だ
Losing my religion
冷静さを失いかけてる
Trying to keep up with you
必死に君についていこうとして
And I don’t know if I can do it
できるかどうかはわからないけど
Oh no I’ve said too much
ああ、言い過ぎてしまった
I haven’t said enough
いや、まだ足りない
I thought that I heard you laughing
君の笑い声が聞こえた気がした
I thought that I heard you sing
君の歌声が聞こえた気がした
I think I thought I saw you try
君が必死に手を伸ばすのを見た気がした
But that was just a dream
でも、あれはただの夢だった
Try, cry
あがいて、泣いて
Why try?
なんであがくんだ?
That was just a dream, just a dream, just a dream
ただの夢だった ただの夢、ただの夢
曲情報
「Losing My Religion(ルージング・マイ・リリジョン)」はアメリカのオルタナティヴ・ロックバンドR.E.M.の楽曲で、1991年2月19日にワーナー・ブラザース・レコードから7作目のスタジオ・アルバム『Out of Time』の先行シングルとしてリリースされた。ギタリストのピーター・バックが即興で奏でたマンドリンのリフから生まれ、歌詞はマイケル・スタイプが執筆している。歌詞のテーマは幻滅や報われない愛である。
本作はR.E.M.にとってアメリカで最も高いチャート順位を記録したヒット曲となり、ビルボード・ホット100で4位を獲得し、バンドの人気を大きく拡大させた。
レコーディング
- 作曲過程
ピーター・バックがテレビを見ながら練習していたマンドリンの録音テープから、この楽曲のメインリフが生まれた。 - デモと最終録音
1990年7月に「Sugar Cane」という仮タイトルでデモを制作。最終版は同年9月、ニューヨークのベアズヴィル・スタジオで録音された。 - 楽器構成
ミッドレンジを補うためにツアーギタリストのピーター・ホルサップルがアコースティックギターを加え、マーク・ビンガムによる弦楽編曲をアトランタ交響楽団のメンバーが演奏した。スタイプのボーカルは一発録りで収録された。
作曲と歌詞
- 曲はEマイナーを基調とし、マンドリンリフをベースに構成されている。
- タイトルの「Losing My Religion」は南部の俗語で「癇癪を起こす」「我慢の限界」といった意味を持つ。スタイプは「報われない恋愛表現」をテーマとしたと説明している。
- 歌詞の「That’s me in the corner / That’s me in the spotlight」という一節は、もともと「That’s me in the kitchen」と書かれており、パーティーで好きな相手に近づけない内気な人物を描写していた。
- スタイプはこの曲をポリスの「Every Breath You Take」と比較し、誰もが自分に置き換えて共感できる“クラシックな執着ソング”だと語っている。
ミュージックビデオ
- 監督:タルセム・シン
- 特徴:
- 宗教的イメージを多用し、カラヴァッジョ風の構図や聖セバスチャン、トマスの不信、ヒンドゥー教の神々などが登場する。
- スタイプ自身が口パクで歌うのはR.E.M.のビデオとしては異例。
- シーンの一部はアンドレイ・タルコフスキーの映画『サクリファイス』や、ガルシア=マルケスの短編「大きな翼を持ったとても年老いた男」に着想を得ている。
- 評価:
1991年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで9部門にノミネートされ、ビデオ・オブ・ジ・イヤーを含む6部門を受賞。
受賞と評価
- グラミー賞(1992年)
- 最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)
- 最優秀ショートフォーム・ミュージック・ビデオ
- その他
- 2017年、グラミー殿堂入り
- 『ローリング・ストーン』誌の「歴代500曲」リスト2024年版で第112位
- 2020年、R.E.M.のミュージックビデオとして初めてYouTube再生回数10億回を突破