【和訳】Stevie Nicks – Edge of Seventeen

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歌詞&翻訳

Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh ooh ooh
「ウー、ウー、ウー」って
Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って

And the days go by
そして日々は過ぎ去っていく
Like a strand in the wind
風の中の一筋の糸のように
In the web that is my own
運命の網の中で
I begin again
私は再び始めるの
Said to my friend, baby
友達に言ったわ、ベイビー
Nothin’ else mattered
それ以外のことは重要じゃなかったって

He was no more than a baby then
彼はその頃、ただの子供だった
Well he seemed broken hearted
彼は心が壊れたように見えた
Something within him
彼の内側に何かがあったの
But the moment that I first laid
でも、私が初めて彼に目を向けた瞬間
Eyes on him all alone
彼が一人ぼっちでいるのを見たの
On the edge of seventeen
17歳の境目で

Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って
Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Said ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って

Well, I went today maybe I will go again
今日行ったけど、もしかしたら明日も行くかも
Tomorrow
明日ね
Yeah, yeah
ええ、そうね
Well the music there, well it was hauntingly
あの場所でかかっていた曲が忘れられないわ
Familiar
どこか懐かしい感じがした
When I see you doing
あなたがしていることを見ると
What I tried to do for me
私が自分のためにやろうとしたことを思い出すの
With the words from a poet
作詞家の言葉と
And a voice from a choir
合唱団の声
And a melody nothing else mattered
そしてメロディー、他には何も重要じゃなかったわ

Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って
Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Said ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って

The clouds never expect it
雲は予期してないの
When it rains
雨が降ることを
But the sea changes colors
でも海は色を変えるけど
But the sea
海自体は
Does not change
変わらない
So with the slow, graceful flow
だから、ゆっくりと優雅に流れる
Of age
歳月の流れと共に
I went forth with an age old
私はありきたりだけど
Desire to please
喜ばせたいっていう願望で前に進んだ
On the edge of seventeen
17歳の境目で

Ooh
うぅ

Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って
Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って

Well then suddenly
そして突然
There was no one left standing
廊下には誰もいなかった
In the hall yeah, yeah
ええ、ええ
In a flood of tears
涙の洪水の中で
That no one really ever heard fall at all
誰もその涙が落ちる音を聞いたことがなかった
Well, I went searchin’ for an answer
私は答えを探しに行った
Up the stairs and down the hall
階段を上がって、廊下を進んで
Not to find an answer
答えを見つけるためじゃなく
Just to hear the call
ただ聞きたくて
Of a nightbird singing
夜鳥の歌声を
Come away, come away
さあ、行こう、行こう

Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って
Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って

Well I hear you in the morning
朝にあなたの声が聞こえる
And I hear you
そして、あなたの声が聞こえる
At nightfall
夜が訪れる時に
Sometimes to be near you
時々、あなたの近くにいることで
Is to be unable to feel you
あなたを感じることができなくなるの
My love
私の愛しい人
I’m a few years older than you, my love
私の愛しい人、私はあなたより少し年上

Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って
Just like the white winged dove
まるで白い羽を持つ鳩が
Sings a song
歌を歌うように
Sounds like she’s singing
彼女が歌っているように聞こえるわ
Ooh baby, ooh, said ooh
「うぅ、ベイビー、うぅ」って

曲情報

 「エッジ・オブ・セブンティーン」は、アメリカのシンガーソングライター、スティーヴィー・ニックスの曲で、彼女のデビューソロスタジオアルバム『ベラドンナ』 (1981年)に収録されており、1982年2月4日にアルバムからの3枚目のシングルとしてリリースされた。シングルリリース時の曲名は「Edge of Seventeen (Just Like the White Winged Dove)」であった。

チャートでの結果以上に有名で評価の高い名曲

 ビルボードホット100のトップ10入りをわずかに逃し、最高11位となった。それにもかかわらず、この曲はニックスの最も永続的で有名な曲の1つとなり、多くのアーティストによってカバーされている。 2021年にはローリングストーン誌の「史上最高の500曲」で217位にランクされた。

曲名「エッジ・オブ・セブンティーン」の由来

 ニックスによると、このタイトルはトム・ペティ(アメリカのロックミュージシャン)の最初の妻ジェーンとの最初の出会いについての会話から生まれたという。ジェーンは2人が出会ったのは「at the age of seventeen(17歳の時)」だと言ったが、ジェーンの強い南部訛りのせいでニックスには「edge of seventeen(17歳の縁)」のように聞こえた。彼女はこのフレーズの響きがとても気に入ったので、ジェーンにこのフレーズで曲を書いて、インスピレーションを与えてくれたのはジェーンだと公言すると伝えた。

叔父とジョン・レノンの死の影響

 ニックスはもともとこのタイトルをトムとジェーン・ペティについての曲に使うつもりだったが、1980年12月の同じ週に起きた叔父ジョナサンの死とジョン・レノンの殺害に触発されて、ニックスはこのタイトルを使った新しい曲を書いた。ニックスのプロデューサーで恋人のジミー・アイオヴィンはレノンの親友であり、ニックスは彼を慰めてあげることができないと感じていた。その後すぐに、ニックスは癌で死に瀕していた叔父ジョナサンのもとへ帰るため、アリゾナ州フェニックスの実家へ飛んだ。彼女は叔父が亡くなるまで叔父とその家族と一緒にいた。

鳩の鳴き声を聞いたことがなかった

 ニックスはこれまで鳩の鳴き声を聞いたことがなかったが、2020年につい最近聞いたばかりだと明かした。冒頭の歌詞は、1980年にフェニックスのレストランで読んでいたメニューに書かれていた「白い翼の鳩がウー、ウー、ウーと歌っているように聞こえる歌を歌う。鳩はここに、避難所と保護を提供してくれる大きなサワロサボテンを巣にしている…」という言葉にインスピレーションを受けたものだった。

ポリスの「ブリング・オン・ザ・ナイト」をパクった

 曲全体を通して、ワディ・ワクテルがC、D、Eマイナーコードへと進む特徴的な16分音符のギターリフを演奏している。ブリッジでは、コードがEマイナーとCの間で2回交互に繰り返される。ニックスのバックバンドは、ギターリフにポリスの「ブリング・オン・ザ・ナイト」を真似することを勧めたが、ワクテルはその曲を知らなかった。

 「私は『ブリング・オン・ザ・ナイト』を一度も聴いたことがなかったんだけど、そのセッションで彼らはこの曲をこの感覚に基づいて作るつもりだと私に言ってきたんだ。ポリスを聞いたことはあったけど、彼らが何を言っているのかはわからなかった。それから、2年ほど前だったかな、ラジオをつけていたら、『エッジ・オブ・セブンティーン』のような曲が流れてきたんだ。そして突然、スティングの声が聞こえてきた!私は『完全に彼らの曲をパクったんだ!』って思ったよ。その夜、私はスティーヴィーに電話して『私の言うことを聞いてくれ、二度とそんなことはしないでくれ!』って言ったんだ」

歌詞の意味

 歌詞は、1980年12月の同じ週に起きた叔父ジョナサンの死とジョン・レノンの殺害から生じた悲しみを表現するためにニックスによって書かれた。

 ニックスの曲によくあるように、歌詞は非常に象徴的である。ニックスは白い羽の鳩は死後魂が体から離れることを表していると述べており、いくつかの詞は叔父ジョナサンの死に至るまでの日々の彼女の経験を綴っている。

その他の動画

▼オフィシャル・ミュージック・ビデオ

▼2008年のシカゴでのライブ映像

▼映画『スクール・オブ・ロック』の有名なシーン。