音源
歌詞＆翻訳
Life was a song
人生はまるで一つの歌のようだった
You came along
君が現れて
I lay awake the whole night through
僕は一晩中、眠れずにいた
If I should dare
もし僕が
To think you care
君も僕を想っているのかもしれないと思い切って信じてみるなら
This is what I’d say to you
こんなふうに伝えるよ
You were meant for me
君は僕のために生まれてきた
And I was meant for you
そして僕も君のために生まれてきた
Nature fashioned you
自然が君を形作り
And when she was done
すべてを創り終えたとき
You were all those good things
君はあらゆる素晴らしさを
Rolled into one
一つに詰め込んだ存在になったんだ
You’re like a plaintive melody
君はもの悲しいメロディのように
That never lets me be
僕を惹きつけて離さないんだ
I’m content
心が満たされるよ
The angels must have sent you
天使が僕のもとへ君を送ってくれたんだと思うと
And they meant you just for me
そして君は僕の運命の人だったんだ
You’re like a plaintive melody
君はもの悲しいメロディのように
That never lets me be
僕を惹きつけて離さないんだ
I’m content
心が満たされるよ
The angels must have sent you
天使が僕のもとへ君を送ってくれたんだと思うと
And they meant you just for me
そして君は僕の運命の人だったんだ
曲情報
「You Were Meant for Me」（ユー・ワー・メント・フォー・ミー）は、アメリカの作曲家ナシオ・ハーブ・ブラウンが作曲し、アーサー・フリードが作詞した楽曲で、1929年に発表された。
この曲は、1929年のミュージカル映画『The Broadway Melody』でチャールズ・キングによって初めて披露された。また、同年公開の映画『The Hollywood Revue of 1929』では、コンラッド・ネーゲルの吹き替えとして再びキングが歌い、『The Show of Shows』ではブル・モンタナとウィニー・ライトナーによって演奏された。
その後もこの楽曲はさまざまな映画に登場し、1940年のミュージカル映画『Hullabaloo』ではフランク・モーガンが歌唱し、1941年の映画『Penny Serenade』（アイリーン・ダン、ケーリー・グラント主演）にも使用された。1952年のミュージカル映画『雨に唄えば』では、ジーン・ケリーがデビー・レイノルズとともにこの曲を歌いながら踊るシーンが特に有名である。
スティングが1998年の映画『The Object of My Affection』のためにカバーし、サウンドトラックに収録された。
歌詞の意味
Nature fashioned you の意味
Nature fashioned you
自然が君を形作り
この部分はCD付属の日本語訳で「自然も君に夢中で」というような訳になっていたが、これは超訳である。
- “Nature” → 自然（ここでは「創造主」的なニュアンス）
- “fashioned” → 形作った、創り出した
”fashioned” は「デザインする」「形作る」という動詞であり、「夢中になる」という意味はない。
And they meant you just for me の意味
And they meant you just for me
そして君は僕の運命の人だったんだ
”mean” の原義は「意味する」「意図する」「目的とする」である。つまり、「ある目的や意味をもって何かが決まっている」 という感覚が根底にある。
“They meant you just for me” のニュアンス
- 「天使たちは君を僕のために意味づけた」
→ 直訳だと意味がわかりにくい。
ここでの “meant” は 「意図する」「運命づける」 というニュアンスが強く、「天使たちは君を僕のための存在として定めた」 という意味になる。
したがって、「君は僕の運命の人だったんだ」という意訳が成立する。
