動画
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Abbey Road
The Beatles
歌詞&翻訳
Oh yeah, alright
オー・イェー、オーライ
Are you going to be in my dreams tonight?
今夜、君は俺の夢に出てきてくれるのかい?
Love you, love you, love you, love you
愛してる、愛してる、愛してる、愛してる
Love you, love you, love you, love you
愛してる、愛してる、愛してる、愛してる
Love you, love you, love you, love you
愛してる、愛してる、愛してる、愛してる
Love you, love you, love you, love you
愛してる、愛してる、愛してる、愛してる
Love you, love you, love you, love you
愛してる、愛してる、愛してる、愛してる
Love you, love you, love you, love you
愛してる、愛してる、愛してる、愛してる
Love
愛
And in the end, the love you take
そして最後に、君が受け取る愛は
Is equal to the love you make
君が与えた愛と同じだけのものなんだ
曲情報
”The End”(ジ・エンド)は、イギリスのロックバンド、ビートルズの楽曲で、1969年のアルバム『Abbey Road』に収録されている。ポール・マッカートニーが作詞・作曲し、レノン=マッカートニー名義でクレジットされている。これはビートルズ4人が最後に一緒に録音した楽曲であり、アルバムのB面メドレーの最後を飾る曲である。楽曲には、リンゴ・スターがビートルズで唯一録音したドラムソロが含まれている。
作曲と録音
マッカートニーは、「メドレーを象徴的な二行詩で締めくくりたかった」と語っており、その結果として「And in the end, the love you take is equal to the love you make.」という印象的なフレーズが生まれた。ジョン・レノンも1980年の『Playboy』誌のインタビューでこの曲をマッカートニーの作品だと認め、「彼がこの曲の中で書いた『そして最後には、君が受け取る愛は、君が生み出した愛と等しい』というフレーズは、とても哲学的でコスミックな一節だ」と述べている。
録音は1969年7月23日に始まり、1分30秒のマスター・テイクが録音された。その後、オーバーダブによって2分5秒に延長された。当初は “Ending” という仮タイトルが付けられていた。8月5日に最初のボーカルが追加され、7日には追加のボーカルとギターオーバーダブが行われた。8月8日にはベースとドラムが録音されたが、この日はアルバムのジャケット写真が撮影された日でもあった。8月15日にオーケストラのオーバーダブが施され、18日には最終的なピアノとボーカルの録音が行われた。
演奏
楽曲には、リンゴ・スターの唯一のドラムソロが含まれている。スターは通常ソロを好まず、ボーカルに合わせた演奏をするスタイルだったが、この曲では8小節にわたるソロを披露している。彼はこのソロについて、アイアン・バタフライの “In-A-Gadda-Da-Vida” のドラムプレイを部分的に参考にしたと語っている。
また、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、ジョン・レノンが交互に2小節ずつリードギターを弾くギターソロが特徴的である。このアイデアはハリスンが提案し、レノンが3人で交互に弾くことを提案した。ギターソロは曲の約53秒後から始まり、3人がそれぞれ異なる奏法を披露している。エンジニアのジェフ・エメリックはこのセッションについて、「まるでガンマンのようにギターを構え、真剣な表情で競い合っているようだったが、そこには敵対心ではなく、純粋な楽しさがあった」と回想している。
位置づけ
当初 “The End” はアルバムの最終曲として意図されていたが、最終的には “Her Majesty” が続く形となった。また、”The End” はビートルズの4人全員が関与した最後の録音となったが、その後1970年1月に “I Me Mine” が3人によって録音されている(この時レノンはすでにバンドを脱退していた)。
メンバーと担当楽器
Ian MacDonaldおよびMark Lewisohnによると、以下の通りである。
- ポール・マッカートニー – リードボーカル、ピアノ、リズムギター、コーラス
- ジョン・レノン – コーラス、リードギター
- ジョージ・ハリスン – 6弦ベースギター、リードギター、コーラス
- リンゴ・スター – ドラムス、ティンパニ、コーラス、ドラムソロ
追加ミュージシャン
- 無名のセッションミュージシャン – ヴァイオリン12本、ヴィオラ4本、チェロ4本、コントラバス、ホルン4本、トランペット3本、トロンボーン、バストロンボーン
- ジョージ・マーティン – オーケストラ・アレンジ