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The Best Of The Doors
The Doors
- Riders on the Storm
- Light My Fire
- Love Me Two Times
- Roadhouse Blues
- Strange Days
- Break On Through (To the Other Side)
- Five to One
- Moonlight Drive
- Alabama Song (Whisky Bar)
- Love Her Madly
- People Are Strange
- Touch Me
- Back Door Man
- The Unknown Soldier
- L.A. Woman
- Hello, I Love You
- The End
曲情報
「Love Me Two Times」は、アメリカのロックバンド、ドアーズによる楽曲である。1967年のセカンドアルバム『Strange Days』に初収録され、同年にアルバムからの2枚目のシングルとして、2分37秒に編集されたバージョンがリリースされた。アメリカのチャートでは最高25位を記録した。
この曲はラジオで放送するにはやや際どい内容とされ、一部の地域では「物議を醸す」として放送禁止となり、バンドはその対応に不満を示した。
構成と特徴
アルバム『Strange Days』の他の楽曲と同様に、ライナーノーツでは作詞作曲のクレジットは「ドアーズ」とされているが、演奏権管理団体ASCAPでは各メンバー個人の名義が記載されている。
「Love Me Two Times」は、ブルースやバロック音楽の要素を取り入れており、ポップスやブルースロックに分類されることもある。ギタリストのロビー・クリーガーは、ギターワールド誌のアラン・ポールとのインタビューで、この楽曲の着想がダニー・カルブの作曲したフレーズに由来すると語っている。
キーボーディストのレイ・マンザレクは、最終的なレコーディングでこの曲をクラビコードではなくハープシコードで演奏しており、これはよく誤認されている点でもある。マンザレクはこの楽器について、「通常ロックンロールと結びつけられることのない、非常に優雅な楽器」と評している。
歌詞
マンザレクによると、この曲は「欲望と喪失、あるいは複数回のオーガズムについてのロビーのブルース/ロックの名曲」とのことである。著者リッチ・ウィードマンによれば、歌詞は出兵前の最後の一日を恋人と過ごす水兵または兵士の物語であるという。
批評
AllMusicのリッチー・アンダーバーガーは、アルバム『Strange Days』のレビューでこの楽曲を「ぎこちなくリズミカル」と形容している。一方、Rolling Stone誌は「重厚で情感的かつクライマックス感のある楽曲」と評した。Slant Magazineのサル・シンケマーニは、この曲をアルバム中でもっとも「親しみやすく、ストレートなロックチューン」としており、「技巧的なハープシコードソロと、バンドの中でも最もグルーヴ感のあるギターリフ」が魅力だと述べた。
Billboard誌はこのシングルを「トップ100を駆け上がること間違いなしの強力なフォークロック」と称賛し、Cash Box誌も「シカゴブルースのような力強さを持ち、ジム・モリソンのボーカルと優れた演奏パートによって独自のパンチを効かせている」と高く評価した。
歌詞の意味
この曲は語り手が別れを目前にし、短い時間のなかで相手との親密さを強く求める姿を描いている。去る理由は明示されず、語り手自身も説明を避けているように振る舞うが、その切迫感は繰り返し示される要求に凝縮されている。
一度だけでは満たされないという感覚や身体的な反応を伴う動揺が示唆され、相手との関係が語り手にとって一時的な逃避と支えの両方になっていることが読み取れる。
短期的な時間配分を象徴的に扱う表現は、明日と今日のあいだで消耗する不安定な心境を示し、もうすぐ離れるという状況に伴う焦燥感を強調する。ハープシコードの尖った音色が欲望と不安が交錯する楽曲の雰囲気をさらに際立たせている。


