【和訳】The Smiths – Girlfriend In A Coma

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歌詞&翻訳

Girlfriend in a coma, I know
彼女が昏睡状態なんだ、わかってる
I know, it’s serious
わかってる、深刻な状態だってことは
Girlfriend in a coma, I know
彼女が昏睡状態なんだ、わかってる
I know, it’s really serious
わかってる、本当に深刻な状態なんだって

There were times when I could have “murdered” her
彼女を「殺したい」と思ったことも何度かあったよ
But you know, I would hate anything to happen to her
でも、わかるだろ、彼女に何かあってほしくないんだ
No, I don’t want to see her
いや、彼女には会いたくないよ

Do you really think she’ll pull through?
本当に彼女は回復すると思う?
Do you really think she’ll pull through?
本当に彼女は乗り越えられると思う?
Do
どうだろう

Girlfriend in a coma, I know
彼女が昏睡状態なんだ、わかってる
I know, it’s serious
わかってる、深刻な状態だってことは
My, my, my, my, my
ああ、僕の、僕の
My baby, goodbye
僕のベイビー、さようなら

There were times when I could have strangled her
彼女を絞め殺したいと思ったことも何度かあったよ
But you know, I would hate anything to happen to her
でも、わかるだろ、彼女に何かあってほしくないんだ
Would you please let me see her?
彼女に会わせてくれないか?

Do you really think she’ll pull through?
本当に彼女は回復すると思う?
Do you really think she’ll pull through?
本当に彼女は乗り越えられると思う?
Do
どうだろう

Let me whisper my last goodbyes
最後の別れをそっとささやかせてくれ
I know, it’s serious
わかってる、深刻なんだ

曲情報

 「ガールフレンド・イン・ア・コーマ」は、イギリスのロックバンド、ザ・スミスの曲で、歌手のモリッシーとギタリストのジョニー・マーによって書かれた。この曲は、バンドの4枚目で最後のスタジオアルバム『ストレンジウェイズ・ヒア・ウィー・カム』からの3枚のイギリスシングルのうちの最初の曲だった。

曲作りのインスピレーション

 「ガールフレンド・イン・ア・コーマ」は、「トゥ・ビー・ヤング、ギフテッド・アンド・ブラック」という曲にインスピレーションを受けて作られており、マーが演奏する軽快なアコースティックギターのラインと、モリッシーが歌う入院中の恋人についての歌詞が特徴的である。マーは「2人(モリッシーとマー)ともその曲が大好きだった。だから「ガールフレンド・イン・ア・コーマ」ではその精神をとらえようとしたんだ。両方のストリングスパートを聴けばそれがわかるかもしれない」と回想している。

このシングルは解散の原因となった

 「ガールフレンド・イン・ア・コーマ」は1987年8月にシングルとしてリリースされ、全英シングルチャートで13位に達した。シングルのB面にはシラ・ブラックの曲「ワーク・イズ・ア・フォーレター・ワード」のカバーが収録されているが、モリッシーのこの決断はマーを激怒させ、シングルリリース後のバンド解散の原因となった。その結果、モリッシーは曲のミュージックビデオに一人で登場する。

 マーは1992年にレコード・コレクター誌に次のように語っている。 「『Work Is a Four Letter Word』は嫌いだった。本当に、あれが我慢の限界だった。シラ・ブラックの曲を演奏するためにグループを結成したわけじゃない。本当に、それで終わりだった。休暇でどこかに出かけようと決めた。思いつく唯一の場所はLA、LAだけだった。天気が良い場所だってわかっていたから、そこへ向かった。モリッシーに二度と会うことはなかった」

BBCで放送禁止に

 この曲は陰気な内容のため、BBCラジオ1で放送禁止となった。モリッシーは後に「あんな曲を好きになるはずがない。とても憂鬱だし、ラジオで流すべきじゃない」と語った。しかし、スミスの電撃解散後にリリースされたこのシングルは、イギリスで13位に達した。

音楽評論家らによる高い評価

 「ガールフレンド・イン・ア・コーマ」は、マーのギター演奏とモリッシーのウィットに富んだ歌詞で批評家から絶賛されている。この曲はその後、複数のコンピレーションアルバムに収録され、音楽評論家らによってバンドの最高傑作の一つに挙げられている。

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