【歌詞和訳】Travis Scott – 4X4

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歌詞&翻訳

Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah
Yeah, yeah-yeah, yeah-yeah-yeah-yeah-yeah-yeah (Four-by–)

Four-by-four, I tint my windows up (Windows up), yeah
四輪駆動、窓をスモークにする
Damn, lil’ bro, he did it, one-and-done (One-and–, one-and-done), yeah
すげえな兄弟、奴は一発で決めた
Out my closet, that shit none-of-none (None-of-none), yeah
俺のクローゼットから出した、それは完全にレアもの
That’s a vibe, that’s a one-of-one (Vibe), yeah
ヤバい体験ができる、それは唯一無二
Fill her tongue (Tongue), yeah, make you numb, can you run? Can you come?
彼女の舌を満たして、しびれさせる、動けるか?イケるか?
Girl, fuck the sun, find the moon, find somе fun (Fun)
太陽なんてどうでもいい、夜を楽しもう、もっとハメを外そう
Yeah, hella fumes in thе room, one-of-none (One), yeah, yeah, yeah
ああ、部屋には煙が充満、唯一無二

Like a pro
まるでプロ
Not a rook’, bend your back, touch your toes (Yeah)
俺は初心者じゃない、だから腰を落として準備しな
Hit a batch, take the sack, can you roll? (Yeah)
一服キメて、その袋を受け取れ、巻けるか?
You my Xanax, I relax, take control (Ooh)
お前は俺のザナックス、おかげで落ち着くし、気分がいい
Rio get ‘em back, they too close (They too close)
リオに頼んで奴らを遠ざける
Ain’t no watchin’ me, no in the scope (In the scope)
俺を監視するな、狙うな
Fix your energy, your inner soul (Inner soul)
気持ちを落ち着けて自分自身を見つめ直せ
Do you love me? Man, I need to know (Need to know, need to, need to, need)
お前は本当に俺を愛してるのか?知りたいんだ

Four-by-four, I tint my windows up (Need to), yeah
四輪駆動、窓をスモークにする
Damn, lil’ bro, he did it, one-and-done (One-and–, one-and-), yeah
すげえな兄弟、奴は一発で決めた
Out my closet, that shit none-of-none (None-of-none), yeah
俺のクローゼットから出した、それは完全にレアもの
That’s a vibe, that’s a one-of-one (One-of-), yeah
ヤバい体験ができる、それは唯一無二
Fill her tongue, yeah, make you numb, can you run? Can you come? (Need to)
彼女の舌を満たして、しびれさせる、動けるか?イケるか?
Yeah, fuck the sun, find the moon, find some fun (Find some, find some)
太陽なんてどうでもいい、夜を楽しもう、もっとハメを外そう
Yeah, hella fumes in the room, one-of-none, yeah, yeah, yeah
ああ、部屋には煙が充満、唯一無二

Highest one (It’s lit)
一番ハイなやつ(ガチでやべーやつ)
Talkin’ that smoke, nigga, might dirty your lungs (Ah), yeah
スモークの話?吸いすぎて肺を汚すかも
Eighteen carats in her gums, yeah (Ice)
18カラットの輝きが彼女の歯茎に(ダイヤモンド)
Said you wan’ feel some’, put that on your tongue, yeah (Let’s go, yeah)
「何か感じたい?」なら舌に乗せろ(さあやれよ)
713 that code, 456, I roll (Four-by-)
俺はヒューストン出身、サイコロは最高の目、ツキまくってるぜ (四輪-)
Four-by-four I swerve, five percent, tint windows (Shit, I swerve, skrrt, skrrt)
四輪駆動で、俺は危険をうまくかわす、5%のスモークウィンドウ (くそっ、急ハンドルを切る、ギュルルルッ)
Gotta be tens at least, I one v. three these hoes (One v. three)
俺の周りにいる女は最低でも10点満点じゃなきゃダメだ、俺は1対3でも余裕で相手にできる
And they love takin’ us up, they scrape it right out of the bowl (Out of the pot)
奴らは俺たちを持ち上げたがる、ボウルからすくい上げるみたいにな(ポットから)
Got plenty of zaza, we takin’ ‘em high (Let’s go)
ザザはたっぷりある、俺たちはハイになってく(さあ行こう)
He wanna just smoke with La Flame, but don’t wanna hotbox (It’s lit)
奴はラ・フレイムと一緒に吸いたいだけ、でもホットボックスは嫌だって?(やべえな)
What’s in my cup? It’s pink, I crush my valentines (Straight up)
俺のカップの中身はピンク、バレンタインを砕いて混ぜる(ガチで)
Said, “Do you love me, bae?” I need to know (Ah)
「愛してる?」って聞いた、答えが知りたいんだ

Four-by-four, I tint my windows up (Windows up), yeah
四輪駆動、窓をスモークにする
Damn, lil’ bro, he did it, one-and-done (One-and–, one-and-done), yeah
すげえな兄弟、奴は一発で決めた
Out my closet, that shit none-of-none (None-of-none), yeah
俺のクローゼットから出した、それは完全にレアもの
That’s a vibe, that’s a one-of-one (Vibe), yeah
ヤバい体験ができる、それは唯一無二
Fill her tongue (Tongue), yeah, make you numb, can you run? Can you come?
彼女の舌を満たして、しびれさせる、動けるか?イケるか?
Girl, fuck the sun, find the moon, find some fun (Fun)
太陽なんてどうでもいい、夜を楽しもう、もっとハメを外そう
Yeah, hella fumes in the room, one-of-none (One), yeah, yeah, yeah
ああ、部屋には煙が充満、唯一無二

曲情報

 「4×4」(フォーバイフォー)は、アメリカのラッパー兼シンガーであるトラヴィス・スコットが録音した楽曲である。2025年1月24日にCactus JackとEpic Recordsを通じてシングルとしてリリースされた。スコットは、プロデューサーのテイ・キースおよびFnZ(フィナティック&ザック)とともに楽曲を制作し、ミーゴス(クエイヴォ、オフセット、テイクオフ)とHonorable C.N.O.T.E.が「Say Sum」のインターポレーションによる追加クレジットを受けた。ミックスとマスタリングはマイク・ディーンが手掛け、トミー・ラッシュがミックス作業を補助した。

背景とプロモーション

 この楽曲は、2024年9月22日にメキシコシティのナイトクラブ「Joy Room」でスコットがライブパフォーマンスを行った際に初めてフルバージョンが公開された。その後、10月18日に放送されたWWE SmackDownのエピソード内でWWEスーパースターのローマン・レインズが楽曲の一部を披露した。スコットは10月30日、ニュージーランドのオークランドにあるエデン・パークで開催された『Circus Maximus Tour』の最終公演で本楽曲を初めてライブパフォーマンスした。さらに、12月14日に開催された『Rolling Loud』のヘッドライナーとして短縮バージョンを披露した。

 2025年1月6日、スコットはWWE Rawに出演し、本楽曲のタイトルが正式に発表されるとともに、WWEの番組オープニングテーマとして使用されることが明かされた。1月20日には、カレッジフットボール・プレーオフ・ナショナルチャンピオンシップのハーフタイムショーで楽曲を披露し、同日に楽曲の事前保存リンクを共有。また、自身の公式ウェブサイトで新たなマーチャンダイズを販売し、その売上の全額を2025年のカリフォルニア州山火事の被害者支援に充てることを発表した。

商業的成功

 「4×4」は、2025年2月8日付のBillboard Hot 100に初登場し、スコットにとって5作目の全米1位シングルとなった。初週のストリーミング数は1620万回、ラジオのリスナー数は290万、セールスは16万7000枚を記録し、圧倒的な商業的成功を収めた。

歌詞の意味

Xanax(ザナックス)とは?

You my Xanax, I relax, take control (Ooh)
お前は俺のザナックス、おかげで落ち着くし、気分がいい

 Xanax(ザナックス)はアルプラゾラムの商標名。アルプラゾラムは、ベンゾジアゼピン系の短時間作用型抗不安薬で、日本では「ソラナックス」や「コンスタン」といった商品名で知られている。この薬は、心身症における身体症状や不安・緊張・抑うつ・睡眠障害の治療に用いられる。日本において、アルプラゾラムは「麻薬及び向精神薬取締法」に基づき、第三種向精神薬に分類されている。

713?456?

713 that code, 456, I roll
直訳 713のコード、456、俺は転がしてるぜ
意訳 俺はヒューストン出身、サイコロは最高の目、ツキまくってるぜ

 713はヒューストンの市外局番で、「俺はヒューストン出身だぜ」 という意味。456はギャンブルのサイコロの出目(「大当たり」の意味)。

zaza(ザザ)とは?

Got plenty of zaza, we takin’ ‘em high (Let’s go)
ザザはたっぷりある、俺たちはハイになってく(さあ行こう)

 zaza(ザザ)とは上質な大麻、高級な大麻のこと。

La Flame とは?

 La FlameTravis Scott(トラヴィス・スコット) の別名(ニックネーム)。

 彼の本名は Jacques Berman Webster II だが、ステージネームとして「Travis Scott」を使用している。「La Flame(ラ・フレイム)」という名前は、彼のファッションブランドや音楽のスタイルに由来し、直訳すると 「炎」 を意味する。

 このニックネームは、彼の熱いパフォーマンスやエネルギッシュなスタイル、ブランドイメージを象徴するものとして、ファンや音楽業界でもよく使われている。

ホットボックス とは?

He wanna just smoke with La Flame, but don’t wanna hotbox
奴はラ・フレイムと一緒に大麻を吸いたいだけ、でもホットボックスは嫌だって?

 ホットボックスとは、密閉された部屋や車の中で、大麻を吸う人が1人以上いて、1本以上のジョイント(巻きタバコ)を吸っている状態を指す。煙は外に逃げることができず、空間内を循環するため無駄にならずに吸い込まれる。ホットボックスをしている人は約30分もすれば話すこともできないほど完全にぶっ飛ぶことがある。ホットボックスはある程度の計画が必要な行為ではあるが、大麻を最も効率的に使用するための方法でもある。

カップの中身はピンク?

What’s in my cup? It’s pink, I crush my valentines (Straight up)
俺のカップの中身は?ピンクだ、バレンタインを砕いて混ぜる(ガチで)

「What’s in my cup?」 → 「俺のカップの中身は?」
「It’s pink」 → 「それはピンク」

  • 「ピンクの液体」は、「リーン(Lean)」 のことを指している可能性が高い。
  • リーン(Lean):コデインを含む咳止めシロップをソーダ(スプライトなど)で割って飲む、ストリートで流行する薬物の一種。

「I crush my valentines」 → 「バレンタインを砕いて混ぜる」

  • 「Valentines」 はバレンタイン(恋人の日)の意味ではなく、ピンクの薬を指している可能性がある。
  • 「クラッシュ(crush)」 → 粉々に砕いて液体に混ぜる行為を示唆。(=ピルを砕いて混ぜる?)
  • つまり「Valentines」はピンク色の薬物(たとえばエクスタシーやザナックスなど)を指している可能性。

全体を通して、支離滅裂すぎない?

 最近のトラップ(Trap)クラウドラップ(Cloud Rap) の曲は、特にリリックの意味やストーリー性よりも「響き・語感・フロウ(Flow)・ムード」を重視する傾向がある。そのため、文章としての整合性よりも、韻の踏み方、リズム、サウンドの一部としての言葉の響きが優先される。

結論:最近のラップは意味わからなくてもOK

 この曲に限らず、トラップやクラウドラップのアーティスト(Playboi Carti、Travis Scott、Future、Lil Uzi Vert など)は、「意味を伝える」よりも「ノリ・雰囲気・エネルギー」を重視している。

  • 歌詞が意味不明でも、サウンドがカッコよければOK
  • ストーリーではなく「バイブス(Vibe)」を楽しむ
  • 言葉を「ビートの一部」として扱い、語感の気持ちよさを優先する

 もし 「ラップの歌詞に意味がほしい」 なら、もっとリリカルなスタイルのラッパー(J. Cole、Kendrick Lamar、Nas、Joyner Lucas など)の曲を聴くといいかも。

注意書き:薬物に関する警告

 この歌詞には、違法薬物の使用を示唆する表現が含まれています。しかし、薬物の使用は法律によって厳しく規制されています。違法薬物の使用・所持・販売は多くの国や地域で犯罪とされており、重大な刑事罰の対象となります。

 また、薬物は身体や精神に依存症を引き起こし、健康を損なうだけでなく、社会的・経済的なトラブルの原因にもなります。

 本記事は、あくまで歌詞の解釈を目的としたものであり、薬物の使用を推奨・容認するものではありません。薬物に関する正しい知識を持ち、安全な選択を心がけましょう。

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