【歌詞和訳】Tyler, the Creator – SUGAR ON MY TONGUE

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歌詞&翻訳

Ah-ah-ah-ah (Ayy, ayy)
アーアーアーアー(エッ、エッ)
Ah-ah-ah-ah (Ayy, ayy)
アーアーアーアー(エッ、エッ)
Ah-ah-ah-ah (Ayy, ayy)
アーアーアーアー(エッ、エッ)
Ah-ah-ah-ah
アーアーアーアー

Like sugar on my tongue, tongue, tongue
まるで舌の上の砂糖みたいに
Your body is so sweet, sweet, sweet
君の体は甘すぎる
Invite me if you come, come, come (Come, come, come)
イクときは俺も誘ってくれよ
It’s all I want to eat, eat, eat
俺の望みは君の体を貪ることだけなんだ

Tell your mama (Tell ‘em what?)
母さんに言ってやれ(何を?)
Tell your daddy (Tell ‘em what?)
父さんにも言ってやれ(何を?)
Tell the bitches that you know
知り合いの女たちにも言ってやれ
What you heard about me? (Uh-huh)
俺について何を聞いたんだ?って(そうだろ)
Tell your mama (Tell your mama)
母さんに言ってやれ(母さんに言ってやれ)
Tell your daddy (Tell your daddy)
父さんにも言ってやれ(父さんにも言ってやれ)
Tell the world (Uh)
世界に言ってやれ
Tell the world
世界中に広めろ

Like sugar on my tongue
Can I steal that from you?
君の甘さをこの舌で奪わせてくれないか?
Like sugar on my tongue
舌の上の砂糖みたいに甘いそれを
Can I steal that from you?
味わわせてくれないか?

Are you from Harlem? Make your arms and legs shake, uh-huh
君はハーレム出身か?なら手足を震わせろ
Give me that slice of cream, is it your birthday? Uh-huh
そのクリームをくれよ 今日は君の誕生日なのか?
I got a brush, give me your walls and I’ll paint, uh-huh
俺には舌がある アソコを突き出せよ 舐め回してやる
Don’t need no air, I stay down there ‘til I faint (Girl, I’m dead)
息が続かなくても構わない 気絶するまで下にいてやる(まいった、もう限界)

Tell your mama (Tell ‘em what? Tell your mama, uh)
母さんに言ってやれ(何を?母さんに言ってやれ)
Tell your daddy (Tell ‘em what? Tell your daddy, uh)
父さんにも言ってやれ(何を?父さんにも言ってやれ)
Tell your mama (Tell your mama)
母さんに言ってやれ(母さんに言ってやれ)
Tell your daddy (Tell your daddy)
父さんにも言ってやれ(父さんにも言ってやれ)
Tell the world (Uh-uh, woah)
世界中に広めろ

Like sugar on my tongue
Can I steal that from you?
君の甘さをこの舌で奪わせてくれないか?
Like sugar on my tongue
舌の上の砂糖みたいに甘いそれを
Can I steal that before I go?
俺がイってしまう前に奪わせてくれないか?

You wanna eat me up? You wanna be my friend?
俺を貪りたいのか?それとも友達でいたいだけ?
You wanna get me up and never be locked in?
俺をその気にさせておいて、縛られるのは嫌なのか?
I wanna take you down, you wanna be my thing
俺は君を支配したい 君は俺のものになりたいんだろ?
Oh no, no, no, no (Take me down, yeah)
オーノーノーノー(押し倒してくれ)
Oh-woah, oh-oh (Eat you up)
オーオーオーオー(食べ尽くしてやるよ)
Oh-woah, oh-oh (Girl, I’ll eat you up)
オーオーオーオー(君を食べ尽くしてやるよ)
Oh-woah, oh-oh-oh (I’ll eat you up)
オーオーオーオーオー(全部食べてやる)
Oh-woah, oh-oh
オーオーオーオー

Let me just taste it (Can I eat you up?)
ちょっと味見させてくれ(君を食べ尽くしていい?)
Ain’t gotta cuff or nothing (Eat you up, yeah, yeah)
束縛なんてしないから(食べ尽くしてやる)
I promise, I’ll take you out on a date
約束するよ ちゃんとデートにも連れていくから
Just trust me (Eat you up)
信じてくれ(食べ尽くしてやる)

曲情報

「Sugar on My Tongue(シュガー・オン・マイ・タング)」は、アメリカのラッパー、タイラー・ザ・クリエイターの楽曲で、2025年8月19日に9作目のスタジオアルバム『Don’t Tap the Glass』からのセカンドシングルとして全米リズミックラジオに送られた。作詞・作曲・プロデュースはタイラー自身が手掛けた。リリース後、音楽評論家からは概ね好意的に受け止められ、商業的にも成功を収め、Billboard Hot 100で41位を記録した。ミュージックビデオは2025年8月12日に公開された。

作曲と歌詞

「Sugar on My Tongue」はエレクトロ色の強い楽曲で、イタロ・ディスコ、ポスト・ディスコ、ファンクの要素を取り入れている。プロダクションにはシンセサイザー、ドラム、808が使用されている。タイラーは現代ヒップホップで広く使われる「ラン・オン・フロー」を採用し、オーラルセックスについてラップしている。

評価

Billboardのマッケンジー・カミングス=グレイディはアルバム収録曲の中で2番目に優れた楽曲とし、「宇宙的なシンセと響く808が夏のパーティに最適で、タイラーは楽曲に合った奔放なリリックを披露している」と評価した。HotNewHipHopのザカリー・ホルヴァスは「ノスタルジーと現代性が共存するグルーヴィーなベースライン」と述べた。Clash誌のシャーザイブ・フサインは「ポスト・ディスコ的な官能エネルギーを利用している」と評し、The Line of Best Fitのジョン・アーメンは「ファジーで騒々しく、ケンドリック・ラマーのButterfly期を思い起こさせる」と述べた。Consequenceのキアナ・フィッツジェラルドは「肉体的で欲望的な歌詞に反し、プロダクションは過酷で『Cherry Bomb』期を想起させる」と評した。Pitchforkのスティーヴン・カースは「ファンキーな官能派として振る舞い、シンセと跳ねるキックドラムの上で“Girl I’m dead”と茶目っ気たっぷりにアドリブする」と述べた。

ミュージックビデオ

ミュージックビデオはタイラー自身が監督を務め、2025年8月12日に公開された。映像は白いタイル張りの部屋で女性と対峙する場面から始まり、ラップを通じて彼女を口説く。コーラスでレイブシーンに切り替わり、ダンサーたちが登場する。第2ヴァースではタイラーがラテックススーツに身を包み、鞭を首に繋がれ愛人に引かれるなどBDSM的要素が強調される。最終的にはタイラーが自らの舌を切り落とし、女性がそれを巨大化させて乗るというシュールな展開を見せる。映像は最後に暗転して終わる。

このビデオは概ね高評価を受け、Rap-Upのマルコム・トラップは「最新作から最もクリエイティブな映像」と称賛。Uproxxのアーロン・ウィリアムズは「タイラーのダンス志向やシュールな衝動を反映した作品」とし、映画『The Substance』(2024年)との類似点も指摘した。

商業的成果

アメリカではBillboard Hot 100で41位、Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートで9位を記録。オーストラリアARIAチャートで71位、カナダHot 100で61位、アイルランドシングルチャートで52位、Billboard Global 200で52位、ラトビアのストリーミングチャートで7位、ニュージーランドで28位、ポーランドのストリーミングチャートで87位、イギリスシングルチャートで45位を獲得した。

歌詞の意味

Are you from Harlem? Make your arms and legs shake, uh-huh
君はハーレム出身か?なら手足を震わせろ
Give me that slice of cream, is it your birthday? Uh-huh
クリームを一切れくれよ 君の誕生日なのか?
I got a brush, give me your walls and I’ll paint, uh-huh
ブラシを持ってる 壁をよこせ 塗ってやる
Don’t need no air, I stay down there ‘til I faint (Girl, I’m dead)
息が続かなくても構わない 気絶するまで下にいてやる(もう降参だ)

Are you from Harlem?」(君はハーレム出身か?)は軽い口説き/ナンパ文句。ハーレムはニューヨーク・マンハッタン北部にある地区で黒人文化の中心地。
Make your arms and legs shake」(手足を震わせろ)→ 2013年に「ハーレムシェイク」というダンスがネットミームになったため、それと性的興奮での震えをかけていると思われる。
Give me that slice of cream」(クリームを一切れくれよ)の「cream」はスラングとして「男性の精液」や「女性の愛液・分泌液」という意味がある。また「cream slice」で「(特に魅力的な女性の)女性器」という意味がある。ここでは「女性の愛液・分泌液」または「(特に魅力的な女性の)女性器」のどちらかの意味で使われていると考えられる。
続く「is it your birthday?」は表向きのクリームの意味から誕生日ケーキを連想させているだけ。
I got a brush, give me your walls and I’ll paint」(ブラシを持ってる 壁をよこせ 塗ってやる)というフレーズの中で明確なスラングは「walls」で、これは「女性器/膣内部」を意味する。そこに「塗る」ということは、「brush」が「男性器」もしくは「舌」を意味し、「paint」が「精液をぶちまける」もしくは「舌で舐め回す」という意味として解釈できる。歌詞全体にオーラルセックスの雰囲気があるため、「brush」→「舌」、「paint」→「舌で舐め回す」という意味で解釈する方が自然。
Don’t need no air, I stay down there ‘til I faint」(息が続かなくても構わない 気絶するまで下にいてやる)→ 顔騎。

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