【和訳】The Police – Roxanne

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歌詞&和訳

Roxanne
ロクサーヌ
You don’t have to put on the red light

赤いライトをつける必要はない
Those days are over

そんな日々は終わったんだ
You don’t have to sell your body to the night

夜に自分の体を売る必要なんてない
Roxanne

ロクサーヌ
You don’t have to wear that dress tonight

今夜はそんなドレスを着る必要なんてない
Walk the streets for money

金のために通りを歩く
You don’t care if it’s wrong or if it’s right

君はそれが良いことか悪いことかも考えずに

Roxanne
ロクサーヌ
You don’t have to put on the red light

赤いライトをつける必要はない
Roxanne

ロクサーヌ
You don’t have to put on the red light

赤いライトをつける必要はない
(Roxanne) Put on the red light x5


Oh

あぁ

I loved you since I knew ya
君を知ったそのときから君を愛してる
I wouldn’t talk down to ya

君を見下したりなんてしない
I have to tell you just how I feel

僕は感じたままを君に伝えなきゃね
I won’t share you with another boy

他の男と君を共有するつもりなんてないから
I know my mind is made up

この気持ちは揺るがない
So put away your make-up

だから化粧を落として
Told you once, I won’t tell you again it’s a bad way

前にも言ったけど、これ以上は言わないよ、そんなことをするのは間違っているんだ

Roxanne
ロクサーヌ
You don’t have to put on the red light

赤いライトをつける必要はない
Roxanne

ロクサーヌ
You don’t have to put on the red light

赤いライトをつける必要はない

You don’t (Roxanne) have to put on the red light
(ロクサーヌ) 赤いライトをつける必要はない
(Roxanne) Put on the red light x9

(ロクサーヌ) 赤いライトをつける
You don’t (Roxanne) have to put on the red light

(ロクサーヌ) 赤いライトをつける必要はない
(Roxanne) Put on the red light

(ロクサーヌ) 赤いライトをつける
You don’t (Roxanne) have to put on the red light

(ロクサーヌ) 赤いライトをつける必要はない
(Roxanne) Put on the red light

(ロクサーヌ) 赤いライトをつける
(Roxanne) Put on the red light

(ロクサーヌ) 赤いライトをつける

曲情報

 「ロクサーヌ」は1978年4月にポリスのシングルとしてリリースされ、同年11月にアルバム『Outlandos d’Amour』に収録された。

ポリスのロクサーヌの作詞にインスピレーションを与えたもの

 スティングは、バンドがナッシュビルというクラブで演奏するためにパリを訪れた際、パリの歓楽街を歩いていて、そこで初めて売春婦を見たときにこのアイデアを思いついた。彼は、そのうちの一人と恋に落ちたらどんな感じになるだろうかと想像し、そのうちの何人かにはボーイフレンドがいるに違いないと考えた。

冒頭のピアノの音と笑い声は偶然録れたもの

 イントロのピアノの音とスティングの笑い声は、スタジオにあったアップライトピアノに、スティングが蓋がしまっていると勘違いして座った際に鳴らしてしまい、そのことを笑ったもの。レコーディングの最中だったため、テープに記録されおり、イントロにミックスされることになった。

スティングとアンディー・サマーズが仲直り

 2003年にロックの殿堂入りを果たした際、ザ・ポリスがこの曲を披露した。1992年のスティングの結婚式で酔っぱらってジャムをしたことを除けば、1986年にアンディ・サマーズとスティングが仲違いして以来、二人が一緒に演奏するのはこれが初めてだった。授賞式でギタリストのアンディ・サマーズは「はっきり言っておきたいが、俺たちのバンドにはエゴがまったくない」と冗談を言った。

BBCの厳しさを逆に利用した

 BBCがこの曲を放送しなかったため、ポリスはそのことを利用し、パンクロックの革命家としての評判を高めるために「この曲は放送することが禁止された」という噂を広めた。

解釈

 “put on the red light” は慣用句として「自分を売春婦だと宣伝する、売春を行っていることを知らせること、 施設が売春宿であることを示すために赤いランプを使用すること」を意味する。

 この歌詞でも詩的で遠回しな表現として使われているので、「自分を売春婦だと宣伝する必要はない」とは訳さずに「赤いライトをつける必要はない」と訳した。

ライブ音源

 スティングのソロライブアルバム『…all this time』(2001年)バージョン