動画
歌詞&翻訳
When I wake up early in the morning
朝早く目が覚めても
Lift my head, I’m still yawning
頭を持ち上げると、まだあくびをしてる
When I’m in the middle of a dream
夢の真っ只中にいるときは
Stay in bed, float up stream (Float up stream)
ベッドで寝たまま、川をさかのぼるように漂っていたい
Please, don’t wake me
お願い、起こさないで
No, don’t shake me
やめて、揺さぶらないで
Leave me where I am
このままにしておいて
I’m only sleeping
僕はただ眠ってるだけなんだ
Everybody seems to think I’m lazy
みんな僕のことを怠け者だと思ってるけど
I don’t mind, I think they’re crazy
気にしないよ むしろみんなの方がおかしいと思う
Running everywhere at such a speed
そんなに急いで走り回って
Till they find there’s no need (There’s no need)
結局、急ぐ必要なんてなかったって気づくんだ
Please, don’t spoil my day
お願いだから今日という日を台無しにしないで
I’m miles away
僕の意識は遥か遠くを漂ってるんだ
And after all
結局
I’m only sleeping
僕はただ眠ってるだけなんだ
Keeping an eye on the world going by my window
窓の外を通り過ぎていく世界、その様子をぼんやりと眺めながら
Taking my time
ゆっくり時間を過ごしてる
Lying there and staring at the ceiling
寝転んで天井を見つめながら
Waiting for a sleepy feeling
眠気が来るのを待ってる
Please, don’t spoil my day
お願いだから今日という日を台無しにしないで
I’m miles away
僕の意識は遥か遠くを漂ってるんだ
And after all
結局
I’m only sleeping
僕はただ眠ってるだけなんだ
Keeping an eye on the world going by my window
窓の外を通り過ぎていく世界、その様子をぼんやりと眺めながら
Taking my time
ゆっくり時間を過ごしてる
When I wake up early in the morning
朝早く目が覚めても
Lift my head, I’m still yawning
頭を持ち上げると、まだあくびをしてる
When I’m in the middle of a dream
夢の真っ只中にいるときは
Stay in bed, float up stream (Float up stream)
ベッドで寝たまま、川をさかのぼるように漂っていたい
Please, don’t wake me
お願い、起こさないで
No, don’t shake me
やめて、揺さぶらないで
Leave me where I am
このままにしておいて
I’m only sleeping
僕はただ眠ってるだけなんだ
曲情報
「I’m Only Sleeping」(アイム・オンリー・スリーピング)は、イギリスのロックバンド、ビートルズによる楽曲で、1966年のスタジオ・アルバム『Revolver』に収録された。アメリカおよびカナダでは、キャピトル・レコードによって『Revolver』から3曲がカットされ、代わりに『Yesterday and Today』に収録されており、本作もその1曲だった(『Revolver』の2か月前にリリース)。作詞作曲はレノン=マッカートニー名義だが、実質的にはジョン・レノンによって書かれた。ジョージ・ハリスンが演奏したリードギターは逆回転処理が施されており、ポップ音楽における初の逆回転ギター使用例となった。
1987年にビートルズのカタログが国際的にCD化された際に統一されて以降、北米でも『Revolver』に本曲が収録されている。1996年のコンピレーション『Anthology 2』には、『Revolver』セッションからのアウトテイクが収録されており、ビートルズが初めてヴィブラフォンを使用したインストゥルメンタル・バージョンも含まれる。2018年、Time Out Londonの音楽スタッフは「I’m Only Sleeping」をビートルズのベスト・ソングランキングで第12位に選出した。
背景とインスピレーション
1966年の手紙の裏に書かれたレノンによる歌詞の初稿は、この曲が薬物による陶酔状態ではなく、ベッドで過ごすことの喜びについて書かれていることを示している。ツアーに出ていない時期のレノンは、睡眠、読書、執筆、テレビ鑑賞に多くの時間を費やし、しばしば薬物の影響下にあった。マッカートニーがソングライティングのためにレノンを起こしに行くこともしばしばだった。1966年3月4日付の『ロンドン・イブニング・スタンダード』紙で、レノンの友人モーリーン・クリーヴは「彼はほとんど無限に眠れる、イングランドで一番怠け者かもしれない」と記しており、レノン自身も「身体的には怠け者だ。書いたり読んだり観たり話したりするのは好きだけど、肉体的なことといえばセックスだけが面倒じゃない」と語っている。
録音
この曲の録音は1966年4月27日にEMIスタジオで始まり、リズム・トラックの11テイクが録音された。構成はアコースティックギター2本、ベース、ドラムであった。その後さらに5テイク録音されたが、使用されなかった。テイク11がマスターとして選ばれ、2日後にレノンがリードボーカルを加えた。
5月5日、ジョージ・ハリスンはダブルトラックによるギターパートを作曲・録音した。翌日にはレノン、マッカートニー、ハリスンによってバッキング・ボーカルが録音され、完成した。
本作では、ハリスンが演奏する逆回転処理されたギターデュエットが特徴的であり、この録音は深夜5時間にわたってジョージ・マーティンとともに行われた。ハリスンはテープを逆回転させた状態で演奏を調整し、元に戻した際に夢のような雰囲気に合うように仕上げた。ギターは1本がファズエフェクト付き、もう1本はエフェクトなしで録音されている。エンジニアのジェフ・エメリックはこの作業を「終わりのないようなもの」と形容し、「今でも覚えている。ジョージが何時間もギターを構えて、ヘッドホンをしながら眉間にしわを寄せて集中していた姿を」と回想している。
第2ブリッジの前の休符部分では、レノンがマッカートニーに「アクビして、ポール」と言った後にアクビの音が聞こえる。