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SQUARE TWO
BLACKPINK

BLACKPINK – BLACKPINK IN YOUR AREA
BLACKPINK
- BOOMBAYAH -JP Ver.-
- WHISTLE -JP Ver.-
- PLAYING WITH FIRE -JP Ver.-
- STAY -JP Ver.-
- AS IF IT’S YOUR LAST -JP Ver.-
- DDU-DU DDU-DU -JP Ver.-
- FOREVER YOUNG -JP Ver.-
- REALLY -JP Ver.-
- SEE U LATER -JP Ver.-
曲情報
「BOOMBAYAH」(붐바야、ブンバヤ)は、韓国のガールズグループBLACKPINKによる楽曲で、デビューシングルアルバム『SQUARE ONE』に収録されている。2016年8月8日に、同じく収録曲「WHISTLE」と同時にYGエンターテインメントを通じてリリースされた。
「BOOMBAYAH」は、韓国のガオン・デジタル・チャートで最高7位を記録し、Billboardワールド・デジタル・ソング・セールス・チャートでは1位を獲得した。これによりBLACKPINKは、同チャート史上最速で首位を獲得したアーティストとなった。また、楽曲の韓国語版および日本語版は、いずれも日本レコード協会(RIAJ)からゴールド認定を受けている。ミュージックビデオはソ・ヒョンスンが監督を務め、楽曲のリリースと同日にBLACKPINKの公式YouTubeチャンネルで公開された。2020年10月13日には、K-POPデビュー曲のMVとしては初めて再生回数が10億回を突破した。
背景とリリース
「BOOMBAYAH」は2016年8月8日午後8時(KST)に、「WHISTLE」とともにデジタルシングル『SQUARE ONE』として韓国国内の主要音楽配信サービスを通じてリリースされた。
評価
この曲は音楽評論家から概ね好意的な評価を受けた。Billboard K-Townのジェフ・ベンジャミンは、BLACKPINKが「ヒップホップの感性とクラブ向きのサウンドを受け継いでおり、これは彼女たちの先輩アーティストであるPSY、BIGBANG、2NE1が世界的に人気を得た要素だ」と述べ、「爆発力のあるビート」や「エキゾチックなリズム」を称賛している。
商業的成果
韓国では、「BOOMBAYAH」はガオン・デジタル・チャートで初登場7位となり、初週には88,215件のデジタル販売と1,866,737回のストリーミングを記録した。
アメリカでは、2016年8月27日付のBillboardワールド・デジタル・ソングス・チャートで初登場1位を獲得し、同週2位となった「WHISTLE」とともに、BLACKPINKはデビュー初週でトップ2を独占した。両曲はそれぞれ推定6,000件のデジタル販売を記録し、「BOOMBAYAH」の方がやや多かった。BLACKPINKは、同チャートで1位を獲得した7番目のK-POPアーティストとなり、PSY、BIGBANG、2NE1、EXO、CL、BTS、G-DRAGON、TAEYANGらと並んだ。また、史上最速で1位に到達したアーティストとして記録を更新し、PSYとBIGBANGに次いで、チャートの1位と2位を同時に占めた3組目のアーティストとなった。
2016年11月に2作目のシングルアルバム『Square Two』がリリースされた際には、チャート上で「BOOMBAYAH」が14位から16位へと後退し、「WHISTLE」に順位を抜かれた。イギリスでは、2019年4月時点でのストリーミング数は1,270万回、2022年9月には2,340万回に達し、同国でのBLACKPINKの楽曲中5番目に多く再生された曲となっている。
ミュージックビデオとプロモーション
「BOOMBAYAH」のミュージックビデオは、2NE1の「I Am the Best」やBIGBANGの「Fantastic Baby」などの演出を手がけたソ・ヒョンスンが監督を務めた。MVは2016年8月8日にBLACKPINKの公式YouTubeチャンネルで公開され、2022年12月時点で再生回数は15億回を超えている。
BLACKPINKは、2016年8月14日放送のSBS『人気歌謡』にてこの曲でデビューステージを披露し、その後2週にわたって同番組でプロモーションを行った。また、2017年1月19日に開催された第26回ソウル歌謡大賞でも「BOOMBAYAH」をパフォーマンスした。
歌詞の意味
この曲は解放感と勢いを全身でぶつけるように、夜の高揚と若さのエネルギーを爆発させるダンスナンバー。自信に満ちた姿で登場し、周囲の視線を一気にさらいながら、自分の魅力を隠すことなく大胆に放っていく。
何も我慢せず、誰の評価も気にせず、今この瞬間を最高に楽しもうとする無敵のテンションが全体を支配している。奔放で挑発的な言葉の端々には、自分の価値をしっかり理解しているからこその余裕と強さがにじむ。
相手との距離が一気に縮まるような熱気の中で、ただ思い切り踊り、走り、限界を超えていくことだけに集中していく姿が描かれ、最後には理性を手放して上へ上へと駆け上がろうとする衝動がピークへ達する曲。
「BOOMBAYAH」(붐바야、ブンバヤ)の意味
「BOOMBAYAH」(붐바야、ブンバヤ)という言葉は造語であり、明確な意味はない。
「Boom」は爆発音や盛り上がり、「Yah(Yeah)」は感嘆や呼びかけ。
歌詞では「오늘 밤 너와 춤추고 싶어(今夜あなたと踊りたい)」というフレーズの後に「BOOMBAYAH」を含むサビが来るため、「爆発的なテンションで楽しもう!」「今夜はハメを外すの!」というような呼びかけや、「今夜この場所でエネルギーが高まって今にも爆発しそう」「パーティーの盛り上がりがピークに達してる」のような状況描写としても捉えることができるが、意味が定義されているわけではないので正確な意味は重要ではなく、ここではリズム+音の響き+曲のエネルギーを高める役割を果たしている雰囲気ワードと理解すればよい。
クリッククラック?バダビンバダブーン?
「Click-Clack(クリッククラック)」は硬い音が一定のリズムで鳴っていることを表す擬音語。ここでは歌い手がヒール音を鳴らして登場する様子を表している。
「Badda bing badda booom(バダビンバダブーン)」は次に「문을 박차면 모두 날 바라봄(ドアを蹴って入ればみんなが私を見る)」というフレーズが来ることを考えると「ドンガラガッシャーン」のような派手な登場音の擬音語だと解釈するのが最も自然である。ちなみに、このフレーズの英語圏での用法は「ほら、あっという間に終わり!」「要するに、こういうこと」「物事が簡単に済んだ」「詳細は言わんけど、うまくいったさ」というようなことを言いたいときに使われる。
bottle full o’ henny とは?
「henny」はコニャックのブランド名「Hennessy(ヘネシー)」のこと。ヘネシーは世界のコニャックの約45%を生産する世界最大のコニャック生産者であり、ヒップホップソングでもしばしば引用される。
ちなみにコニャックとはフランスの「コニャック地方」で厳格な規定に沿って製造された特定のブランデーのこと。
ランボーとは?
「ランボー」はシルヴェスター・スタローン主演のアクション映画『ランボー』シリーズの主人公ジョン・ランボーのこと。「Brrrr(ブルルルァ)」は自動小銃の銃撃音のこと。
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