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The Police Collection
The Police
歌詞&翻訳
Though I’ve tried before to tell her
これまでに何度も彼女に伝えようとしてきた
Of the feelings I have for her in my heart
心の中にあるこの想いを
Every time that I come near her
でも近づくたびに
I just lose my nerve, as I’ve done from the start
勇気を失ってしまう 最初からずっとそうだったように
Every little thing she does is magic
彼女のすることは全て魔法みたい
Everything she do just turns me on
彼女のすることは全てが僕を夢中にさせる
Even though my life before was tragic
これまでの人生は悲惨だったけれど
Now I know my love for her goes on
もうこれからはこの愛が続いていくってわかるんだ
Do I have to tell the story
この話をしなきゃいけないのかな?
Of a thousand rainy days since we first met
僕らが初めて出会ってから経験した幾千の雨の日の話を
It’s a big enough umbrella
大きさは十分な傘なのに
But it’s always me that ends up getting wet
結局いつも僕だけが濡れてしまう
Every little thing she does is magic
彼女のすることは全て魔法みたい
Everything she do just turns me on
彼女のすることは全てが僕を夢中にさせる
Even though my life before was tragic
これまでの人生は悲惨だったけれど
Now I know my love for her goes on
もうこれからはこの愛が続いていくってわかるんだ
I resolved to call her up
A thousand times a day
一日に千回でも彼女に電話しようと決めた
And ask her if she’ll marry me
「僕と結婚してくれる?」って
In some old-fashioned way
古風なやり方で聞こうと思ったんだ
But my silent fears have gripped me
Long before I reach the phone
Long before my tongue has tripped me
でも受話器に手を伸ばす前に、言葉が舌からこぼれる前に、内に秘めた恐れが僕を縛りつけてしまう
Must I always be alone?
これから先もずっとひとりぼっちでいなきゃいけないのか?
Every little thing she does is magic
彼女のすることは全て魔法みたい
Everything she do just turns me on
彼女のすることは全てが僕を夢中にさせる
Even though my life before was tragic
これまでの人生は悲惨だったけれど
Now I know my love for her goes on
もうこれからはこの愛が続いていくってわかるんだ
Every little thing she does is magic
彼女のすることは全て魔法みたい
Everything she do just turns me on
彼女のすることは全てが僕を夢中にさせる
Even though my life before was tragic
これまでの人生は悲惨だったけれど
Now I know my love for her goes on
もうこれからはこの愛が続いていくってわかるんだ
On and
ずっと
On and
ずっと
On and every little, little thing
ずっと続いていく どんな些細なことも
Every little thing, every little thing
どんな些細なことも
Every little thing
些細なこと
Every little, every little, every little
些細な 些細な
Every little thing she does
彼女がするどんな些細なことも
Every little thing she does
彼女がするどんな些細なことも
Every little thing she does
彼女がするどんな些細なことも
Every little thing she does
彼女がするどんな些細なことも
That she does is magic
そのすべてが魔法なんだ
Eee-oh, oh, eee-oh, oh…
イーオー、オー、イーオー、オー…
Every little thing
どんな些細なことも
Every little thing
どんな些細なことも
Every little thing
どんな些細なことも
She do is magic, magic, magic
そのすべてが魔法、魔法、魔法なんだ
Magic, magic, magic
魔法、魔法、魔法なんだ
Ey-oh, yo-oh
イヨー、ヨーオー
Eee-oh, oh-oh-oh-oh
イーオー、オーオーオーオー
Do I have to tell the story
この話をしなきゃいけないのかな?
Of a thousand rainy days since we first met?
僕らが初めて出会ってから経験した幾千の雨の日の話を
It’s a big enough umbrella, but it’s always me
大きさは十分な傘なのに
That ends up getting wet
結局いつも僕だけが濡れてしまう
曲情報
「Every Little Thing She Does Is Magic」(エヴリ・リトル・シング・シー・ダズ・イズ・マジック)は、イギリスのロックバンド、ポリスが1981年に発表した4枚目のスタジオ・アルバム『Ghost in the Machine』に収録された楽曲である。1981年11月にイギリスでシングルとして発売され、全英シングルチャートで1位を獲得し、同年のアメリカ・ビルボードHot 100では3位を記録した。
この曲はゲストキーボード奏者のジャン・アラン・ルーセルを迎えて制作された点でも珍しく、元々は1976年秋にスティングがマイク・ハウレットの自宅でデモ録音した楽曲にさかのぼる。「Every Little Thing She Does Is Magic」の人気は『Ghost in the Machine』をポリスの代表的な成功作の一つに押し上げた。
作曲
曲は4/4拍子で書かれており、DメジャーとDマイナーの間で緊張関係を作り出しながら進行する。ベースラインはリディアンスケールを上昇し、曲中には明確な調性が認識できない部分も含まれているが、最終的にはDメジャーに解決し、恋愛の高揚感を表現している。音楽的にはニューウェーブに分類され、レゲエの要素も取り入れられている。スティングはベースを4拍目と1拍目に強調してレゲエ的な感触を出しており、スチュワート・コープランドのドラムもレゲエ的な装飾を加えている。サビではカリブ風のスチールドラムの音色が鳴り響き、ピアノとシンセサイザーが主導するアレンジが特徴となっている。歌詞は片思いをテーマに、長い間相手に告白できない不器用な恋愛を描いている。
背景
スティングはこの曲を1977年初頭、エリザベス2世のシルバージュビリーの頃に書いた。これはポリス結成以前である。1997年にリリースされたストロンチウム90のスタジオアルバム『Strontium 90: Police Academy』には、この曲の初期デモが収録されており、スティングがアコースティックギターやベース、アフリカンドラム、TEACの4トラックレコーダーなどを使って一人で録音したものである。
1981年1月にはカナダのル・スタジオで再びデモが録音され、スティングは「デモは素晴らしく、ナンバーワンの曲になると思った」と述べている。その後ポリスとして録音を試みたが、オリジナルのデモの勢いを超えることができず、最終的にスティングのデモを基盤にして、他のメンバーが演奏を重ねる形で完成した。
セッションにはジャン・ルーセルが招かれ、複数のピアノやシンセサイザーのトラックを重ねた。しかし、この起用はアンディ・サマーズとスチュワート・コープランドの反発を招き、サマーズは「これはポリスのサウンドではない」と語っている。それでも最終的にデモのアレンジが採用され、楽曲は完成した。
リリースと評価
「Every Little Thing She Does Is Magic」は、イギリスとアイルランドではアルバムからの2枚目のシングルとして発売され、全英1位を記録した。また、カナダ、アイルランド、オランダでも1位を獲得し、オーストラリアやイタリアでは2位、ノルウェーでは5位を記録。アメリカでは3位に到達し、「Every Breath You Take」に次ぐ大ヒットとなった。
歌詞の一節「It’s a big enough umbrella / But it’s always me that ends up getting wet」は、次作『Synchronicity』収録の「O My God」、そしてスティングのソロアルバム『Ten Summoner’s Tales』(1993年)の「Seven Days」にも引用されている。スティングは2010年のアルバム『Symphonicities』でもオーケストラ・バージョンを再録音している。
音楽誌Record Worldは「繰り返し聴きたくなる切迫感がある」と評価し、AllMusicのクリス・トゥルーは「ポップの傑作」と評した。Ultimate Classic Rockのマイク・デュケットはポリスの楽曲の中で4位に位置づけ、「永遠のラブソング」と呼んでいる。
B面の「Flexible Strategies」は、レコード会社からの要請で即興的に録音されたジャムセッションで、コープランドは「10分ほど演奏して作っただけの代物だ」と振り返っている。
関連動画
この曲はライブアルバム『…all this time』には収録されなかったが、DVDのボーナストラックには収録された。