【和訳】Billy Joel – Honesty

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歌詞&翻訳

If you search for tenderness
君が優しさを求めるなら
It isn’t hard to find
見つけるのはそう難しくないんだ
You can have the love you need to live
生きていくために必要な愛を手に入れられるだろうね
But if you look for truthfulness
でも、誠実さを求めるなら
You might just as well be blind
目が見えなくなったも同然かもしれない
It always seems to be so hard to give
誠実さを示すのは、いつだってすごく難しいことのように思えるんだ

“Honesty” is such a lonely word
誠実さ、なんて虚しい響きだろう
Everyone is so untrue
誰もが誠実さとは程遠いから
Honesty is hardly ever heard
誠実さ、ほとんど耳にすることもないけど
And mostly what I need from you
僕が一番欲しいものなんだ

I can always find someone to say they sympathize
同情してくれる人を見つけるのはいつだって簡単だよ
If I wear my heart out on my sleeve
自分の気持ちを素直にさらけ出せばね
But I don’t want some pretty face to tell me pretty lies
でも、優しい嘘で良い顔して寄ってくる人なんて要らないんだ
All I want is someone to believe
僕が求めているのは、信じられる人、それだけなんだ

“Honesty” is such a lonely word
誠実さ、なんて虚しい響きだろう
Everyone is so untrue
誰もが誠実さとは程遠いから
Honesty is hardly ever heard
誠実さ、ほとんど耳にすることもないけど
And mostly what I need from you
僕が一番欲しいものなんだ

I can find a lover, I can find a friend
恋人だって見つけられるし、友達だって見つけられる
I can have security until the bitter end
死ぬまで人間関係で苦しむことなく暮らしていくことだってできるよ
Anyone can comfort me with promises again
誰もが守れない約束を交わして僕を慰められるんだ
I know, I know, I know
わかってる、わかってる、わかってるんだ

When I’m deep inside of me
僕が深く考え込んでいても
Don’t be too concerned
あまり心配しないで
I won’t ask for nothin’ while I’m gone
物思いに耽ってる間は何も求めないから
But when I want sincerity
でも誠実さを求めるのなら
Tell me, where else can I turn?
ねえ、他に誰を頼ればいいって言うの?
‘Cause you’re the one that I depend upon
だって君だけが僕が頼りにしている人だから

“Honesty” is such a lonely word
誠実さ、なんて虚しい響きだろう
Everyone is so untrue
誰もが誠実さとは程遠いから
Honesty is hardly ever heard
誠実さ、ほとんど耳にすることもないけど
And mostly what I need from you
僕が一番欲しいものなんだ

曲情報

 「Honesty」(オネスティ)は、アメリカのシンガーソングライター、ビリー・ジョエルの曲で、1979年に6枚目のスタジオアルバム『52nd Street』(1978年)からの3枚目のアメリカシングルとしてコロンビアレコードからリリースされた。「Honesty」はジョエルが単独で作詞作曲し、フィル・ラモーンがプロデュースを担当した。

商業的パフォーマンス

 「Honesty」は米国のビルボードホット100チャートで最高24位を記録し、アルバムとしては3曲連続のトップ40ヒットとなった。フランスでは1位となり、日本では着信音ダウンロード販売数が10万ユニットを超えたことで日本レコード協会からゴールド認定を受けた。

歌詞の意味

But when I want sincerity
でも誠実さを求めるのなら
Tell me, where else can I turn?
ねえ、他に誰を頼ればいいって言うの?
‘Cause you’re the one that I depend upon
だって君だけが僕が頼りにしている人だから

 ここがこの歌詞全体を理解する重要な部分になっている。恋人のいない語り手が、誠実な人がいないからこの世界は寂しいと嘆いているだけの漠然とした一般論的な歌詞ではなく、特定の人に対して誠実になってくれと要求している、より具体的で個人的な恋愛事情についての歌詞であることがわかる。

 ここで使われている「sincerity」(誠実さ)は、「honesty」が事実真実に焦点が当たっているのに対して、本音や真心を行動態度で示すことに焦点が当たっている言葉である。

 つまり、一番頼りにしている相手(おそらく恋人)の裏切りや嘘、隠し事に気づいて、正直に話してくれと要求している場面であり、歌詞全体を通して、歌い手が「誠実な人がいない」と嘆いているのはここに帰結している。

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