【歌詞和訳】Blur – Parklife

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歌詞&翻訳

(Oi)
(おい!)
(I wish you’d just shut up)
(黙ってくれればいいのによ)
(I wish you’d just shut up)
(黙ってくれればいいのによ)

Confidence is a preference for the habitual voyeur of what is known as (Parklife)
自信ってやつは、いつも公園の景色をジロジロ見てるようなやつにとっての嗜みさ
And morning soup can be avoided if you take a route straight through what is known as (Parklife)
朝の退屈なルーティンなんて、公園をまっすぐ突っ切れば避けられる
John’s got brewer’s droop, he gets intimidated by the dirty pigeons, they love a bit of him (Parklife)
ジョンは飲みすぎてふらついてる、汚れたハトにビビってるが、あいつらは彼が大好きさ (公園での日常)
Who’s that gut lord marching? You should cut down on your porklife mate, get some exercise
腹の出たあいつは誰だ? おい、豚みたいな生活はやめて少しは運動しろよ

All the people
みんなが
So many people
本当に多くの人たちが
And they all go hand in hand
手を取り合って歩いてる
Hand in hand through their parklife
公園での日常の中で手を取り合って歩いている
Know what I mean?
言ってることわかるか?

I get up when I want, except on Wednesdays when I get rudely awakened by the dustmen (Parklife)
好きな時間に起きる、でも水曜だけはゴミ収集車に叩き起こされる (公園に集まる人の日常)
I put my trousers on, have a cup of tea and I think about leaving me house (Parklife)
ズボンを履いて、紅茶を一杯、それから家を出ようか考える (公園に集まる人の日常)
I feed the pigeons, I sometimes feed the sparrows too, it gives me a sense of enormous wellbeing (Parklife)
ハトに餌をやる、たまにスズメにもやると、なんだかすごく満たされた気分になるからな (公園での日常)
And then I’m happy for the rest of the day, safe in the knowledge there will always be a bit of my heart devoted to it
そして一日中幸せな気分さ、だって俺の心の一部はいつだってここにあるってわかってるから

All the people
みんなが
So many people
本当に多くの人たちが
And they all go hand in hand
手を取り合って歩いてる
Hand in hand through their parklife
公園での日常の中で手を取り合って歩いている

Parklife (Parklife)
パークライフ (パークライフ)
Parklife (Parklife)
パークライフ (パークライフ)
It’s got nothing to do with your Vorsprung durch Technik, you know
「技術の進歩」とか関係ないからな
Parklife (Parklife)
パークライフ (パークライフ)
And it’s not about you joggers who go ‘round and ‘round and ‘round and ‘round and ‘round
それに公園をぐるぐる走り回るジョギング野郎の話でもないんだ
Parklife (Parklife)
パークライフ (パークライフ)

All the people
みんなが
So many people
本当に多くの人たちが
And they all go hand in hand
手を取り合って歩いてる
Hand in hand through their parklife
公園での日常の中で手を取り合って歩いている
All the people
みんなが
So many people
本当に多くの人たちが
And they all go hand in hand
手を取り合って歩いてる
Hand in hand through their parklife
公園での日常の中で手を取り合って歩いている

曲情報

 「Parklife」(パークライフ)は、イギリスのロックバンドBlur(ブラー)の楽曲で、1994年8月に Food Records と Parlophone から、3rdアルバム『Parklife』からの3枚目のシングルとしてリリースされた。この曲は、俳優のフィル・ダニエルズによるスポークンワードのヴァースを特徴としており、彼はミュージックビデオにも出演している。ビデオの監督はペドロ・ロムハーニ。

 ギタリストのグレアム・コクソンによると、この曲はイギリスらしさを称賛するものではなく、むしろ皮肉を込めたものだったという。彼は「この曲は労働者階級についてじゃなくて、公園階級についてなんだ。ゴミ収集員、ハト、ジョギングする人――スタジオ(フラムのメゾン・ルージュ)に向かう途中で毎日見かけたものさ」と説明し、「楽しんで、好きなことをするっていうことなんだ」と語っている。

 フィル・ダニエルズは、もともと「The Debt Collector」で詩を朗読するよう依頼されていたが、デーモン・アルバーンが気に入る詩が見つからず、その曲はインストゥルメンタルになった。代わりに、「Parklife」でリードボーカルを担当することになった。バンドはこの曲の制作に飽きていたが、ダニエルズの参加によって活気を取り戻した。ダニエルズは Blur のことをよく知らなかったが、アルバーンと話した後、オファーを受けた。スタジオでの録音は約40分で終了。彼は前払いでの報酬ではなく、印税の取り分を選んだ。

 ダニエルズはこの曲について「何の曲なのか正確にはわからないし、今でもよくわからない。でも、それがこの曲の魅力のひとつなんだ」と語っている。

 一般的に信じられていることとは異なり、この曲は Blur の地元であるコルチェスターのキャッスルパークを指しているわけではない。アルバーンは2009年7月にハイドパークでのライブで「この曲のアイデアを思いついたのはこの公園なんだ。俺はケンジントン・チャーチ・ストリートに住んでいて、よく公園に来ては、人々やハトを眺めていたんだ…」と語っており、その瞬間にダニエルズがステージに登場した。

 ダニエルズはこの曲を、2009年のグラストンベリー・フェスティバルでの Blur のヘッドライン公演、2012年8月のハイドパーク公演、2012年のブリット・アワード、さらに2023年7月のウェンブリー・スタジアムでの2公演でも披露。2023年の公演では、直前に演奏された「Country House」のためにステージに持ち込まれたテントの中から現れる演出があった。

 このシングルがチャートに入っていた頃、中流階級の若者たちがエスチュアリー・イングリッシュ(ロンドン近郊の訛り)を取り入れる現象 について報じた新聞記事がいくつか掲載された。特に、シングルがチャート入りした日には『サンデー・タイムズ』がこの話題を取り上げた。ただし、ダニエルズのアクセントはより典型的なコックニー訛りに近い。

 この曲は、Blur と Oasis の間の「ブリットポップ戦争」にも関わることになった。1996年のブリット・アワードで Oasis のリアムとノエル・ギャラガーが「Best British Album」賞を受賞した際、Blur を挑発するように「Parklife」を泥酔した状態で歌い、歌詞を「Shite-life」に変えたり、「Marmite」と叫んだりしていた。

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