【曲解説】Carpenters – There’s a Kind of Hush

動画

曲情報

「There’s a Kind of Hush」(邦題:見つめあう恋)は、レス・リードとジェフ・スティーブンスが作曲した曲。もともとスティーブンスのグループ、ニュー・ボードヴィル・バンドが1967年にネオ・ブリティッシュ・ミュージックホールのナンバーとして録音したこのバージョンの曲は、オーストラリアと南アフリカでヒットした。しかし、世界の他の地域では、ほぼ同時期にこの曲をカバーしたハーマンズ・ハーミッツのバージョンが大ヒットした。この曲は、1976年にカーペンターズが小ヒットさせた。

歌詞の意味

この曲は、世界中が静まり返る夜に、恋人同士の親密な空気だけがそっと満ちていく瞬間を穏やかに描いている。まるで世界に自分たちしかいないかのように感じられるほどの静けさの中で、そばに寄り添い、耳元で囁かれる言葉がすべてを満たしていく。夢のように思えるほどの幸福が現実として存在し、同じ時間に世界のどこかでも誰かが同じように愛に包まれているという普遍的な温もりが広がる。夜の静けさと恋の深まりが重なり合い、ふたりだけの世界が優しく生まれていく情景を柔らかく描いた曲。

関連動画

▼ハーマンズ・ハーミッツのバージョン

error: Content is protected !!