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歌詞&翻訳
Well, I’m running down the road tryin’ to loosen my load
俺は荷を軽くしようと、道を走り続けている
I’ve got seven women on my mind
俺の頭の中には7人の女がいる
Four that wanna own me, two that wanna stone me
4人は俺を支配したがり、2人は俺を罵倒したがる
One says she’s a friend of mine
1人はただの友達だと言ってる
Take it easy, take it easy
気楽にいこうぜ、気楽にいこう
Don’t let the sound of your own wheels drive you crazy
自分の車輪の音に気を狂わせるな
Lighten up while you still can
今のうちに肩の力を抜いておけ
Don’t even try to understand
無理に理解しようとするな
Just find a place to make your stand and take it easy
自分の居場所を見つけて、気楽にいこう
Well, I’m a standing on a corner in Winslow, Arizona
俺はアリゾナ州ウィンズローの街角に立っている
And such a fine sight to see
なんて素晴らしい光景だろう
It’s a girl, my Lord, in a flatbed Ford
あれはフラットベッドのフォードに乗った女の子だ、なんてこった
Slowin’ down to take a look at me
彼女はスピードを落として俺を見ている
Come on, baby, don’t say maybe
さあ、ベイビー、迷うなんて言わないでくれ
I gotta know if your sweet love is gonna save me
君の愛が俺を救ってくれるのか知りたいんだ
We may lose, and we may win
俺たちは負けることもあるし、勝つこともある
Though we will never be here again
だけど、もう二度とここには戻れない
So open up, I’m climbin’ in
だからドアを開けてくれ、俺は乗り込むよ
So take it easy
だから気楽にいこうぜ
Well, I’m running down the road trying to loosen my load
俺は荷を軽くしようと、道を走り続けている
Got a world of trouble on my mind
俺の頭の中は問題でいっぱいだ
Lookin’ for a lover who won’t blow my cover
俺の正体を暴かない恋人を探している
She’s so hard to find
だけど、そんな相手はなかなか見つからない
Take it easy, take it easy
気楽にいこうぜ、気楽にいこう
Don’t let the sound of your own wheels make you crazy
自分の車輪の音に気を狂わせるな
Come on baby, don’t say maybe
さあ、ベイビー、迷うなんて言わないでくれ
I gotta know if your sweet love is gonna save me
君の愛が俺を救ってくれるのか知りたいんだ
Oh, we got it easy
俺たちは気楽なもんさ
We oughta take it easy
だから気楽にいこうぜ
曲情報
「Take It Easy」(テイク・イット・イージー)は、アメリカのロックバンド イーグルス のデビューシングルで、ジャクソン・ブラウンとイーグルスのメンバーである グレン・フライ によって書かれた。フライがリードボーカルを務め、1972年5月1日にリリースされた。7月22日には Billboard Hot 100 で最高 12位 を記録した。
この曲は バンドのセルフタイトルのデビューアルバム のオープニングトラックであり、イーグルスの代表曲の一つとされている。すべてのライブアルバムやコンピレーションアルバムに収録されており、「ロックの殿堂が選ぶロックを形作った500曲」 にもリストされている。
後にジャクソン・ブラウンは自身の2作目のアルバム 『For Everyman』(1973) のリードトラックとして「Take It Easy」を収録し、シングルとしてもリリースしたが、チャート入りはしなかった。1993年には トラヴィス・トリット がイーグルスのトリビュートアルバム 『Common Thread: The Songs of the Eagles』 にこの曲をカバー。彼のバージョンのミュージックビデオには、13年ぶりにイーグルスのオリジナルメンバー5人が再集結 し、その数か月後にバンドの再結成につながった。
制作背景
ジャクソン・ブラウン は、1971年に自身のデビューアルバムのために「Take It Easy」を書き始めたが、曲の完成に苦戦していた。当時、彼はカリフォルニア州エコーパークのアパートに住んでおり、同じアパートに住んでいた グレン・フライ に曲の初期バージョンを聞かせた。
ある日、ブラウンが「Well, I’m a-standin’ on a corner in Winslow, Arizona…」という未完成の2番の歌詞を弾き語ると、フライはすぐに続くフレーズとして 「Such a fine sight to see. It’s a girl, my lord, in a flatbed Ford, slowin’ down to take a look at me.」 を提案した。このフレーズにブラウンは大満足し、「一緒に完成させよう」と提案。こうして「Take It Easy」は完成し、イーグルスのデビューアルバムの 1曲目 となり、バンド初のシングルとしてリリースされた。
ブラウンの回想
ブラウンはラジオインタビューで、次のように語っている。
「グレン・フライとは、オープンマイクのあるクラブでよく顔を合わせていた。彼がスタジオに遊びに来たとき、曲の断片を見せたんだ。彼は『アルバムに入れるの?』と聞いてきたけど、僕は『間に合わないかもしれない』と答えた。すると彼は『じゃあ、俺たちがやるよ』と言って、ものすごく気に入っていたんだ」
「でも曲がまだ完成していなくて、彼は何度も『仕上げよう』と僕に言ってきた。最初は断ったけど、最終的に『もういい、やってくれ!』と言って、フライに任せたんだ。結果として、彼は最高の仕上げをしてくれた。しかも、僕が考えていたよりも遥かに優れたアレンジを完成させたんだ」
こうして誕生した「Take It Easy」は、イーグルスの代表曲となり、バンドのスタイルを決定づける楽曲となった。
歌詞の意味
flatbed Ford (フラットベッドのフォード) とは?
It’s a girl, my Lord, in a flatbed Ford
あれはフラットベッドのフォードに乗った女の子だ、なんてこった
flatbed Ford(フラットベッドのフォード)は、フラットベッドトラック(荷台が平らなトラック)を指し、フォード社が製造したものを意味する。