動画
曲情報
「シンキング・アウト・ラウド」は、イギリスのシンガーソングライター、エド・シーランの2枚目のスタジオ・アルバム『×』(2014年)に収録された曲。この曲はエド・シーランとエイミー・ワッジによって書かれた。この曲はアルバムの3枚目のシングルとして2014年9月24日に米国でリリースされた。
キッチンでシーランとワッジは2014年2月4日の午前2時に曲を書き始め、20分で完成させた。ワッジによると、歌詞の内容は彼女とシーランが「永遠の愛」について話していたことから生まれたもので、当時の状況に触発されたという。シーランはまた、歌詞は2014年初頭に出会った当時の恋人アシーナ・アンドレロスに触発されたと明かした。シーランは後に、「本当に本当に幸せな時期に交際していた」という曲を書いたと説明している。シーランは祖父母のことも念頭に置いていたこと、老後も愛を持ち続けたこと(歌詞では「70歳まで」の部分)ことも明かした。コーラスの初期バージョンは「今歌っている」(I’m singing out now)だったが、「僕は声に出して考えているんだ」(I’m thinking out loud)になった。
歌詞の意味
この曲は歳月を重ねても変わらない愛を静かに確かめ合う内容になっている。身体が衰えたり記憶が薄れたりしても、互いの魅力や思い出は失われないという確信が中心に置かれ、日常の仕草や触れ合いを通じて深まる関係が描かれる。若さに依存しない愛の持続性が、星空や鼓動といった親密なイメージに重ねられ、長い時間のなかで育まれる安定した絆を肯定する曲となっている。


