【和訳】Elliott Smith – Miss Misery

動画

歌詞&和訳

I’ll fake it through the day
一日をやり過ごす
With some help from Johnnie Walker red

ジョニーウォーカーのレッドラベルの力を借りて
Send the poison rain down the drain

毒の雨を排水溝に流すけど
To put bad thoughts in my head

悪い考えはまだ残ってる
With two tickets torn in half

破られた二枚のチケット
And a lot of nothing to do

そして、やることは何もない
Do you miss me, Miss Misery

僕のことが恋しい?ミス・ミザリー
Like you say you do?

前にそう言ってたよね?

A man in the park
公園にいる男が
Read the lines in my hand

僕の手相を読んで
Told me I’m strong and hardly ever wrong

「君は強くてほとんど間違わない」って言った
I said, “Man, you mean you”

僕は言った「それは君のことだよ」

I had plans for both of us
僕ら二人のために計画を立てたんだ
That involved a trip out of town

街を離れる旅行の計画を
To a place I’ve seen in a magazine

行き先は雑誌で見た場所だよ
That you left lying around

君がそこら辺に置きっぱなしにしていた雑誌のね
I don’t have you with me

君はもう僕と一緒にいないけど
But I keep a good attitude

前向きな姿勢でいられるように努めてるよ
Do you miss me, Miss Misery
僕のことが恋しい?ミス・ミザリー
Like you say you do?

前にそう言ってたよね?

I know you’d rather see me gone
君は僕がいなくなる方が
Than to see me the way that I am

今の僕を見るよりもいいって思ってるのは知ってるよ
But I am in the life anyway

でも、それでも僕は生きている
Next door, the TV’s flashing

隣の部屋ではテレビが点滅して
Blue frames on the wall

青い枠が壁に映っている
It’s a comedy of errors, you see

それは失敗の喜劇なんだ、わかる?
It’s about taking a fall

失敗についての話だよ
To vanish into oblivion

忘却の彼方に消えるのは
Is easy to do

簡単なことなんだ
And I try to be, but you know me

そうなろうとしてるけど、君は知ってるだろ
I come back when you want me to

君が望むときに僕は戻ってくるって
Do you miss me, Miss Misery

僕のことが恋しい?ミス・ミザリー
Like you say you do?

前にそう言ってたよね?

和訳リンク

曲情報

 「ミス・ミザリー」はアメリカのシンガーソングライター、エリオット・スミスの曲。1997年12月7日にプロモーショナルシングルとして発売されたが、アルバムには収録されなかった。日本ではスタジオ・アルバム『XO』に日本版のボーナストラックとして収録された。エリオット・スミスの死後、歌詞が異なる初期バージョンがアルバム『ニュー・ムーン』に収録された。

 ▼Earlyバージョンの記事はこちら

映画のエンディング曲に採用され、最大のヒットとなった

 1997年の映画『グッド・ウィル・ハンティング』のエンディングクレジットとサウンドトラックに採用され、 1998年のアカデミー賞で最優秀オリジナル主題歌賞にノミネートされた。

アカデミー賞での出来事

 1998年3月23日、スミスは第70回アカデミー賞でオーケストラの伴奏と共にこの曲の短縮版を演奏した。アカデミー賞の最優秀オリジナルソング賞にノミネートされるという「衝撃的な」出来事を受け、スミスは当初この式典での演奏を辞退しようとしていたが、プロデューサーに説得され出演を決めた。マドンナが「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が受賞したことを発表した際、彼女は皮肉を込めて「何という驚き!」と述べた。後に彼女はエリオット・スミスを非常に尊敬していると語った。式典後、スミスはその経験を「非現実的で馬鹿げていたが、ある時点で友達が喜ぶならと思って全力で取り組んだよ。ステージに出たらジャック・ニコルソンが約2メートル先に座っていたから、そのエリアを避けて、後ろのバルコニーを見上げて歌った」と述べた。

error: Content is protected !!