動画
曲情報
「クロコダイル・ロック」は、エルトン・ジョンとバーニー・トーピンによって書かれ、1972年夏にフランスのシャトー・デルヴィル・スタジオ(アルバムのクレジットでは「ストロベリー・スタジオ」と記載されている)で録音された曲である。
チャート
この曲は、1973年にリリースされたアルバム『ドント・シュート・ミー・アイム・オンリー・ザ・ピアノ・プレイヤー』の先行シングルとして、1972年10月27日にイギリスで、1972年11月20日にアメリカでリリースされ、1973年2月3日にトップの座に達し、3週間連続でその座を維持して、彼にとって初のアメリカでのナンバーワン・シングルとなった。アメリカでは、1973年2月5日にゴールド、1995年9月13日にRIAAによってプラチナに認定された。カナダでもチャートのトップに躍り出て、2月17日から3月10日までの4週間、RPM 100の全国シングルチャートで1位を維持した。これはMCAレーベル(カタログ番号40000)設立後、同レーベルでシングルとしてリリースされた最初の曲だった(ジョンはそれ以前はユニレーベルに所属していた)。
「スピーディー・ゴンザレス」の影響
パット・ブーンが1962年にヒットさせた「スピーディー・ゴンザレス」のファルセットのフックにも似たような「ラララ」というフレーズがあるが、エルトンは「クロコダイル・ロック」は「『スピーディー・ゴンザレス』や、私たちが愛した50年代、60年代の素晴らしいレコードへの、本当に露骨なオマージュ」だと述べ、その影響を認めている。
「スピーディー・ゴンザレス」の出版元であるバッド・ミュージックは1973年に訴訟を起こし、「クロコダイル・ロック」の一部は「ハーモニーや音色がまったく同じ」と主張した。この訴訟は法廷外で和解した。
歌詞の意味
歌詞は、初期のロックンロール、ポップ・カルチャー、デート、その時代の若者の自立を懐かしく描いている。
タイトル「クロコダイル・ロック」とは?
この曲は50年代から60年代にかけて、常連客がクロコダイル・ロックと呼ばれるあまり知られていないダンスを好んで踊るレストランによく通っていた男の物語である。60年代に起こったさまざまな出来事により、このあまり知られていないダンスは歴史から消え、誰も気にしなくなり、スージーも遠くへ行ってしまった。そんな時代を歌い手が振り返って懐かしんでいるというお話。


