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「Imaginary Friend」(イマジナリー・フレンド)はITZY(イッチ)のアルバム『GOLD』のダブルタイトル曲のうちの一つ。この曲は2024年10月15日18時にアルバムと同時にリリースされ、28日にはミュージックビデオが公開された。
▼もう一つのタイトル曲「GOLD」
歌詞の意味
この曲は、「想像上の友達」という存在に、自分たち=語り手をなぞらえたファンタジックなコンセプトの曲。現実世界で傷ついていたり、夜ひとりで不安になっている誰かのそばに、目に見えない守護者みたいに寄り添う視点で歌われている。
主人公は、自分を“革命”や“進化”、“堕ちた天使”など、ちょっとダークで中二病
感のあるイメージとして描くことで、単なる優しいお友達ではなく、「影の中から守ってくれる存在」「現実と幻想の境界にいる存在」として立ち上がってくる。リスナーの想像力の中に生まれ、夢や願いを現実に近づけるために寄り添う存在、というのが軸になっている。
夜中に名前を呼べば、怖さや不安を和らげてくれるというモチーフも印象的で、天井のモンスターや悪夢といった“子どもの恐怖”をファンタジーとして描きつつ、それを払いのける「味方」としての自分たちを提示している。ここは、ITZYがよくやる“自己肯定”や“味方でいるよ”というテーマの、より物語仕立て・ファンタジー寄りのバージョンと見てもいい。
二番では、「進化した幻影」「記憶の中に育つ幻覚」として設定が少し更新されていて、リスナーの中でこの“イマジナリーフレンド”が成長していく、というイメージが強くなる。ダンスしたり、バイブを共有したりしながら、一緒に走り抜けて上を目指していくという流れになっていて、単に慰めるだけじゃなく、「力をくれる存在」「一緒に前に進むパートナー」に近づいていく。
全体としては、孤独や不安を抱える“あなた”に対して、「たとえ現実にはいなくても、想像の中の私たちが、夜の味方でいてあげる」という、ちょっとメルヘンで、かつメンタルサポート寄りのコンセプトソング。ITZYのこれまでの自己肯定系メッセージを、イマジナリーフレンドという設定で包んだ作品になっている。
タイトル「イマジナリー・フレンド」の意味は?
Imaginary friends(または、pretend friends, invisible friends, made-up friendsとしても知られる)は、想像上の友達であり、心理学的で社会的スキルの発達に関わる現象である。この現象においては、友人関係や他の対人関係が現実の物理的な世界ではなく、想像の中で行われる。



