動画
歌詞&翻訳
I can dim the lights and sing you songs
Full of sad things
灯りを落として、悲しみに満ちた歌を歌ってあげよう
We can do the tango, just for two
タンゴを踊ろう、二人きりで
I can serenade and gently play
On your heart strings
君の心の琴線にそっと触れるように、セレナーデを歌おう
Be a Valentino, just for you
君だけのヴァレンティノになろう
“Ooh love, ooh lover boy
「おお、愛しい人、おお、恋人よ
What’re you doing tonight?”
今夜は何をしているの?」
Set my alarm, turn on my charm
目覚ましをセットして、魅力を振りまく
That’s because I’m a good old-fashioned lover boy
だって僕は昔ながらの恋愛紳士だから
Ooh, let me feel
おお、感じさせてくれ
Your heartbeat (Grow faster, faster)
君の鼓動を(どんどん速く、速く)
Ooh, can you feel my love heat? (Ohh)
おお、僕の愛の熱を感じるかい?(おお)
Come on and sit on my hot seat of love
さあ、僕の熱い愛の座席に座って
And tell me how do you feel, right after all
今、どんな気分か教えてくれ
I’d like for you and I to go romancing
君と僕でロマンチックな時間を過ごしたい
Say the word, your wish is my command
「行こう」って言ってくれたら、君の願いは何でも叶えてあげる
“Ooh love, ooh lover boy
「おお、愛しい人、おお、恋人よ
What’re you doing tonight? Hey boy”
今夜は何をしているの?ねえ、君」
Write my letter, feel much better
手紙を書いて、気分をもっと良くしようよ
I’ll use my fancy patter on the telephone
さらに電話越しに洒落たトークで口説いてみせるよ
When I’m not with you, think of you always
君がいないときも、いつも君を想ってる
I miss you (I miss those long hot summer nights)
寂しいよ(あの長く熱い夏の夜が恋しい)
When I’m not with you, think of me always
僕がいないときも、いつも僕を想ってくれ
Love you, love you
愛してる、愛してるよ
Hey boy where do you get it from?
ねえ君、どうやってそんな魅力を手に入れたんだい?
Hey boy where did you go?
ねえ君、どこへ行ってしまったんだい?
I learned my passion in the good old-fashioned
School of lover boys
僕は昔ながらの恋愛紳士の学校で情熱を学んだんだ
Dining at the Ritz, we’ll meet at nine
リッツでディナーを、9時に待ち合わせしよう
(One, two, three, four, five, six, seven, eight, nine o’clock) precisely
(1、2、3、4、5、6、7、8、9時ぴったり)
I will pay the bill, you taste the wine
僕が支払いをするから、君はワインを味わって
Driving back in style in my saloon will do quite nicely
帰りは僕のサルーンで優雅にドライブしよう
Just take me back to yours, that will be fine (Come on and get it)
それから君の家へ行こう、それで完璧さ(さあ、受け入れて)
Ooh love (There he goes again)
おお、愛しい人(またやってるね)
Ooh lover boy (Who’s my good Old-fashioned lover boy?)
おお、恋人よ(僕の愛しい昔ながらの恋愛紳士は誰?)
(Ooh ooh)
(おお、おお)
What’re you doing tonight? Hey boy!
今夜は何をしているの?ねえ君!
Everything’s all right, just hold on tight
すべて順調さ、しっかりつかまっていて
That’s because I’m a good old
Fashioned (Fashioned) lover boy
だって僕は昔ながらの恋愛紳士だからね
曲情報
「Good Old-Fashioned Lover Boy」 (グッド・オールド・ファッションド・ラヴァー・ボーイ) は、イギリスのロックバンド・Queen (クイーン) の楽曲である。1976年のアルバム『A Day at the Races』に収録され、Freddie Mercury (フレディ・マーキュリー) によって作詞・作曲された。1977年には7インチシングルとしてもリリースされ、イギリスのシングルチャートで17位を記録した。
背景と構成
この楽曲は、バンドメンバーが作曲したブリティッシュ・ミュージックホールに影響を受けた曲の一つである。曲はマーキュリーのピアノとボーカルから始まり、コーラス部分でベースとドラムが加わる。続く2番のヴァースが歌われた後、再びコーラスが登場する。ここでドラム、ベース、ギターが抜け、ブリッジ部分に入る。このブリッジでは、マーキュリーとMike Stone (マイク・ストーン) が「Hey boy where’d you get it from, hey boy where did you go?」と歌う。その後、Brian May (ブライアン・メイ) のギターソロが続き、最後のヴァースが歌われた後、コーラスで曲が締めくくられる。
歌詞の内容は、「昔ながらの恋多き男」が一夜の歓楽とロマンスを楽しみにしている様子を描いている。
ライブパフォーマンスとその他の出演
この曲はBBCの『Top of the Pops』のためにバンドによって部分的にリップシンクされた。この番組のバージョンでは、ドラムのRoger Taylor (ロジャー・テイラー) がMike Stoneのパートを歌っている。
また、「Good Old-Fashioned Lover Boy」は『A Day at the Races Tour』から『News of the World Tour』の終盤までライブで演奏されていた。メドレーの一部として「Killer Queen」の後に演奏され、最初の2ヴァースと最後のコーラス部分が披露された。
パーソネル
- Freddie Mercury – リードボーカル、バックボーカル、ピアノ
- Brian May – エレクトリックギター、バックボーカル
- Roger Taylor – ドラム、トライアングル、ウッドブロック、バックボーカル
- John Deacon – ベース
- Mike Stone – 追加ボーカル
歌詞の意味
タイトル「Good Old-Fashioned Lover Boy」の意味は?
That’s because I’m a good old-fashioned lover boy
だって僕は昔ながらの恋愛紳士だから
”lover boy” という言葉自体は、基本的に「恋愛好きな男」「女性を口説くのが得意な男」「恋多き男」という意味を持つ。ただし、”good old-fashioned” がつくことで、そのニュアンスが変わる。
“good old-fashioned lover boy” を分解して考える
- lover boy
- 直訳すれば「恋愛少年」という意味だが、実際には「恋愛好きな男」「女性を口説くのが得意な男」という意味で使われる。
- 文脈によっては「プレイボーイ」のような軽いニュアンスも含まれることがある。
- good old-fashioned
- 「良き昔ながらの」「古風な」という意味。
- 「昔ながらの」という形容がつくことで、「軽薄なプレイボーイ」ではなく「ロマンチックで紳士的な恋愛をする男」というニュアンスが出る。
「恋愛紳士」と訳せる理由
「lover boy」を単に「恋多き男」とすると軽すぎたり遊び人的なイメージになりがちだが、「good old-fashioned」がつくことで、「昔ながらのロマンチックな恋愛をする紳士」というニュアンスが生まれる。
Valentino(ヴァレンティノ)とは?
Be a Valentino, just for you
君だけのヴァレンティノになろう
ヴァレンティノ(Valentino) とは、1920年代に活躍したイタリア生まれのアメリカ人俳優、ルドルフ・ヴァレンティノ(Rudolph Valentino, 1895-1926)を指す。
彼はサイレント映画時代の大スターであり、「銀幕のラテン・ラヴァー(The Latin Lover)」として有名だった。特に女性ファンから絶大な人気を誇り、情熱的でロマンチックな役柄を多く演じた。