【和訳】The Smiths – The Headmaster Ritual

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歌詞&翻訳

Belligerent ghouls run Manchester schools
好戦的なグール共がマンチェスターの学校を支配している
Spineless swines, cemented minds
腰抜けの豚野郎共、セメントのように固まった頭

Sir leads the troops, jealous of youth
校長が部隊の指揮を執っている、若さに嫉妬して
Same old suit since 1962
1962年から同じスーツを着ている
He does the military two-step down
彼は軍隊のツーステップを踏む
The nape of my neck
僕の首筋で

I wanna go home
家に帰りたい
I don’t want to stay
こんなところにはいたくない
Give up education
学ぶことなんて放棄しよう
As a bad mistake
こんなのはひどい間違いだ

Mid-week on the playing fields
週の半ばに運動場で
Sir thwacks you on the knees
校長が膝を叩き
Knees you in the groin, elbow in the face
股間に膝蹴り、顔に肘鉄
Bruises bigger than dinner plates
そしてディナー用の皿より大きなあざができる

I wanna go home
家に帰りたい
I don’t wanna stay
ここにはいたくない

Belligerent ghouls run Manchester schools
好戦的なグール共がマンチェスターの学校を支配している
Spineless bastards, all
腰抜けのクソ野郎共だ、全員

Sir leads the troops, jealous of youth
校長が部隊の指揮を執っている、若さに嫉妬して
Same old jokes since 1902
1902年から同じジョークを言い続けている
He does the military two-step down
彼は軍隊のツーステップを踏む
The nape of my neck
僕の首筋で

I wanna go home
家に帰りたい
I don’t want to stay
こんなところにはいたくない
Give up life
人生なんて放棄しよう
As a bad mistake
こんなのはひどい間違いだ

Please excuse me from gym
体育を休ませてください
I’ve got this terrible cold coming on
ひどい風邪をひきそうなんです
He grabs and devours, he kicks me in the showers
彼は僕を掴んでむさぼり喰い、シャワー室で蹴飛ばし
Kicks me in the showers and he grabs and devours
シャワー室で蹴飛ばし、僕を掴んでむさぼり喰う

I want to go home
家に帰りたい
I don’t want to stay
ここにはいたくない

和訳リンク

曲情報

 「The Headmaster Ritual」(読み:ザ・ヘッドマスター・リチュアル、意味:校長の儀式)は、イギリスのバンド、ザ・スミスの曲で、彼らの2枚目のスタジオアルバム「ミート・イズ・マーダー」(1985年)の1曲目として収録されている。オランダではシングルとしてリリースされた。作曲はジョニー・マー、作詞はモリッシー。

 イギリスの教育と体罰に対する批判として書かれた「The Headmaster Ritual」は、ビートルズ、ジョニ・ミッチェル、MC5など多様なアーティストからインスピレーションを得た、ジャラジャラとしたギターのラインが特徴的である。この曲は、その歌詞でイギリスで注目と論争を巻き起こした。この曲は、モリッシーのボーカルと歌詞、そしてマーのギターで批評家の称賛を集めた。

 「The Headmaster Ritual」は、イギリスの教育制度に対する批判として書かれた曲で、マンチェスターの学校を運営していた「好戦的なグール共」を引き合いに出している。曲の中で、ジョニー・マーがモリッシーに歌詞について提案をした唯一の箇所が、「bruises bigger than dinner plates (ディナー用の皿よりも大きいあざ)」というフレーズを「bruises big as dinner plates (ディナー用の皿くらい大きいあざ)」に変えるというものだった。マーの回想では、「その時、彼は確かに眉をひそめたんだ。そして考え込むためにその場を離れた。24時間後に再会したとき、彼はこの提案をじっくり考えたと言って、僕の観察眼に感心していたよ。でも、もちろん、結局は何もしなかったんだ!」

 モリッシーの歌詞は、マンチェスターのストレトフォードにあるセント・メアリーズ中学校での彼自身の不幸な学生時代からインスピレーションを得ている。この曲の怒りは教師たちによる残忍な暴力に向けられている。

歌詞の意味

He does the military two-step down
彼は軍隊のツーステップを踏む
The nape of my neck
僕の首筋で

 この部分は詩的な表現なのでネイティブにもはっきりしたことはわからないが、軍隊の力強く規則正しい動きが首筋という繊細な部分で行われることは、恐怖や不快感、プレッシャーを表現していると考えられる。

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