【曲解説】98 Degrees – I Do (Cherish You)

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曲情報

「I Do(Cherish You)」はアメリカのボーイバンド98 Degreesによる楽曲。この曲は、1998年のアルバム「98 Degrees and Rising」に収録されている。オリジナルはカントリー歌手のマーク・ウィルスによってリリースされたが、98 Degreesが1999年にカバーして広く知られるようになった。

  • リリース年: 1999年7月12日
  • アルバム: “98 Degrees and Rising”
  • ジャンル: ポップ、R&B
  • 作詞作曲: ダン・ヒル、キース・ステガル
  • リードボーカル: ニック・ラシェイ

チャート成績

  • ビルボードHot 100: 最高位13位
  • カナダ・アダルトコンテンポラリーチャート: 1位

この曲は、映画『ノッティングヒルの恋人』のサウンドトラックにも収録されており、テレビ番組『City Guys』のエピソード「Dance Fever」でも98 Degreesがパフォーマンスを行っている。

ミュージックビデオ

ミュージックビデオでは、メンバーが結婚式のシーンでプロポーズする場面が描かれている。ビデオの終わりには、花嫁がダスティン・ダイアモンド(「Saved By The Bell」のスクリーク役)と結婚するというサプライズがある。

歌詞の意味

この曲は揺るぎない愛を誓う“プロポーズの言葉”のような告白が中心に置かれている。語り手は自分が持つすべて、これからの人生そのものを相手に捧げたいという気持ちをまっすぐに語りかける。相手の微笑みや触れ合いが自身の中に眠っていた感情や情熱を目覚めさせた存在として描かれ、その変化の大きさが「世界が開けた」「新しい楽園へ導かれた」という言い回しに象徴されている。

「考えるまでもなく愛している」という繰り返しはこの感情が理屈ではなく深いところから湧き出る衝動であることを示し、長い間言えずにいた気持ちをついに伝える瞬間の緊張と確信が滲む。過去の孤独や迷いを経て、ようやく見つけた唯一無二の相手を人生の終わりまで大切にすると誓う純粋で王道のラブバラードとなっている。

I doは結婚式の誓いの言葉

この歌詞に出てくる「I do」は結婚式の誓いの言葉である。以下は神父が新郎新婦に対して尋ねる質問である。この質問の後に、新郎新婦はそれぞれ「I do(誓います)」と答えることになる。

新郎への質問:
“Do you, [新郎の名前], take [新婦の名前] to be your lawfully wedded wife, to have and to hold, from this day forward, for better, for worse, for richer, for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish, till death do you part?”
「あなた、[新郎の名前]さんは、[新婦の名前]さんを正妻として迎え、今日から先、良き時も悪しき時も、富める時も貧しい時も、病める時も健やかなる時も、愛し、慈しみ、死が二人を分かつまで共に歩むことを誓いますか?」

新婦への質問:
“Do you, [新婦の名前], take [新郎の名前] to be your lawfully wedded husband, to have and to hold, from this day forward, for better, for worse, for richer, for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish, till death do you part?”
「あなた、[新婦の名前]さんは、[新郎の名前]さんを正夫として迎え、今日から先、良き時も悪しき時も、富める時も貧しい時も、病める時も健やかなる時も、愛し、慈しみ、死が二人を分かつまで共に歩むことを誓いますか?」

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