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曲情報
「jellyous」はHYBE所属の韓国のガールズグループ、ILLIT(アイリット)の曲。この曲は3rd Mini Album 『bomb』の収録曲として6月16日18時にリリースされた。
歌詞の意味
この曲は好きな相手のちょっとした言動ひとつに、胸がふわっと甘くなったり、急に不安でざわついたりする“片思いの情緒全部乗せ”を、ポップでかわいい質感に変換して描いている。タイトルの jellyous は jelly(甘い・ぷるぷる)+ jealous(嫉妬)の造語で、嫉妬すらお菓子みたいにキュートにしてしまう世界観が軸になっている。
主人公は、相手のSNS更新ひとつ、DMのやりとりひとつで一喜一憂していて、「これデートなの? ただの優しさなの?」と、嬉しさと不安が交互に押し寄せている。その気持ちの揺れ方は超リアルで、片思いの“全部がサインに見えてしまう時期”をそのまま音にしているようになっている。
前半はときめきが強くて、ハートの形やピンク色を連想する甘い妄想でいっぱいになっていて、ほんとうに恋の泡が弾けているみたい。それが後半になると、「みんなにこんなふうに優しいの?」「これって私だけ?」という不安が噴き出して、甘い味が急にすっぱい味に変わる。恋の感情のフレーバーが、瞬間ごとにカラフルに入れ替わる様子を“jelly shower”“flavor”といったイメージで表現しているのが巧い。
そんなふうに振り回されながらも、主人公は結局「好きすぎて jellyous」という気持ちに戻ってしまう。嫉妬も不安も全部ひっくるめて、それでも心が相手でいっぱいになっているという、初期の恋特有の熱と甘さをそのまま抱きしめている曲になっている。
タイトル「jellyous」の意味
「jellyous」は、英単語の 「jealous(嫉妬している)」 と 「jelly(ゼリー)」 を掛け合わせた造語だと考えられる。
▼「My World」の歌詞に「sour jelly(サワーゼリー=酸っぱいゼリー)」が登場しているため、この「jellyous」という造語はILLITの物語要素(lore)を強めるためのセルフオマージュだと言える。



