動画
歌詞&翻訳
Who knows what tomorrow brings
明日がどうなるかなんて誰にもわからない
In a world few hearts survive
この世界で生き残るには強い心を持たなきゃいけない
All I know is the way I feel
わかっているのは、この胸にある気持ちだけ
When it’s real, I keep it alive
それが本物なら、ずっと大切に守り続ける
The road is long
道は長く
There are mountains in our way
行く手には山々が立ちはだかる
But we climb a step every day
けれど僕らは一歩ずつ登っていく
Love lift us up where we belong
愛が僕らを高みへと運んでくれる
Where the eagles cry, on a mountain high
ワシの鳴き声が響く山の頂へと
Love lift us up where we belong
愛が僕らを高みへと運んでくれる
Far from the world below, up where the clear winds blow
地上の世界から遠く離れ、澄んだ風が吹き抜ける場所へ
Some hang on to “Used to be”
「昔はよかった」と過去にしがみつき
Live their lives looking behind
後ろばかりを見て生きる人もいる
All we have is here and now
でも私たちにあるのは今ここにあるもので
All our lives, out there to find
人生はこれから外へ探しにいくものなの
The road is long
道は長く
There are mountains in our way
行く手には山々が立ちはだかる
But we climb a step every day
けれど僕らは 一歩ずつ登っていく
Love lift us up where we belong
愛が僕らを高みへと運んでくれる
Where the eagles cry, on a mountain high
ワシの鳴き声が響く山の頂へと
Love lift us up where we belong
愛が僕らを高みへと運んでくれる
Far from the world we know, where the clear wind blows
地上の世界から遠く離れ、澄んだ風が吹き抜ける場所へ
Time goes by
時は過ぎていく
No time to cry
泣いている暇もないほどあっという間に
Life’s you and I
人生とは君と僕
Alive, today
今日も生きている
Love lift us up where we belong
愛が僕らを高みへと運んでくれる
Where the eagles cry, on a mountain high
ワシの鳴き声が響く山の頂へと
Love lift us up where we belong
愛が僕らを高みへと運んでくれる
Far from the world we know, where the clear winds blow
地上の世界から遠く離れ、澄んだ風が吹き抜ける場所へ
Love lift us up where we belong
愛が僕らを高みへと運んでくれる
Where the eagles cry, on a mountain high
ワシの鳴き声が響く山の頂へと
Love lift us up where we belong
愛が僕らを高みへと運んでくれる
曲情報
「Up Where We Belong」(アップ・ホエア・ウィ・ビロング)は、ジャック・ニッチェ、バフィー・セント=メリー、ウィル・ジェニングスによって作詞・作曲され、ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズが1982年の映画『愛と青春の旅だち(An Officer and a Gentleman)』のために録音した楽曲である。ウォーンズは過去のサウンドトラックでの成功から本作の歌唱を依頼され、デュエット形式を提案してコッカーと共演することになった。ジェニングスはニッチェとセント=メリーのスコアをもとに構成を作り、人生と愛の苦難や障害をテーマとする歌詞を加えた。映画公開に合わせて1982年7月にリリースされた。
この曲は全米ビルボードHot 100で1位を獲得し、他国でもチャートを制した。アメリカで100万枚以上を売り上げ、RIAAにより「Songs of the Century」に選出された。コッカーとウォーンズはグラミー賞最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ・ボーカル部門)を受賞し、ニッチェ、セント=メリー、ジェニングスはアカデミー賞およびゴールデングローブ賞の歌曲賞を受賞した。しかし、一部の業界関係者は、この曲がコッカーを音楽的ルーツから遠ざけたと批判した。
1984年にはゴスペルデュオのBeBe & CeCe Winansが宗教的バージョンを録音し、クリスチャンラジオで放送された。1996年のリメイクはGMAドーヴ賞を受賞。以降も『ファミリー・ガイ』や『ザ・シンプソンズ』などテレビ番組で映画のラストシーンのパロディに使われている。
背景
1982年2月24日、ジョー・コッカーはグラミー賞でジャズグループのクルセイダーズと共演し、「I’m So Glad I’m Standing Here Today」を披露した。この姿をテレビで見たジェニファー・ウォーンズは感動し、コッカーと歌うことを決意した。映画の監督テイラー・ハックフォードは当初新曲の予算がなかったが、パラマウントの音楽責任者ジョエル・シルと密かに計画を進め、最終的にウォーンズの提案でデュエットが採用された。ウォーンズは「ジョーと歌うアイデアは私のもの」と語っている。
映画の男女主人公(リチャード・ギアとデブラ・ウィンガー)の関係性を反映させるため、ウォーンズの柔らかな声とコッカーの荒々しい声の対比が重視された。コッカー自身は「Love, lift us up…」という部分にヒットの可能性を感じ、参加を決めたと述べている。
作曲と歌詞
映画の最後のシーンを飾る曲として、ハックフォードはエンドクレジットに流す主題歌を求めていた。ニッチェはスコア作曲に苦戦していたが、セント=メリーが作りかけていた「Up Where We Belong」の旋律を提示。最終的にジェニングスが映画のラフカットを見て構成と歌詞を完成させた。彼は「映画全体に散らばっていた音楽の断片を一つにまとめ、コーラスやヴァースを組み立てた」と語っている。
楽曲はDメジャーで書かれ、ボーカル音域はA3からG5に及び、最後のコーラスではE♭メジャーに転調する。歌詞は「人生と愛の苦闘、避けようとする障害」を描いている。