【和訳】Elton John – I Want Love

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歌詞&和訳

I want love, but it’s impossible
愛が欲しい、でも無理なんだ
A man like me, so irresponsible

俺みたいに無責任な男は
A man like me is dead in places

俺みたいに死んでいる男は
Other men feel liberated

他の男は生き生きとしているのに

And I can’t love, shot full of holes
そして俺は愛することができない、穴だらけの体に
Don’t feel nothing, I just feel cold

撃たれても何も感じないよ、感じるのは寒さだけだ
Don’t feel nothing, just old scars

何も感じないよ、ただの古傷だから
Toughening up around my heart

それが心を強くしているんだ

But I want love, just a different kind
でも俺は愛が欲しい、ただ違う類の愛が
I want love, won’t break me down

俺は愛が欲しい、俺を壊したり
Won’t brick me up, won’t fence me in

レンガで囲ったり、柵で囲ったりしない愛が
I want a love that don’t mean a thing

意味のない愛が欲しい
That’s the love I want, I want love

それが俺の欲しい愛だ、愛が欲しい

I want love on my own terms
自分の思い通りになる愛が欲しい
After everything I’ve ever learned

これまで学んだことすべてを経て
Me,
I carry too much baggage
荷物が多すぎるけど
Oh man, I’ve seen so much traffic

ああ、出会いと別れを経験しすぎたんだ

But I want love, just a different kind
でも俺は愛が欲しい、ただ違う類の愛が
I want love, won’t break me down

俺は愛が欲しい、俺を壊したり
Won’t brick me up, won’t fence me in

レンガで囲ったり、柵で囲ったりしない愛が
I want a love that don’t mean a thing

意味のない愛が欲しい
That’s the love I want, I want love

それが俺の欲しい愛だ、愛が欲しい

So bring it on, I’ve been bruised
だから持ってきてくれよ、俺はずっと心に傷を負ったままなんだ
Don’t give me love that’s clean and smooth

淫らじゃない愛や上品な愛なんていらない
I’m ready for the rougher stuff

もっと乱暴なことへの心の準備はできてる
No sweet romance, I’ve had enough

甘いロマンスもいらない、もう飽きたよ

A man like me is dead in places
俺みたいな死んでいる男は
Other men feel liberated

他の男は生き生きとしているのに

But I want love, just a different kind
でも俺は愛が欲しい、ただ違う類の愛が
I want love, won’t break me down

俺は愛が欲しい、俺を壊したり
Won’t brick me up, won’t fence me in

レンガで囲ったり、柵で囲ったりしない愛が
I want a love that don’t mean a thing

意味のない愛が欲しい
That’s the love I want, I want love

それが俺の欲しい愛だ、愛が欲しい

I want love, just a different kind
でも俺は愛が欲しい、ただ違う類の愛が
I want love, won’t break me down

俺は愛が欲しい、俺を壊したり
Won’t brick me up, won’t fence me in

レンガで囲ったり、柵で囲ったりしない愛が
I want a love that don’t mean a thing

意味のない愛が欲しい
That’s the love I want, I want love

それが俺の欲しい愛だ、愛が欲しい

曲情報

 「アイ・ウォント・ラブ」はイギリスのミュージシャン、エルトン・ジョンによる2001年の曲で、彼のアルバム『Songs from the West Coast』からの最初のシングルとしてリリースされた。

解釈

 MVに出てくるのは俳優のロバート・ダウニー・ジュニアで、当時薬物依存のリハビリ施設に収容されており、この曲の歌詞がぴったり当てはまるということで、MV制作を担当したサム・テイラー=ジョンソンにより起用された。

 ということで、この曲は一見恋愛ソングに見えて薬物依存についての曲と言われている。

 「穴だらけの体に撃たれても何も感じないよ」=薬物により心身がボロボロ
 「感じるのは寒さだけだ」=薬が切れると寒さを強く感じる

でも俺は愛が欲しい、ただ違う類の愛が
俺は愛が欲しい、俺を壊したり
レンガで囲ったり、柵で囲ったりしない愛が
意味のない愛が欲しい

 この部分は解釈が難しい。欲しいと言っている愛がドラッグのことだとしたら、それは自分を壊す愛にならざるを得ない。レンガや柵の部分は薬物をやめられない依存のことを言っているのだとしたら、この部分は薬物の気持ちよくなれる効果が欲しいと思いながらも、それに伴う心身の破壊や中毒症状は引き受けたくないという意味だろうか。それともこの部分は前の部分を否定する形で、つまりドラッグを否定する形で本来の意味の愛を言っていて、ドラッグの心身の破壊や中毒症状はいらない、意味のない愛(=セフレのような関係の傷つかない恋愛)が欲しいと言っているのだろうか。

だから持ってきてくれよ、俺はずっと心に傷を負ったままなんだ
淫らじゃない愛や上品な愛なんていらない
もっと乱暴なことへの心の準備はできてる
甘いロマンスもいらない、もう飽きたよ

 先程の歌詞に続くこの部分は明らかに普通の恋愛を否定してドラッグを望んでいる。そう考えるとこの曲はドラッグが欲しいと言う気持ちと、ドラッグをやめたいという気持ちの葛藤の曲になっている

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