【曲解説】Angus & Julia Stone – The Devil’s Tears

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曲情報

「The Devil’s Tears」(ザ・デビル・ティアーズ)はAngus & Julia Stone(アンガス・アンド・ジューリア・ストーン)の2010年のアルバム『ダウン・ザ・ウェイ』に収録された曲。

歌詞の意味

この曲は誘惑と忠誠の葛藤を寓話的に扱っている。語り手は“悪魔”から宇宙や永遠の命といった圧倒的な報酬を提示されるが、心の中心には常に一人の女性の姿があり、その存在がどんな誘惑よりも強い拠りどころとして示される。悪魔の提案は力や自由などの極端な価値を象徴する一方で、語り手はそれを受け入れながらも決して彼女を手放さないという姿勢を保っている。

愛は呪いとも盗人とも呼ばれ、痛みと救いが同時に含まれるものとして扱われるが壊れた骨が癒えるように心の傷も回復するという認識が支えとなっている。全体として、圧倒的な誘惑の中でも揺らがない愛情の在り方が神話的な語り口で静かに提示されている。

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