【和訳】Radiohead – Street Spirit (Fade Out)

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歌詞&和訳

Rows of houses, all bearing down on me
立ち並ぶ家々から圧迫感を感じる
I can feel their blue hands touching me

彼らの青い手が俺に触れているのがわかる
All these things into position

これら全てがあるべき場所にある
All these things we’ll one day swallow whole

これら全てがいつか我々に飲み込まれるんだ
And fade out again and fade out

そしてまた消えていく

This machine will, will not communicate
この機械は理解しない
These thoughts and the strain I am under
俺の思考と重圧を
Be a world child, form a circle

世界の子供たちになって、輪を作ろう
Before we all go under

みんなが沈む前に
And fade out again and fade out again

そしてまた消えていく

Cracked eggs, dead birds
割れた卵、死んだ鳥
Scream as they fight for life

命を懸けて戦う彼らの叫び声
I can feel death, can see its beady eyes

死を感じる、そのビーズのように輝く小さな丸い目が見える
All these things into position

これら全てがあるべき場所にある
All these things we’ll one day swallow whole

これら全てがいつか我々に飲み込まれるんだ
And fade out again and fade out again

そしてまた消えていく

Immerse your soul in love
魂を愛に浸せ
.iMMersE your soUL in LOVE.

魂を愛に浸せ

和訳リンク

曲情報

 「ストリート・スピリット」は、1995年にリリースされたレディオヘッドのセカンドアルバム『ザ・ベンズ』に収録された曲。1996年にシングルカットされた。

 トムは1993年11月1日にカナダのテレビ番組「ミュージック・プラス」でこの曲を初披露した。この時点では、曲のタイトルは「Three-Headed Street Spirit」で、「Immerse Your Soul In Love」のエンディングはまだ書かれていなかった。

 トムは、ベン・オクリの『The Famished Road』からこの曲のインスピレーションを得たと語った。 その本には主人公を道に導く三つ頭の精霊が登場するため、そこからタイトルが付けられたと思われる。

 「Paranoid Android」までは、これがバンドのチャート最高位の曲だった。

インタビュー情報

フィル:この曲でのエドのギタープレイは並外れたもので、比類のないものだ。

エド:ジョニーのお気に入りだと思う。アルバムの締めくくりとしてはこの曲以外の選択肢なんてないよ。

ジョニー:ダウランドが書いてスコット・ウォーカーが編曲した俺たちのマドリガルだ。俺のお気に入りの曲は、『Pablo Honey』の最後の曲のようなものだった。

コリン:「お気に入り」のレコードの中での個人的なお気に入りだね。タワーのフィードバック / 歪めたギターサウンドなどがないってどういうこと??!!

トム:これがどこから来たのか本当にわからない。クリスマスが大好きだから、クリスマスシングルにして欲しいな。

Answerphone、1995年3月下旬から4月頃

トム:これは『My Iron Lung』の頃に書かれたもので、完全にそれ自身で書かれた曲の一つだった。すべてはこの一つのリフから生まれていた。リフを何度も繰り返すステレオラブのような曲が大好きだ。

Unknown

 「ストリート・スピリット」は俺たちの最も純粋な曲だけど、俺が書いたわけじゃない…それはそれ自身が自ら書いたんだ。俺たちは単なるメッセンジャーだった…それの生物学的触媒だ。そのコアは俺にとって完全に謎だ…そして(一時停止)ご存知のように、俺はそんな絶望的なものを書こうとは決して思わない…俺たちの最も悲しい曲はすべて、どこかに少なくとも決意の輝きを持っている…「ストリート・スピリット」には決意がない…それは出口に光のない暗いトンネルだ。

Mojo、2001年6月、2001年4月12日のインタビュー